「鬼の体育会系」フィッシャーズの体制とは
コムドットのやまとさんの紹介で、フィッシャーズのリーダー・シルクロードさんがゲストに登場します。まずは名乗りと、出演の経緯から始まります。
はい、ということで始まりました。アンプラグドMCのアイザックです。
ユウです。
今回のゲストはですね、それこそ前回の、ヤマトさん。あれから僕、(ヤマトさんを)師匠って呼ぶようになったんです。
最初(ゲストの)名前聞いた時に、いや嘘でしょ?みたいな。ずっとYouTube見てきた身にとっては、かなりかなりかなり大物の方なんですけど。
じゃあ、Fischer'sの。
シルクロードさんです。
よろしくお願いします。Fischer'sシルクです。
いやもう、なんでも呼んでもらって。そこら辺のこだわりゼロなんで。シルクでもなんでも。
やばくない?ヤマトさんの次シルクさん。え、なんで来てくれたんですか。
まあびっくりした、ヤマトが俺を呼んだっていうのが。面白くなると思いますよって言われて、あ、そうなんだ、じゃあ行くわみたいなテンションで。
クリエイター自体も30代乗ったりして、セカンドキャリアのこととか考え始めるから、多分(この番組が)刺激になってるのかなっていう感じはしますね。
今はもういくつかチャンネルやってると思うんですけど、どういう感じの体制でやってるんですか?
いろんなYouTuberいると思うんだけど、(うちは)鬼の体育会系。
とりあえずトップがめちゃくちゃ動いて、指示ぶん回して、倒れなければその寸前までは全部やれっていう派閥。効率とかそんな関係ないっていう。
大阪桐蔭みたいな。
ほんと大阪桐蔭すぎるかもしれない。ギリ水飲んでよしみたいな感じ。
いかついな。
でも任せるところは任せて、マサイっていうおバカキャラなんだけど、ガジェットとか強いやつにはGames(のチャンネル)をやらしたりとか。
あとグッズの担当がいたり、楽曲制作の担当がいたりして分けてるっていう感じです。で、その統括みたいなのが僕っていうイメージ。
え、何人ぐらいいるんですか?全部で。
メンバーは僕含めて6人と、スタッフも大体7、8人いて、その他にバディさんっていう、マネージャーさんがほぼ各1人についてるみたいな状況。
UUUMっていうところに所属してるんですけど、マネージャーじゃなくてバディって呼んでて。
ってことは、20人ぐらい超えるってことですか。
20人以上は超えるぐらいの人がやってくれてる。
勝手にアップされた中学卒業のホームビデオ
もともとはどういうところから始まったんですか?
そもそも僕らは全員中学の同級生。(中学時代に)動画とか撮っといて、後で見れるようにしたら面白いかもねっていう話になって、ホームビデオを撮ってて。
中学の卒業の記念で撮ってて、これみんなに見えるようにしたいねってマサイが考えたらしくて、勝手にYouTubeに動画上げられて。
で、みんな、なんか俺らの動画勝手に出とるぞってなって見たら、海外のコメントとかつき出して。状況がよくわかんなくて。
海外のYouTuberとか見てたら、すっごいことになってて、当時から。あ、これで生計立ててる人いるんだってなって。
いろんなデータとか取っといて、勉強して、これ一本でいこうっていうのを高校生ぐらいの時に決めて。
みんなにそれを言ったんだけど、みんなめっちゃ怪しんでて。それはそうじゃん。同級生がわけわかんないものにハマってるみたいな。
じゃあ俺1人で最初やるわって言って。元々フィッシャーズはグループじゃなくて、僕1人単体。そこからみんな集まって、今グループYouTuberとしてやってる。
中3で集まって動画撮ってるから、2010年、その時。で、2012とか13にはもう結構色々と話題になり始めて。
その時に見てた海外のYouTuberの方って、どんな人がいたんですか?
Dude Perfectっていう。Dude Perfectにハマって、この人ら超えようって思ったのが初めですね。
結構ノンバーバルで、誰でもわかるみたいな。だから英語喋れなかった中学生も多分わかりますもん。
そう、まさにそう。そこハマって、じゃあこの感じも含めて俺らの色みたいなの出してこうって、グループYouTuberとして結構しっかりした。
(YouTubeは)お金になり始めてきたっていう状況かもしれないですね。海外見て、なるなってのは分かってたから、先駆者同士みたいな形でやっていこうって。
大学生の頃ぐらいには、なんかすごいことになったなっていうので。自分らも振り込まれた金額とかでびっくりするみたいな。
月2億再生、視聴者と一緒に年を取るチャンネル
うちは再生回数が結構ベースというか、そこがほぼほぼトップってのが自信もあるから。僕らの再生数が、ひと月2億はほぼほぼ超えてるから。
え、ひと月2億って言いました?
