📝 エピソード概要
本エピソードでは、フリーアナウンサー徳永有美さんが、主婦業を経て報道の世界へ復帰した道のりを深く掘り下げます。東京オリンピックをきっかけに再燃した仕事への情熱、テレビ朝日とAbemaでの活動を通じて経験した、地上波からネットへの情報伝達の変遷、そして、コメント時代におけるキャスターとしての適切な距離感について語られます。仕事と家族、それぞれの人生を主体的に生きる徳永さんの、誠実なスタンスが垣間見える回です。
🎯 主要なトピック
- 主婦時代の情熱の模索と復帰の契機: 主婦時代に様々な習い事に挑戦するも満たされなかった「情熱」が、東京オリンピックと世界水泳福岡の開催決定を機に、報道の仕事への復帰願望として初めて意識された。
- 古巣への挨拶とAbemaでの挑戦: 復帰を決意し、テレビ朝日に「名乗り」を上げに行った後、2016年のAbema開局と同時に昼の報道番組を担当。地上波とは異なるネットならではの自由な環境で、創生期の熱気と仕事の楽しさを再認識した。
- ネットと地上波の情報源の交差: Abemaでの経験を通じて、情報源がテレビ・新聞からネットへシフトする時代を実感。特に選挙や災害時において、地上波番組がネットの論調を無視できなくなり、両メディアが相互に影響し合う状況を語る。
- コメント欄の進化と「ためらい機能」: ヤフコメなどのプラットフォームが、誹謗中傷対策として、投稿前にAIが不適切な表現を警告し修正を促す「ためらい機能」を導入している現状と、その効果について議論された。
- 仕事への集中と家族との距離感: 著名人としての評価に振り回されることなく、目の前の仕事に誠実に集中するスタイルを維持。また、子育てにおいては、子供の人生と自分の人生を重ねず、お互いに主体性を持って生きることを大切にしている。
💡 キーポイント
- 長期のブランクから復帰する際、古巣であるテレビ朝日への強い帰属意識(テレビ朝日っこ)を再確認した。
- Abemaの創生期は、若い猛者たちが報道のあり方を熱く議論し、新しいことに挑戦できる「文化祭のような」雰囲気だった。
- キャスターとして世間の評価を過度に気にしすぎると「自分を持っていかれる」ため、意識的に目の前の仕事に没頭する姿勢が重要である。
- ネットでの「ためらい機能」は、一時的な感情で書かれた攻撃的なコメントに対し、AIが表現の変更をサジェストすることで、一定の抑制効果を発揮している。
- 徳永氏は、仕事も子育ても「アンコントローラブルな存在(子供)」が隣にいるからこそ、自分の仕事への思いを再認識できると語った。

