最近、部屋の模様替えをしたどてらい!
どうやら生活に潤いが増したよう。
なぜ人は突然模様替えをしたくなるのか?
「模様替えの行動心理学」に始まり、「面で捉えるモードチェンジ」、「ノイズは集中高めるギミックだ」、「ホンバンコンセントレーション」と、場所の魔力にまつわる漠然を語り合う。
毎週金曜日に配信している「終わらない雑談」。
今日もお聴き流しください。
【目次】
- 00:00:00 模様替えの行動心理学
- 00:12:06 面で捉えるモードチェンジ
- 00:20:28 ノイズは集中高めるギミックだ
- 00:25:15 ふたり異なる入り込むルーティン
- 00:29:45 ホンバンコンセントレーション
【要約】
- 00:00:00 模様替えの行動心理学
最近、仕事の忙しさが極まり、能率が落ちていたどてらい。そこで突然「これは部屋の配置が悪いのでは」と思い立ち、時間を作って模様替えを決行する。結果、仕事に集中しやすくなり、気分も晴れやかになり、寝入りや寝起きまで改善したという。話は、なぜ人は忙しい時ほど模様替えをしたくなるのかへ。ハマナカも、作業机と仕事机のあいだに棚を置いたことで動線が悪くなり、体調が悪くなるほど違和感を覚えた経験を語る。日当たり、風通し、家具の位置、起きてから動くまでの導線。部屋の配置は、思った以上に生活と心を支配しているらしい。
- 00:12:06 面で捉えるモードチェンジ
話は、部屋を「面」で捉えるモードチェンジへ。仕事と私生活のバランスを考えた時、どこを見るか、どの壁に向かうか、どの机に座るかで、心と身体のモードは変わる。どてらいは、模様替えによって「仕事をする場所」「生活する場所」「休む場所」の感覚が分かれ、生活の流れが整ったことを実感する。ハマナカも、折り紙の作業机と別の仕事机など、用途ごとに空間を切り分ける重要性を語る。部屋は単なる箱ではない。壁、机、窓、出入り口といった面が、無意識に人の行動や思考のスイッチを押しているのかもしれない。
- 00:20:28 ノイズは集中高めるギミックだ
集中するには静かで真っ白な空間がよいのかと思いきや、ふたりの感覚は少し違う。どてらいは、背景に多少の散らかりや視覚情報がある方が、思考の取っかかりが生まれると語る。真っ白な壁を見ていると、むしろ考えが止まってしまうことがある。ハマナカも、外部からの情報や雑味が、連想や思考のきっかけになる可能性に触れる。適度な視覚情報や環境のざわめきは、集中へ入るためのギミックになることがある。雑味は、脳に火花を散らす導火線なのだ。
- 00:25:15 ふたり異なる入り込むルーティン
集中に入るためのルーティンは、人によって大きく違う。ハマナカは、折り紙やスケッチなど、手を動かすことで思考や集中のスイッチが入る。どてらいは、画面を一定時間見続けることで、集中できるかどうかを測るような感覚がある。さらに格闘技や武道の話になると、集中に入った時には周囲の雑音が消えるような感覚があるという。集中とは、単に「がんばる」ことではなく、自分の身体がどんな入口から深く潜れるのかを知ることでもある。
- 00:29:45 ホンバンコンセントレーション
終盤では、練習と本番の集中の違いへ。練習ではできるのに、本番ではできない。あるいは、本番だからこそ力が出る。どてらいは格闘技や武道の経験から、怖がりすぎるとメンタルが崩れ、パフォーマンスに影響すると語る。ハマナカは、観客の存在や場所そのもののエネルギーが、演者や作り手に影響を与える「フィールドバフ」のようなものを考える。見られていること、場に立つこと、空間に包まれること。それらは人の状態を変える。本番に入る集中とは、場所と人と自分がぶつかる瞬間に発生する、不思議な状態なのかもしれない。
【漠然なる気付き】
- 模様替えは、ただ家具を動かすだけではなく、生活の流れと心の流れを組み替える行為である。
- 忙しい時ほど模様替えをしたくなるのは、荒れた心や滞った動線を立て直そうとする本能なのかもしれない。
- 部屋の配置が悪いと、動線のストレスが少しずつ蓄積していく。
- 日当たり、風通し、窓の見え方は、気分や生活リズムにかなり影響する。
- 模様替えは逐次的に少しずつ進めるより、ある程度計画を立てて一気に変える方が成立しやすい。
- 物は入ってくる時より、出ていく時の方が心理的ストレスが大きい。だから部屋には物が溜まりやすい。
- 部屋は「面」で人のモードを切り替える。どの壁を見るか、どの机に座るかで、思考や行動が変わる。
- 集中に必要なのは、必ずしも無音や真っ白な空間ではない。
- 適度なノイズや視覚情報は、思考のきっかけや集中のギミックになることがある。
- 集中への入り方は人それぞれ。手を動かす人もいれば、画面を見続けて集中状態を測る人もいる。
- 本番で力を出すには、練習通りの技術だけでなく、場や観客に影響される自分を扱う力も必要になる。
- 観客や場所のエネルギーは、パフォーマンスに影響を与えるフィールドバフのようなものかもしれない。
- 第32回は、模様替えから始まり、動線、光、視覚ノイズ、集中ルーティン、本番の場の力まで広がった、場所の魔力をめぐる回だった。
【本日の漠然マイスター】
- ハマナカ
紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。
漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭しているうち、その身に神を宿す術を習得しつつある研究家気質のマイスター。
ハマナカのInstagram
- どてらい
物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。
漠然スタイルは「イタコ」。グッと集中すれば他の人格を憑依させられる感覚派マイスター。
どてらいのInstagram
【インフォメーション】
- もとむ! 投書(メール)職人!
あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?
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