2019年とかは、ショート動画なしで1年で19億回。
19億回。
僕のフィッシャーズさんのイメージって、小中学生がすごく見ているイメージなんですけど、当時からそうだったんですか?
実はそれが意外と面白いところで。僕ら(と同じ)32歳とかの代のが多いです。
僕らの(視聴者層の)グラフってドーンがないんですよ。全部平均してるんですよ。
結構特化型とか言われたりするんですけど、僕ら実は言ってこなかったんですけど、めちゃくちゃバランスいいんですよ。
だから多分ですけど、視聴者と一緒に年取ってんだろうなって感じはします。
小さい子にも見てもらえるようには、気を付けてて。
アンパンマンとかも全部丸で形成されてるじゃないですか。だからフィッシャーズのマークは、丸を全部切り取って作ってる。
子供たちも見れる動画を作るための、何か方程式的なものはあるんですか?
ノンバーバルっていうところが一番な気はしますけどね。あと、子供の頃にやってたことを、何にも恥ずかしげがなくできるかみたいな。
「鬼ごっこしてください」って言ったら、「いや、ちょっと今きついわ」っていう感想が、そもそも僕らには出てこないって感じです。
映像として映える動きを、ここだっていうタイミングで見せれるように、動画外でパルクールを練習したりとか。パルクールジム行ったりとか。
ノンバーバルの中でも、大事なことって何なんですか?
何秒に何置くかみたいなところは。序盤何秒でどういう表情を見せるかとか、どういう動きを見せるかとか。
(YouTubeのリプレイの)波を基準にして、初めの方に1回置いて、中盤1回置いて、後半1回置くみたいなのは、動きとか喋りで操ってます。
多分、感覚にするためにロジックをめっちゃ学んだだけで、今はもう長いっちゃ長いんで、感覚になってってるっていう感覚です。ぶっちゃけ。
チャイムのない高校でリーダーシップ論を学んだ理由
子供の頃から、変わってる子ってよく言われてて。ずっと落ち着いてらんないとか、没頭するとそれ以外目につかなくなっちゃうとか。
高校が、チャイムがない高校で、僕。授業の終わるタイミングを、全員時計で判断するみたいな感じなんですよ。
逆算する力つくんですよね。何時に教室移動しないと次の授業間に合わないなみたいなのを、勝手に把握するようになるんで。
今もYouTubeで、期限がここだから逆算してこれやった方がいいよねっていうのがあるから、このハードワークでもいけるのかなとは思ってますね。
でも1個だけ習いたいものがあって、リーダーシップ論だけ習いたかったっていう。
どんなにいい大学とかじゃなくて、自分の習いたい学問がある場所、そこだけで(学校を)選んで。今だいぶ役立ってるから。
なんでリーダーシップなんですか?高校の時にリーダーシップ習いたいって、あんま聞いたことないです。
なんかめっちゃくちゃ生意気な子供だったの。本当に。
小中学生の頃に、バスケの監督に真面目に練習しろよってめっちゃ言われた時も、だってお金にならないって言ったの。
頑張っても、当時NBAに行ってる人は田臥さんぐらいしかいなくて。いや、あんまこれ頑張っても意味ないなみたいな、生意気なタイプだったから。
YouTubeで決めて、グループでやっていこうってなった瞬間から、これただ仲良しこよしじゃ無理だなと思って。
統率する力とか、周りを見れる能力とか、仕事の振り方みたいなのを勉強した方がいいなっていうので、もう一旦これ学ぼうでリーダーシップ論学び。
えー早い。すごいな。
僕は、もう旗振って全部先頭行って、僕が経験したことをそのまま丸々他に分け与えるみたいな。
チャンネルの育成の仕方とか動画の作り方とか、そういうのを丸々渡して、ただリーダーが最前線で全部風も受けるっていうのを、ここだけは統一というか。
「後ろにゼロをつけたら収まりがいい」夏のショート1000本
だからこそ、僕がこれやりたいって言うのに、メンバーは全員「うん」って。今年の夏とかも、ショート1000本撮ったんですよ。
やっば。
ショート1000本撮影の時に、僕それを世の中に公表する2日前に(メンバーに)言いました。
えぐ。
そしたらもうメンバーは「ああ」って。
考えられない。だって1日30本撮っても1000本いかないんだもん。
1日100本撮ります。70から100撮ります。だからもう、来年まで僕らショートあるんですよ。
え?それってなんでやろうと思ったんですか?
