160回続けてきて気づいた「話すのが好き」
番組は洗濯機の生活音とともに始まります。前々回に話題にした犬が隣のソファで眠そうに撫でられている、そんな日常の中での収録です。
気づけば独り言も160回目。フリートークを続けてきて、話すことがうまくなったかはよくわからないと振り返ります。
ただ、話しながら考えることは少し得意になったのではないか、と話されています。それは人と話す場面で出てくる、とのことです。
話はあまり上手くなったのか、向上したのか、あまりよくわからず。ただ話すことで、話しながら考えることは少しばかり得意になったのではないかと思います。
20人のワークで一番年上、1.2倍のテンションで
昨日から参加しているワークには20人ほどが集まっていて、班に分かれて4、5人で話す場面がありました。そこで改めて、自分は喋るのが好きだと実感したそうです。
一方で、年齢を意識する場面もあったと言います。参加者の中で自分が一番年上だったからです。
僕が一番年上。びっくりですよね。年上やから気使ってくれてるところもあるかなと思って。
主催やファシリテートの経験があるぶん、場が盛り上がっていないと落ち着かない。そこで普段より高めのテンションで参加したと明かします。
だからね、人の1.2倍ぐらい、ちょっとテンション高めで参加しております。絶賛。
20人来ると聞いて気が重くなったものの、元気にやれて良かった、と一日を振り返っています。
相手にどう伝わるかを考えながら話す
話す時には、どうしたら相手に伝わるか、今これを話すべきではないな、といったことを考えていると言います。
ワークの概要や目的を伝えられた段階で、チームをどう進めるか、自分のやりたいことは何かを整理する。そして課題とのギャップをどう埋めるかを考えるそうです。
さらに、周りがどれくらい理解しているかを確認し、前提をすり合わせてから、目指す方向を決めていったと話されています。
自分の中に「これをやりたい」という案をいくつか持ちつつ、それをいつチームに差し込むか、タイミングを最後の方まで貯めていたと言います。
考えすぎて何からどうしたらいいかわからなくなる時間帯もあった、と正直に振り返ります。休憩を挟んで疲れも出る中で、案を差し込んだそうです。
これでみたいな感じで差し込んで丸め込んじゃったわけで。皆さんが出してきてくれた案も尊重しつつ、自分だけの意見だけじゃなくてね。
質問するのは、自分が聞かれたいから
人と話す中で、自分がどんな話し方をしているかを俯瞰して見られるようになった、と話します。ポッドキャストを続けてきた影響だそうです。
ワークでも、なぜそれをしようと思ったのか、きっかけは何か、どこで切り替わったのか、と相手にたくさん質問していたと言います。
その質問には、ひとつの前提があります。相手がつなげた原因と結果は尊重しつつ、それだけではない部分も探ろうとしている、というものです。
その原因結果は一つじゃないけれども、今のこの僕との対話の中で、その子がつなげた原因結果は尊重しつつ、それだけじゃないなっていうのも思いつつ。
そして翌日、お寺の掃除をしながら、質問の裏返しに気づいたと言います。
僕が聞かれたいんだとも思うんですよ。僕がそうやって聞かれたいから、その人に質問をめちゃくちゃしてるなってちょっと思って。
ただ、いざ自分が話す番になると「俺の話なんて」と一言で終わらせてしまう、とも打ち明けます。深くまで言わず「これはこういうことだと思うよ」で止めてしまうそうです。
これはこういうことだと俺は思うよぐらいで止めちゃうみたいなのがあって。天邪鬼って言うんですか。恥ずかしいね、本当に。
オートボタンを押して動く、どれが本当の自分
昨日の自分について、りゅうちゃんは「オートマチックに操縦しよう」と思っていた、と説明します。自分の体がしたいように発言し、行動するモードです。
そのモードが一番気楽でフラットだと感じたそうです。ゲームで「オート」を押すと勝手に戦ってくれる、あの感覚に例えます。
自分のオートボタンを押して、操縦もしてないですよ。自動運転みたいな感じでやってて。
だからこそ、何を話したいか、何を聞きたいかを、ワークをメタ的に見ながら考えられていた面もあった、と言います。そこで一つの問いが浮かびます。
どれが本当の自分。その操縦をオートボタンで押してるのが自分なのか、オートボタンで押されて動いてるのが自分なのか。
感情としては楽しかった。それでも、学生が多い場で自分が模範ではない偏った意見を聞かせていいのか、という迷いもあったそうです。
ただ、偏った意見に触れることで「私は違うんだ」という差異に気づき、自分の心地よい場所への理解が進む場合もあるのでは、とも考えます。りゅうちゃん自身も違いを知って考えるようになったからです。
そういう話もしたいのよ。俺はこういう意見持ってるとか、あなたはそういう意見持ってんだとか。どうでもいいのよ、ワークとか正味。
1.2倍のテンションと、次に会った時のギャップ
もう一つ気にかけていたのが、1.2倍のテンションで参加した反動です。オートボタンを押していたぶん、普段はそうしないからです。
次会った時とか、いやえ、前の元気よさはみたいな。そういうとこ気にするんか俺。
この前は元気だったのに今日は元気がない、と思われることに申し訳なさを感じる。かといって「あの時は1.2倍で頑張ったんだ」と言うのも違う、と話されています。
人と関わると、こうしたいろいろな事象が出てくる、としみじみ語ります。
やっぱね、人と関わると何か出てきますね。人間関係のいざこざというか、事象が。
都会の学生との世代ギャップと「記録を残す」アプリ
参加者の多くは都会の学生で、6個、7個下が多かったそうです。小学校を卒業して1年生に会うようなもの、という例えで世代の距離を語ります。
流行のアプリの読み方がわからなかったりと、感覚のギャップも感じたと言います。その中で印象に残ったのが、記録や思い出を残したいという気持ちでした。
話題に出たのは、記録を残すSNSのようなアプリです。撮った写真をアプリ上に上げ、共有している友達と見合い、一枚のアルバムにできる仕組みだといいます。
話してくれた学生いわく、写真を現像してアルバムにするのはしなくなったけれど、SNSならクラウド上に保存され、サービスが続く限りほぼ残るのがいいそうです。
写真アプリだと自分の写真しかないし容量がある。SNSだとクラウド上なので、ほぼ一生そのサービスがなくなるまでは保存されてるので。
犬中くっきりの勘助と、そろそろおやすみ
隣にいた犬は「勘助」という名前で、収録中に頭を掻いていました。今日の勘助は「犬中」がくっきりしていたそうです。
犬中とは、人でいう人中、鼻から唇にかけて伸びる部分を指します。犬にもある、とのことです。
つぶらな瞳をする勘助が眠そうにしているので、そろそろ寝ようと締めくくります。犬の写真を集めているフォームや、勘助とのんちゃんのLINE絵文字の案内をして回を終えます。
まとめ
160回続けてきたポッドキャストの視点で、20人のワークに参加した自分を俯瞰する回でした。質問することの裏返しにある「聞かれたい」気持ちや、「オートモードで動く自分はどれが本当か」という問いが、生活音とともに率直に語られています。
- 話しながら考えることが得意になった実感が、ワークでの立ち回りにつながっている
- 相手にたくさん質問するのは、自分が聞かれたいことの裏返しでもある
- 昨日は「オートボタンを押す」感覚で1.2倍のテンションで参加していた
- どれが本当の自分か、次に会った時のギャップへの迷いも正直に語られる
- 都会の学生との世代ギャップから、記録を残すSNSアプリの話へ広がった
