日曜恒例、まったりコメント返しの回
今回は2月1日の日曜日の配信。曇り時々雨、最高気温7度という寒い一日でした。
日曜日はあまり仕事を入れず、堆肥を運んだり、牛群検定の準備をしたり、ワクチンを打ったりといった雑用が中心だそうです。
さらに2月といえば確定申告のシーズン。3月に予定が詰まっているため、2月中に終わらせておきたいと話します。
そんな日曜日の恒例が、一週間分のコメントや質問にゆったり答えるコメント返しの会です。
日曜日ということでゆったりまったりね、牛乳を飲みながら、最後まで聞いていただけたらと思います。
noteと未来の牛乳、応援のかたち
コメントに入る前に、川上牧場が力を入れているnoteの紹介から。音声配信を毎日文字起こしし、解説URLもつけてすべて残しているそうです。
聞き逃した回をあとで読みたい人や、文章で確認したい人に向いているとのこと。登録は無料で、GoogleやLINE、メールアドレスなどで連携できます。
noteには月額のメンバーシップもあり、その価格は牛乳2本分ほど。継続的に酪農家を直接応援できる仕組みとして案内されています。
もう一つがInstagramの「#未来の牛乳」。こんな牛乳や乳製品があったらいいな、という声をデジタルアートにして販売しています。
その売り上げは、子ども食堂への牛乳支援や、小中高の食育活動の費用に充てられるそうです。
牛乳と骨、百姓貴族の話から
ここからコメント返しへ。まずは「牛乳1日コップ1杯で骨は強くなるのか」という配信に届いた声です。
せいさんからは、漫画『百姓貴族』によると牛乳を毎日飲んでいると火葬しても骨がちゃんと残るらしい、というコメントが寄せられました。
川上さんは、91歳ほどで亡くなった義理のおばあさんを思い出します。本当にしっかりとした骨だったそうです。
本当に不謹慎ですけれども、百姓貴族と同じだって思ってしまった自分もいましたね。
そのおばあさんは毎日おやつの時間に牛乳を飲んでいて、80代後半まで自分で歩いていたとのこと。牛乳習慣の効果を感じたと語ります。
メイプルさんからも「将来の骨粗しょう症予防のためにも毎日牛乳を飲みます」という声が届きました。
酪農家自身が牛乳を飲むという姿勢
骨の話から、川上さんは酪農家自身が牛乳を飲むことの意味へと話を広げます。
消費者に「牛乳を飲んで」と言いながら酪農家が飲まないのは違うのではないか、という考えです。
他の農家が「お米を買ってください」と言うとき、酪農家自身は買っているのか。国や消費者に応援を求める前に、自分はやっているのかが大事だと話します。
川上さん自身は1日1リットルの牛乳を飲んでいるそう。ただ、リスナーには「コップ1杯でいいので毎日続けてほしい」と呼びかけます。
SNSに届いた分娩や事故の声
この回では、動物の消化や飼育にまつわるコメントも多く届きました。
TikTokに上がった逆子の分娩介助の動画には、味噌さんから「お母さんも赤ちゃんも助けて、川上さんも大変でしたね」という温かい声が。
この子牛は今も元気に育ち、母牛の乳量もしっかり出ているそうで、分娩介助が成功したと感じていると話します。
一方で、つらい経験の共有もありました。メイプルさんからは、カラスに乳房を突かれてひどい乳房炎になり、廃用にした牛がいたという声が届きます。
大好きな柄だったのですごくショックでした。
川上さんも、優秀な牛を事故で失うつらさに共感します。育成柵を飛び越えようとして腹が挟まり、目の前で死んでしまった牛を思い出したそうです。
牛の胃袋についての配信には「馬との違いがすごく勉強になった」という声も。牛は特別で消化構造が違うと、その面白さを熱く語ります。
要望があれば何時間でも話しますよ、この牛の胃袋の話を。めっちゃ面白いんですよ。
noteを前提にした牧場体験のこだわり
最後に、牧場体験の仕組みについての説明がありました。体験はnoteのメンバーシップに加入した人限定で受け付けています。
体験料の決済に加え、家畜伝染病予防法の関係で、名前や住所、海外渡航歴の確認が必要になるため、それらをnote内で完結できる形にしているそうです。
初めての人には少しハードルがあるかもしれませんが、PayPayやコンビニ決済など支払い方法は多く、比較的使いやすいアプリだと案内します。
なぜここまでnoteを前提にするのか。それは、事前に牧場や酪農のことを知ってから体験してほしいという思いがあるからです。
ふらっと来て餌やりをして「面白かった」で終わるのではなく、継続的な応援につながる形を大事にしたいと話します。
事前にちゃんと理解して体験する意欲と、向き合い方みたいなのを整えてもらってから体験してもらいたいなと思っています。
まとめ
日曜恒例のコメント返し回は、牛乳と骨の話から酪農家自身の牛乳習慣、SNSに届いた分娩や事故の声、そしてnoteを軸にした牧場体験まで、リスナーとのやり取りを通じて酪農の現場と思いが伝わる内容でした。
- 牛乳を毎日コップ1杯続ける習慣が、骨の健康につながると自身の体験から語られた
- 「消費者に勧める前に酪農家自身が飲む」という姿勢を大切にしている
- SNSには分娩の喜びから牛を失うつらさまで、現場のリアルな声が寄せられている
- 牧場体験はnoteのメンバーシップが前提で、事前に学んでから来てほしいという思いがある
- noteの「#未来の牛乳」の売り上げは、子ども食堂や食育活動の支援に充てられている