確かに。変じゃないですか。なんかね、そういうの大好きなの。
それは誰もやったことがないからやろうのスタンスなんですか?それとも戦略的に、宣言して気合入れてるぞって見せていくみたいな。
武者震いみたいなもんで、1回ショート100本出そうって思ったら、いやぬるいなってなって。
100の次はもうゼロ足すしかなくなっちゃって。
やば。ゼロ足すしかなくなるっていう感じが、ちょっとおかしいと思います。意味わかんないですよ、マジで普通に。
後ろにポンってつけてみたら、収まりがいいぞってなって。これだって。じゃあ1000本いこう。
その発想もやばいんですけど、それを「あーOK」っていうメンバーがえぐい。
そう、やっぱ冷静に考えてメンバーがえぐかった。僕は何日間か構えるんで。(メンバーは)構えてないですからね。
え、それ不満とか出てこないんですか?
確かに。いや、もう不満まみれでしたね。バカじゃねえかお前って。お前何考えてんだよ。
でも結局、お前が言い出すならもう多分いい方向に行くわみたいなことを彼らは言うんで。それを積み重ねた結果、そういう無茶ができてる。
めっちゃいいチーム。
もう走ってみようっていうだけかも。だから終わり考えてなくて。
一番びっくりしたのが、1000本撮ってる最中に、これ撮りたい、これやりたいが思いついて、結局トータルで1100本ぐらい撮ってて。
撮りすぎちゃうっていう。まさかのオーバーランするっていう。楽しくなっちゃうっていう、途中で。
学校丸々1個借りて。教室1個ずつショートの準備してて、終わったら次の教室行って、片付けてる間にまた新しいショートの準備ができてるのをループで回る。
エグすぎ。やっぱできんだ、1000本。
1000本いけます。やってください。もうほんと。
1日100本できるのは、結構僕、勇気もらえました。
(撮影人数は)15から20人ぐらいだと思います、スタッフ含めて。夏はほぼ毎日、1時間弱ぐらいの動画も出してたんで。
ショート30本まず撮って、撮ったらロング動画2本撮るんですよ。これ鬼ごっこなんですよ、2本とも。足つりそうになるんですよ。
その後またショート動画撮って、夜また鬼ごっこするんですよ。いつの間にか、ロングもショートも出せるようになってたっていう。
ちょっと、そのショーツは、ショーツ用で撮るんですか?ロングから作るとかじゃなくて。
いやもう、ショーツ用で。
頭おかしいと思ってた。夏の動き見て。
採算とか考えるんですか?
全然。元返し。もう。
ケニアでサバンナの撮影をしたんですけど、本数撮るつもりなかったんで。渡航費だけで、うん千万ぐらい飛ぶやつだから、まあ(採算は)合ってないよね。
でも、楽しくなっちゃうからやっちゃおうっていう。
(お金の使い方は)そういう(ロジカルな)一面もあるけど、基本楽しいがベース。ロジカルに考えてるのが楽しくなっちゃうから。
ハッピーであればよしっていう感覚。
5900連勤、休まない理由は「楽しいから」
1500連勤でしたっけ?
