📝 エピソード概要
U-NEXT HOLDINGS CEOの宇野康秀氏が、大阪道頓堀で過ごした幼少期から、起業家としてのキャリアを志した原点を辿る前半戦です。実家が雀荘だったこと、USEN創業者の父親がどのようにして有線放送事業を着想したかという興味深いエピソードが語られます。
また、経営者伝記を読み漁り起業家を目指した少年時代、東京の大学へ進学し、学生企業とイベントサークル活動を通じて後の経営に不可欠な実務能力とリーダーシップの自信を獲得した経緯が詳細に語られています。
🎯 主要なトピック
- USEN創業の着想: 父親(USEN創業者)は元々雀荘の代打ちだったが、夜遊びに行ったキャバレーで、女性客がレコード交換のために頻繁に席を立つという「ペイン」を解消するため、有線放送事業を思いついた。
- 有線放送の強引な拡大: 創業当初、電波免許や課金技術がなかったため、商店街のアーケードや電柱に勝手に線を這わせて配線を実施。違法状態ながらも、圧倒的な市場ニーズを得て事業を拡大した。
- 経営者への憧れ: 少年時代に偉人の伝記を読み、発明家や音楽家ではなく「経営者」が世の中を変え、自分にもチャンスがある職業だと確信。高校時代には昭和の偉大な経営者の本を読み漁った。
- 起業決意と東京進出: 学生起業家が活躍する東京の文化に憧れ、起業するための猶予期間を得るため上京を決意。リクルートの存在を意識し始める。
- 父親からの猛反対と絶縁: 起業を報告した際、自身も創業者である父から「絶対失敗する」と猛反対され、一時的に「二度と帰ってくるな」と絶縁された経験。
- イベントサークルでの実践経験: 大学の先輩のイベント制作会社で学生社員として働き、実務を通じて「最悪自分たちだけでも食っていける」という金銭的な自信を獲得した。
- リーダーシップの獲得: 大規模なインカレサークル(キャンパスリーダーズサミット)の幹部を務める中で、元々自信がなかったリーダーシップ能力を磨き、組織を動かす力を身につけた。
💡 キーポイント
- USEN創業は、ビジネスの機会が身近な「不便さの解消」というシンプルな着想から生まれた。
- 宇野氏が後のインテリジェンス創業時に抱いていた「食いっぱぐれることはない」という自信は、大学生時代のイベント制作で得た収益実績に基づいている。
- 学生時代のサークル活動では、後のリクルート社長となる根岸氏とともに団体を立ち上げるなど、後のビジネスシーンに繋がるネットワークを築いた。
- 起業を目指す上で、厳しい父親からの大反対は、かえって「二度と帰らない」という強い決意と覚悟を固めるきっかけとなった。

