アイドルとプロレスは相性がいいと言われてきた
アイドルと異ジャンルを掛け合わせると盛り上がるのではないか、という話は古今東西あります。その代表格として語られてきたのがアイドルとプロレスです。
ひでっきーは、10年以上前の例としてBiSとプロレス団体DDTの絡みを挙げます。両国国技館にリングを建て、DDTのリングの上にBiSのメンバー、プールイさんが立つということがありました。
ひでっきー自身の近いところでは、かつて一緒に仕事をしていた蝶野正洋さんが、ももいろクローバーZの東京ドーム公演にゲストとして出演したこともあったと振り返ります。
スポーツ新聞にもデカデカと取り上げられ、こうした絡みからアイドルとプロレスは相性がいいと言われることがありました。
プロレス好きのひでっきーが感じてきた違和感
ひでっきーは、実は割とプロレスを見るのが好きな方だと明かします。子どもの頃は新日本と全日本、テレビ東京の「世界のプロレス」などを見ていたそうです。
後楽園ホールでユニバーサルプロレスのルチャリブレを見たこともあり、ウルティモ・ドラゴンがマスクを被る前の試合も見たといいます。女子プロレスも一時好きで、井上貴子さんが好きだったと語ります。
ただ、そんなプロレス好きの立場から見ても、アイドルとプロレスの相性については「そんなに相性いいかな」と思うことの方が先に立っていたといいます。
いいと思っている人たちは、どこのどういう部分をいいと思ってるんだろうって、ずっと考えていたんですけど、ここハマるからいいよねっていうところはあんまり感じなかったんだよなぁ。
以前、蝶野さんから聞いた話として、プロレスという仕事がアイドルという仕事に置き換えられるのではないかという共通点は見出したそうです。ただ、それでもしっくりは来ず、腹落ちしないままだったと話します。
相性がいいのはむしろ芸人ではないか
そんな中でひでっきーがたどり着いたのが、芸能というより芸人、お笑い芸人の世界の方が相性がいいのではないか、という考えです。今もそう思っているといいます。
その根拠として挙げるのが、失敗やできていないこと、粗相といったものをポジティブに受け止められる職業という共通点です。
アイドルは若年でデビューすることも多く、技術面や対人面でまだ未熟だったり成長途中だったりすることがあります。そのためステージ上でアクシデントや失敗が起きることもあります。
しかしアイドルにおいては、そうした失敗やアクシデントこそが、人間的な魅力を存分に発揮する瞬間になり得ます。ひでっきーはそこをアイドルの欠かせない魅力だと考えています。
芸人が何か失敗して笑われる、あるいはそれを逆手にとって笑いを取るという構図が、アイドルととても似ているというのがひでっきーの見立てです。
芸人は、確実に何かが欠落していることを面白いものと認識し、それを芸にまで昇華していきます。周囲がバカだなと笑っているように見えて、実はそれが芸のうちだったというメタ的な行動を取っているといいます。
同じような構図がアイドルにも絶対に起きている。そこに親和性があると、ひでっきーは強調します。
昔から絡みはあるが、ひでっきーは「ここがハマる」という決定的な共通点を感じられなかった
失敗やアクシデントをポジティブに転換し、魅力や芸に昇華する構図が共通していると考える
応援するグループに見る芸人との親和性
ひでっきーは自身が応援するアイドルグループを例に挙げます。プロデューサーの酒井さんは元々吉本にいて、ステレオパンダという漫才コンビをやっていた人物だといいます。
そのため、お笑いのエッセンスがプロデュースや日々のマネジメントに生かされているとひでっきーは見ています。
アイドルの運営の中で起きるネガティブなことやうまくいかなかったことを、酒井さんは非常にうまく、いい方向に解釈し転換していくのが上手だといいます。
その結果、メンバーそれぞれの良くなかった点や失敗が、ポジティブに変換された上で活動や運営が続いていきます。ひでっきーはここにアイドルと芸人の相性の良さが表れていると話します。
テレビやYouTubeで芸人が笑われている瞬間が、自分の推しているアイドルのいくつかの場面とオーバーラップして見えることがあるのではないか、と投げかけます。
TIF2026でプロレス企画が決定
プロレスは相性が良くないのではないか、と話したひでっきーですが、少し前にX(旧Twitter)のタイムラインに気になるニュースが流れてきたと紹介します。
東京アイドルフェスティバル2026で、東京女子プロレスとTIF ASIAツアーによるコラボ企画「ラブアンドピース TIFプロレス2026」が開催決定したというニュースです。
7月31日から3日間にわたって開催されるTIFの会場内に専用のプロレスエリアを設置し、スペシャルコラボ企画を届けるとのことです。出演アイドルや各企画の詳細は後日発表されるといいます。
ひでっきーは、自分が見出せなかったアイドルとプロレスの親和性の高さを感じている人がまだまだいて、それが形になって表れているように思うと受け止めます。
東京女子プロレスはめちゃめちゃ盛り上がっている団体で、アプガのプロレスも確か東京女子だった記憶があると語ります。TIFとプロレスが絡むのは初めての企画だといいます。
リングを立てるとしたら、近年新設されたメインステージ横の屋外の大きなスペースだろうと推測します。試合以外の催しやライブがあっても全然いいと考え、TIFに新たな楽しみができたと話します。
まとめ
この回では、アイドルと相性のいいジャンルはプロレスか芸人か、というひでっきーの持論が語られました。失敗をポジティブに転換するという共通点から芸人との親和性を推す一方、TIF2026でのプロレス企画決定というニュースも取り上げられました。
- アイドルとプロレスの相性は昔から語られてきたが、プロレス好きのひでっきー自身は決定的な共通点を感じられなかった
- 失敗やアクシデントをポジティブに受け止め、魅力や芸に昇華する点で、アイドルと芸人は親和性が高いという持論
- 応援するグループでは、元芸人のプロデューサーがネガティブな出来事をいい方向へ転換しており、その相性が表れている
- TIF2026では東京女子プロレスとのコラボ企画「ラブアンドピース TIFプロレス2026」が開催決定した