今ちょっと昇格いたしまして。5900連勤。
えぐ。5900連勤。
もう休むことないので、はい、ずっとやってます。
ここでユウさんは、チームが大きくなるにつれて、熱量を持って始めた側と後から入った人との温度差に悩んでいると打ち明けます。シルクロードさんはこう答えます。
その悩みはずっと多分抱えることになると僕は思ってて。こいつもっとやれるのにな、は確かにあるんですけど。
僕はこんだけやってるのに彼がってなった瞬間に、もう自分が弱いだけなんで。他責になった瞬間に、僕はもう自分がダメだってなるんで。
とりあえず全部背中で見せて、もう(相手が)やりたいって言い出した瞬間に投げるっていう感じですよ。
そこ以外は全部僕がやります。こんなのやりたいんだよねって言われたら、どうぞやってよって。そのための道具とかを渡すから、っていう感じで。
うちのメンバーにも、企画考えれないから、その仕事するんだったらもう抜けますっていうやつもいるから。
じゃあもう企画いらん、考えなくていいから、その代わり編集はこれやってねっていうのを完全に渡してやってるっていう。得意なことだけ磨けみたいな。
長い編集だと基本僕がやるんで。百分間鬼ごっこっていう企画とかは、カメラを40台とか使う。当時は僕が全部編集してたんで。
もうMacBook1個でやって。だから画面見てません。音で判断してました。(画像が)止まっちゃうんで。
朝、よし気合入れるかって編集に乗ってきちゃって。あ、終わった、お疲れってパッて見たら、カレンダー2個動いてたんすね。
だから僕、本当に不眠でやってて。没頭した瞬間に何にもわかんなくなるんですよ。
僕らは、いっぱいカメラ使った動画を出すの早かったんですよ。当時僕らほどカメラ台数使ってっていうのは、やってる人いなかったと思います。
(編集は)自己流です。マサイがもともと編集の学校行ってて、Adobeをちょっとやってみてって言われて。全くわかんないところから始めて。
知らぬ間に、十何時間とか勝手にずっと1人で遊んでて。自分で動画作れるってなって、もう毎日投稿スタートって感じです。
ちょっとテレビっ子だったところが。こういうタイミングでこれやったらおもろいなっていうのを、編集に落とし込んだだけです。
誰かを参考にして動画は作ってないかもな。YouTuberの誰とかは全くない。
天才すぎないですか?
僕らも今年16年目なんで。で言ったら、もうだいぶ初期の方っていう。
僕らは元々事務所入ってなくて、大学生の頃ぐらいにテレビとかに僕が出るようになったら、(UUUMから)声かかって。
次世代クリエイターみたいなトライの期間があって、僕らトライしますって言ったその日にもう終わったんですよ。もう数字が出たんで。
専属契約だから何十パー取られるとかってあると思うんですけど、僕らはもう全然それでいいっていうぐらい、(UUUMに)めっちゃ助けてもらってるんで。
スケジュール管理と、撮影がハードすぎるんで、僕らが無理なラインの準備とか、ライティングとか、そういうところを全部任せてるんですよ。
1000本、やばいですねって。多分(UUUMの)全員、頭の中にカレンダー出てるんですよ。
(Slackで)明日は70から80撮らないと間に合いません。撮りましょう。
1年1年、そういうバカみたいなことをやりたくなっちゃう。それを手助けしてくれてるのが、うちの事務所って感じ。
ネタ会議はしない。目指すのは「実家」のようなチャンネル
多分他のグループYouTuberと全く違うところなんですけど、うちらネタ会議がないんですよ。
あ、え?ないんすか。
だから当日まで、何撮るか知らないんですよ。誰も。誰もです。
(企画は)大体僕かンダホです。何やるかわかんないけど、ただ学校に集められるんですよ。もうほぼブルーロックみたいなもんです。
え、それなんでなんですか?それは。
(メンバーに)プロになって欲しくなくて。
そんなんやんのかよってマジな顔が撮りたいっていうのがあって。素のリアクションが欲しいんですよ。素でムカついてほしいし、素で喜んでほしい。
常にドッキリみたいな。
常にドッキリ、常にサプライズでいきたいっていうのがあって、もう何やるかとかもう言わない。
一番恐ろしいのは、何時から何時を空けといてくださいってスケジュールが飛んできて、24時間鬼ごっことかが急に始まるっていう。
マジかよみたいな。もう多分、一番非常識なYouTuber。
(チャンネル登録者数は)今920万ぐらい。メインチャンネルが。
量から質の人なんですか?
僕は完全にそうです。質が高いものに必ず仕上がるとも思ってないです。量をやりまくった結果、勝手に質が高いものが生まれてるかなぐらいの。
量から質って僕もよく言うんですけど、いや、量足りないなって思いました。僕が考えてる量の3倍行ってたんすよ。
量をやるの気持ちいいですからね。
どこ目指してんすか、今。
確かに。最終、もうメンバーと飯食えてればいいみたいなとこあって。
ただ何にも起伏がないと、飯食うのも気まずくなるじゃないですか。だから定期的に盛り上げて、みんなで屋形船とかで飯食うっていうのをやりたいから。
年末はみんなで鍋食うとかも決まってて、スタッフも全員集めて、朝方までずっと飲むみたいな感じを今続けてますね。マジで学生の延長みたいな。
年取っていくじゃないですか。このペースでいつまでできるとかって、不安になったりしないですか?
