久々の散歩と怒涛の数日間
8月24日の午後5時過ぎ。サヤさんは超久々にいつもの散歩コースを歩いています。
ここ最近は大阪に行っていました。3日間とはいえ、初日と最終日は高速バスでの移動に4時間ほどかかったため、本人としては「3日間」という実感はあまりないと話します。
大阪でも散々歩いたものの、それは探索としての散歩であって、いつものルーティングとは違うと振り返ります。
今日の散歩の目的は、心身を落ち着かせること。だんだんとギアを落としていく感覚だといいます。
心身を落ち着かせるためというか。だんだんギアを落としていく感じというか。これね、もう無意識にギアって言ってる時点でダメですね。
大阪から帰った次の日には、いよいよコペンを取りに行ったからです。
マニュアル車の受け取りとエンストのトラウマ
身長が178か179ほどあるサヤさんにとって、高速バスは「LCCより広い」とはいえ、それなりにきつかったといいます。
筋肉が強ばった状態でコペンを受け取り、そのまま高速道路を1時間かけて戻ってきました。胃が痛くなり、左足のアキレス腱がパンパンになりながらの帰り道だったと振り返ります。
クラッチが多分ずっとプルプルプルプルしながら半クラッチしてたと思うんですけど。
マニュアル車は操作のタイミングを逃すと、エンジンが止まってしまいます。いわゆるエンストです。
車屋さんを出て最初の交差点の右折で、サヤさんはエンストしてしまいました。3車線ほどある車通りの多い場所で、高速道路の真下だったといいます。
やっぱこうなったかみたいなね。悪い予感が的中しちゃったみたいなので、どんどんトラウマ化していって。
もしこのまま二度とマニュアル車に乗らなければ、一生トラウマで乗れなくなるだろう。そんな不安が、サヤさんを追い込んでいきました。
歯医者より怖い運転と、日常への安堵
今日は午前中に歯医者の予約があり、そこへ自分のコペンで行きたいと考えていました。しかし、その不安で昨夜は眠れず、かなりの睡眠不足だったといいます。
ところが実際に運転してみると、エンストはそれほど起きなかったそうです。日々着実に感覚をつかみつつあると話します。
一方で、不安のあまり奇妙な逆転現象も起きました。運転が怖すぎて、歯医者そのものが怖くなくなってしまったのです。
歯医者なんてどうでもよくて、怖くねえわっていう。歯医者着いてふーって安心したもんな。普通逆なんですよね。
歯医者を終えて帰宅したときの運転も、これまでに比べればスムーズにできたと自己評価しています。
そして今日からは、しばらくイレギュラーな予定のない平穏な日常が続きます。普段はつまらないと感じる日常に、サヤさんはものすごい安堵を覚えたといいます。
一人暮らしへの欲と、日常手続きの重さ
一人暮らしのアパートを借りたいという欲は変わらないものの、コペンで手一杯の今、実行に移すのは難しいとサヤさんは話します。
関連して、退去の手続きができず、実質的に家を3軒持ってしまっている知人「あのちゃん」の話を挙げます。過去に住んでいた2つの物件を解約できず、家賃を払い続けているのだそうです。
退去には電話が必要で、日付を決め、大体1ヶ月先しか選べません。お金がなければ、新居の開始日と退去日が重ならないよう、家賃が二重にならないように計画する必要があります。
さらに退去日までのゴミ処理や、敷金がいくら戻るかの点検など、やるべきことは多いといいます。
こうした日常の手続きが苦手な人が一定数いることは、最近少しずつ認知され始めています。サヤさん自身も得意ではないと話します。
しっかり結果的にできてるだけで、結構ビビりながらやってるので。
サヤさんのタイプは、腰が上がらずダラけるのではなく、むしろ神経質になりすぎて早め早めにやるものの、その後どっと疲れてしまうというものです。
だってできるじゃんみたいに周りから見られちゃうと、いや、フルマラソン走った後ぐらい疲れてるんですけど、みたいな。
そうなることがわかっているからこそ、手続きが億劫になる気持ちもわかると語ります。歯医者に行くだけで眠れなくなる今の状態では、アパート探しはとても無理だと話します。
食欲の低下とハイな高揚感
胃が痛かったこともあり、ここ数日は食事がのどを通りにくいといいます。食べてはいるものの、量は普段の3分の2から4分の3ほどに減っているそうです。
