
【公式】元国税調査官・税理士 松嶋洋の税務の真実【AI要約】
「DES(債務の株式化)」は資本増強の定番ですが、債務超過会社で行うと「債務免除益」への課税で会社が倒壊するリスクがあります。実務家として、なぜ賠償問題にまで発展するのか、その真相を解説します。
1. DES(債務の株式化)の基本構造 (00:21〜)
DESとは、債権者(役員等)が持つ貸付金を債務者(会社)に出資し、債権を株式に振り替えるスキームです。
一言結論: 会社の「借金」が消え、「資本金」に変わる財務改善手法。
詳細: 3億円の貸付金を現物出資すれば、会社の負債は0になり、同額の自己資本が増加します。
2. 「債務超過会社」で発生する時価評価の罠 (01:21〜)
出資する債権は「額面」ではなく**「時価」**で評価されるべきという理論が、最大のリスクを生みます。
一言結論: 回収不能な債権は、額面より低い「時価」で判定される。
詳細: 債務超過で1億円しか回収価値がない3億円の債権をDESした場合、税務上は「1億円の出資」とみなされます。
3. 債務免除益への課税と税理士賠償 (02:04〜)
時価と額面の差額は、会社側で**「債務免除益」として法人税等の課税対象**になります。
一言結論: 差額(先の例では2億円)に課税され、資金繰りが悪化する。
詳細: このリスクを説明しなかった税理士に対し、多額の賠償請求が認められた判例が存在します。
4. 実務のリアル:当局が「さわらない」理由 (03:01〜)
理論上は危険なDESですが、実際の税務調査で指摘されるケースは多くありません。
一言結論: 「債権の時価評価」が極めて困難だから。
詳細: 将来の収益性を含めた評価は主観が入りやすく、当局も「額面通りの時価がある」とせざるを得ない限界があります。
【債務超過とは】
債務超過とは、会社の負債総額(借入金や買掛金など)が資産総額(現金や売掛金など)を上回っている状態を指します。会社の純資産がマイナスであり、会計上、倒産のリスクが高い危険な財務状態と見なされます。
【おたよりフォーム】
https://forms.gle/Cpx2d4duwd4qYSXH7
※取り扱ってほしいネタやご意見・ご感想などお待ちしております。
【松嶋洋】
X:https://x.com/yo_mazs
Facebook:https://www.facebook.com/motokokuzei
著書:http://www.amazon.co.jp/-/e/B008NUV49U
メルマガ:http://totaltaxconsulting.com/dl-lp/
【運営サービス】
松嶋税務相談室:http://totaltaxconsulting.com/matsushimataxsoudan2/
税務調査相談室:http://totaltaxconsulting.com/soudan/
松嶋税務相談閲覧サービス:http://totaltaxconsulting.com/view-search/
税務調査対策ドットコム:https://zei-cho.com/
スポット税務相談:http://totaltaxconsulting.com/one_off_tax_consultation/
松嶋税務セカンドオピニオン:http://www.totaltaxconsulting.com/zeimutaisaku/
松嶋税務顧問:http://totaltaxconsulting.com/zeimukomon/
0円研修講師:https://totaltaxconsulting.com/0en_instructor/
※本動画の内容は個人的見解であり正確性を保証するものではありません。本動画の内容によって生じたいかなる損害に対しても、賠償責任を負いません。加えて、今後の税制改正等により、内容の全部または一部の見直しがありうる点にご注意ください。
コメントを投稿するにはログインが必要です
ログインページへ