マジでそれがなくて。僕、年々体力上がってってる。
いまだにずっと僕も(睡眠は)3、4時間なんで。それでもずっと走れる。
24時間鬼ごっこ終わった後に、家にジムあるんで、ベンチプレスとかやって、ちょっと休憩して、そのまま他の仕事やるみたいなのはずっと続けてる。
今年、ドローンの免許も取りました。
ドローンの免許取ったんですか?何なの?
やりたくなっちゃう。
武勇伝めちゃくちゃ有名で、恐ろしいのが全部本当っていうところで。風呂で飯食うのもそうだし。
(打ち上げで)あれ良かったねって話した後、もう絶対次のことを話すんですよ、僕。「やった超えたぞうぇい」みたいなのは、正直無意味だと思ってて。
とりあえずやりながら振り返ってて、ずっと。この動き良かったなとかをみんなにシェアしてみたいな。結構即判断ですよ、全部。
ToDoリストもずっとつけてて、振り返る時間を必ず設けてるから、どういうことを得たかを1日の終わりに必ずメモするのは、もう何年もずっと続けてる。
もうそうしてかないと不安症で。めっちゃ多分、怖がりなんだと思います。めっちゃビビリじゃないと、多分ここまでやらない気はしてますね。
めっちゃ同じです。僕めっちゃビビリなんで。
次の日に、今の自分より下になってたらって思うと、怖くてしょうがないから。
ユウさんは、フィッシャーズは小中学生で見て、いったん離れ、大人になってまた戻ってくる「ポケモン」のような存在ではないかと投げかけます。
僕はある意味、実家をYouTubeチャンネルに作りたいみたいな感じなんですよ。
そこで育った思い出いっぱいあって、反抗とかして、こいつらなんやねんってなるけど、結局戻ってきた時に、やっぱ落ち着くなみたいな。
で、今になってここ感謝してるわってなるのを、うちのチャンネルにしたい。
だからある意味、尖ってる人たちからは変な目で見られるのがあるんですよ。ただ、後でわかるよっていう。
他の人たちは初期伸びが多いんですよ。動画出してバンって伸びる。僕らは、じわじわ伸びて全部(再生数が)万いくんですよ。
それが実家の体現かなっていう。結局、実家に帰りたくなっちゃうっていうので。
(それでも)初期伸び狙う時もありますし。月によって僕らは戦法変えてるって感じです。夏休みとかはもう初期伸び、初期伸び。
落ち着いた時の月は、懐かしのあの企画とか、あの空気感の動画みたいなのを出すようにしてる。
あのってすごいな。もう16年やってたら、あのってできるんすね。
(年間の構成は)僕の頭の中にあるって感じです。メンバーにはシェアしないです。シェアすると気張っちゃうんで。
プライド、自分でもめっちゃ高いと思うんですけど、折れるのが早いっていうのが。その都度折れられるんで。
バッド入ったりする時って、どうやってるんですか?
ないんですよ。バッド入った時点で弱いんで。その思考がダメです。
単純な質問すればするほど、超人エピソード来るんだよ。
もうあなたそれ夜考えてるでしょ?寝なさいって。昼考えてって。走りなさいって。行動起こせばもう飛ぶんで、結局。
(相談に来るYouTuberも)結構みんなバッド入ってるんで、無駄無駄無駄って話して。考えるのはいいけど、悩むのやめてって。
休んだことあります?