昨夜はワタワタして、晩御飯にコンビニでチキン唐揚げパスタサラダを買ったものの、結局食べられず今も冷蔵庫にあると明かします。
これはサヤさんが海外にいたときからのあるあるだといいます。夕方は食欲がなくても、夜9時や10時になると急に安心して腹が空くため、あらかじめ買いだめしておく習慣があるのです。
ただ、その状態は決して過酷なだけではないとも話します。困難はあるけれど、やりたくてやっているからだといいます。
学校嫌いな人が学校に行くみたいな時の困難さとは、またちょっと種類が違う。苦労はするけど、気持ちのいい汗をかけるというか。
気分的にはハイでナーバスな状態が、コペンが来てからずっと続いていると振り返ります。
ふわふわしてる、要は。すごいふわふわしてる。
所有の重荷と「天使と悪魔」
大体の人がそうであるように、賃貸を除けば、これまで自分が持っていた中で最大のものはパソコンぐらいだったとサヤさんは話します。
そのため、あんなに大きいものを所有していることが荷が重いといいます。壊れたらどうしよう、ぶつけられたら、夜中にいたずらされたら、と考えてしまうのです。
不安な夜には「今売却できるなら売却してしまいたい」という気持ちが湧くこともあると打ち明けます。ただしそれは、天秤にかけているのとは違うといいます。
天使と悪魔がいて、もちろん天使はこれから乗っていきましょうっていう話なんですけど、時折こう自分がメンタル的に不安になった時に、もう売っちゃおうかなみたいな。
売りたいのかと問われれば、答えは100パーセントノーだといいます。売る気は全くないと明言します。
これは賃貸の話と同じ構図だとサヤさんは説明します。部屋は欲しいけれど、大家さんが毎月家賃を待っているという事実からは逃れたい。コペンも乗り続けたいけれど、それに付随するリスクや重荷からは逃れたい、ということです。
海外留学したい気持ちと、怖いからやめようかという気持ちが同居しながらも、結局は行くのと似ていると例えます。
やるんだけど、100パーのポジティブなモチベーションに満たされてるかっていうと、10パーセントぐらいはやっぱり不安というか、逃げ出したい気持ちを抱えながらやってますみたいな。
YouTubeという精神安定剤と、明日からの日常
四六時中、車のことを考えているというサヤさん。そんな中で、コペンのYouTube動画が普段より多く再生されていることが嬉しいと話します。
親切な視聴者からのコメントで、自分のコペンが履いているタイヤが純正ではなく交換されていたことも判明しました。前オーナーの時に、ブリヂストンのスポーツタイヤに替えられていたようです。
そのため乗り心地はやや硬めで、言われてみれば、と感じる部分もあると振り返ります。
車の詳しい感想は、普段ポッドキャストを聞く人が車好きとは限らないため、ドライブ動画の方で話す予定だといいます。日々発見があると語ります。
最初の動画は納車直後、道路が綺麗で乗り心地が良くなる「魔法の道」新東名で撮ったため、コペンをかなり褒めてしまったと振り返ります。一方、日常で使うと、他のYouTubeで指摘されるような乗り心地の硬さやガタガタ音も感じられたそうです。
コペンの動画が再生されることは、収入源にもつながるため精神安定剤になっていると話します。
明日からは本当に平和な日常が始まります。感覚を取り戻しながら頑張っていきたい、とサヤさんは締めくくりました。
まとめ
大阪への移動とマニュアル車コペンの納車が重なった怒涛の数日間を、サヤさんが散歩をしながら振り返った回です。運転への不安、所有の重荷、そして平穏な日常への安堵が、率直な独白として語られました。
- コペン受け取り初日のエンストがトラウマになりかけ、運転の不安で歯医者の前夜も眠れなかった。
- 運転が怖すぎて歯医者が怖くなくなるという逆転現象も起き、帰宅後には日常への安堵を覚えた。
- 一人暮らしの欲はあるが、退去などの日常手続きの重さもあり、今はコペンで手一杯で実行は難しい。
- コペンを乗り続けたい気持ちと、所有のリスクや重荷から逃れたい気持ちが「天使と悪魔」のように同居している。
- YouTube動画の再生数が伸びたことが精神安定剤になり、明日からの平穏な日常に前向きな姿勢を見せた。