ないです。
怖い怖い。顔、顔怖い。
5900連勤。楽しいんで。
YouTubeとTikTokで違う「推しの性質」
まずプライド全部かなぐり捨てて、自分で飛び込んでやって、なるほどこういうシステムがあるんだとか、この認識YouTubeと違うなとかを学んでいってる。
YouTuberがTikTokに行った時の、TikTokライブのギフトの考え方と、YouTubeのスーパーチャットへの考え方は違うかなっていう。
その人が好きで(スパチャを)投げてるのがYouTubeライブで、TikTokはチームとして盛り上げるためのクラッカーみたいなイメージ。
(TikTokは)前に立ってる船長みたいなのがこっちで、船員たちみたいなのが視聴者さん、っていうイメージ。
めっちゃわかりやすい。面白い。推しの性質違いますね。
めっちゃ人気なYouTuberでも、TikTokライブでバトルやったら負けるし。僕も最初、全然知らない人にバトル負けて、え?ってなって。
熱烈にめっちゃ強い右腕が(相手に)いたら、その人が万投げた時に僕は負けるんで。そういう性質を、自分で身を投じて知るのが好きですね。
今伸びてるのは、基本ストリーマーの方が多いっていうのもあるし。生配信が切り抜かれてショートで見られるのも多くなってるから、間違いなくライブは強い。
ユーモアが含まれてないこと、例えば無意味に攻撃するとか、そういうのはやめようっていうのはありますけど、それ以外はほぼほぼ全部やります。
楽しいが軸だから。核の部分が楽しいなんで、これだけブレなければいいんですよね。
楽しくない、でもお金はいい、さあどうする?って言ったら、楽しくないからやらんみたいな感じですね。
楽しいでやってますみたいな人って、基本潰れていく人が多いんですよ。
多分、(その人たちは)嘘ついてる気はしてる。本当に楽しいが。
5900連勤してたらさ、絶対途中楽しくないやん(って思うでしょ)。いや、ないんすよ、マジで。
僕飽き性なんで。だから何でもやるんですよ。YouTubeって母体があるだけで、そこで何でもやっていいってことなんで。
撮影で24時間やったり、沖縄飛んで次国外行ったりした後に、ようやく編集の時間3時間取れますって言ったら、全員手挙げて、よっしゃって言うんですよ。
恐ろしいのは、うちのメンバーかもしれないです。そのスケジュール組んだの俺だしなって。それについてこれてる時点で、あいつらの方がやばい。
彼らは、線路が敷かれたらそこを全速力で走れる奴らなんで。こんなに心強いことはないよね。
地元がむちゃくちゃ荒れてたんで。歩いたら、なんじゃおらみたいなやつがいっぱい飛んでくるみたいな。耐えなきゃいけない毎日だったし。
笑って耐えてるタイプの人だったんで。いかに理不尽をおもろくするかみたいな。怒ってるやつ笑かしたろって思ってたタイプ。
やっぱり体力が一番物言うなって。シャトルラン1000回走れたらすごいじゃないですか。じゃあ1000回走る体力作ればいいじゃないですか。
僕、結構1人1人と飲み行って、こういうとこ変えていこうよとか、そういう話を結構したりするんで。
お前最近悩んでるなって話をフランクにしたら、見てくれてるなっていうのがあると思うんですよ。それはめっちゃ大事だなと思うんで。
YouTuberは事務所行かなくていいじゃないですか、ぶっちゃけ。でもスタッフの事務所に一番顔出してるの僕なんで。顔色を見るために。
マジ経営者だな、これ。
基本的には、(メンバーに)相手から聞かれるまで僕言わないです。本当に大枠でずれてたら、ちょっとストップって会議組みますけど。
(悩みを聞いたら)それ答えがいる話?って聞いて。答えがいらないなら、ただ話したいだけで昇華されるんだったら、それでいいし。
俺だったらこうするはあるけど、君ではないし。俺は君の強みこれだと思うから、うまく掛け合わせてみたいな話を各メンバーに。
お前だったらもっとできるは体育会系には通じるんですけど、文化系は無理なんで。文化系の人は自分の世界をどんだけ突き詰められるか。
あなたはホームランを打って、って感じ。体育会系はヒットをいっぱい量産してる。どっちもすごいんだけど、仕事が違うよね。
モトキはめっちゃ走るんですけど、彼、囲碁部なんですよ。多分、日本で一番走れる囲碁部。
(モトキは)色彩感覚とか美術系が好きだったんで、じゃああなたグッズ担当みたいな感じ。そうすると責任感が出てきて強いですよね。
「月収なんぼ」はくだらない。会社に蓄える理由
コミュニケーションを取る上で、これがあると一気に全部なくなっちゃうのが、お金回りだと思うんですよ。どういうふうに設計してるんですか?
確かに。マジでうち、お金関係で揉めたこと一度もないですね。
結構YouTuberって、羽振りがいいイメージないですか?僕ら、全くしなかったんで、それを。会社に溜めてるんですよ。
大体、月収なんぼだみたいな。あれ正直、僕くだらないと思ってるタイプなんで。
会社で資産とかをうまくやって、後々の保証をつけてあげた方が、絶対いいだろうっていうので。今欲しいものは、ハングリー精神として頑張ってっていう。
あなたたちの未来のことを考えた上で会社にお金もあるし、うまくやっていくからって、一回俺に全部一任しろって話して、全員もうそれでOKっていう。
すげえ。じゃあリタイア後とか。
大学の時にはもうYouTuberとしてドンってなってたんで、その時からそこ変えてないです。
(給料は)ほぼほぼ一緒ぐらいですね。なんだったら僕、意外とそんなにないっていう。会社に入れればいいからみたいな。
俺もそういう感じで今やってるんですよ。でも結婚式のお金とか、個人的に必要なものってどういうふうに考えてるんですか?
そこら辺は、自分のやれる範囲でやればいいし。貯金して積み立てたものでやっていくっていう感じです。メンバーも全員。
長いスパンでやることを、そもそも想定してやってるんで。派手にドーンとかは考えてなかった。会社としては、もうどんどん上がっていくだけの状況ですよね。
脱退という危機に、まず謝り、慌てず進む
ユウさんは、過去にあったメンバーの脱退に触れ、ネガティブな出来事にどう向き合ったのかを尋ねます。書き起こしの話者表記は一部入れ替わっていますが、内容からシルクロードさんの回答として掲載します。
過去に脱退あったじゃないですか。
ありましたありました。
グループがどうだとかは一旦置いといて、謝るべきものを謝るべきだし、被害者の方がいたんだったら、それに謝るべきだし、まずそこを全うする。
悪いことしたんだから謝るっていうのが大事。その後は、諦めなければ絶対にうまくいくんで、しっかりとやり続ける。
心が折れるから、そこからオワコンみたいに言われちゃう。折れなければ絶対ならないんですよ。
あんまり他人って自分らに興味ねえって思うのが一番大事だと思ってて。俺たちは俺たちのやることやればいいだけだから。
当時は結構慌てはしましたけど、一旦冷静になろうって。やることやろうって感じで、みんなでわかったって。
やばいやばいやばい。ちょっと今、食らいすぎてるかもしれない。
こういう話を聞くからこそ、マジ僕らの会社のクリエイターの社外価値を上げたいって、マジで思うんすよ。こういう人って日本引っ張っていくべきだと思う。
だからこそこのメディア作ったのもあるんですけど、ここまでやれてんだよみたいな。
次に呼んでほしいのはヒカルと東海オンエア・てつや
いいですけどね。何言われても、評価されてる時点で別に僕はいいかなっていうタイプなんで。
番組の締めくくりに、MC側から「テレホンショッキング」のように次のゲストを紹介してほしいとお願いします。こちらも内容から話者を整理して掲載します。
テレホンショッキング的な感じで、誰かここに来たら面白く喋れそうな人いたりしないですか?
頭にやっぱすっと出るのは2人ぐらいいるんですよ。今、ヒカルさんと、てつや。
えぐすぎる。もう最終回ぐらいになってくるって。
てつや来れるかどうか分かんないけど、僕と違うリーダーの最たる例が、てつやな気もするんで。
ヤマト来て俺来たから、多分次てつやな気がするって言ったら、(来てくれる)可能性はある。ちょっと一旦聞いてみます。
ありがとうございます。今日はいろいろ勉強できた回でした。また次回のエピソードでお会いしましょう。ピース。
まとめ
シルクロードさんは、中学の同級生と偶然始めたYouTubeを、16年かけて「実家」のようなチャンネルに育ててきたと語りました。ショート1000本や5900連勤といった量の裏には、楽しいを軸にした判断と、自責で背中を見せるリーダー像があります。お金も個人の月収より会社の蓄えを優先し、仲間の将来まで見据えた長期の設計を続けていることが明かされました。
- ネタ会議をせず、メンバーの素のリアクションを撮るためにあえて内容を伝えない
- ショート1000本は「後ろにゼロをつけたら収まりがいい」という武者震いから始まった
- 他責になった瞬間に自分が弱いと考え、得意なことをメンバーに任せる
- 月収の派手さより会社に蓄え、仲間の将来の保証を優先する
- 危機の時は、まず謝り、心を折らずにやるべきことを続ける

