AI時代に「隠れて強い」のはAppleという見立て
しゅうへいさんはまず、最近のAIサービスがMacBookを前提にしつつある状況を挙げます。
具体例として、Claudeのコンピューターユース ── Claudeが画面を見てクリックや入力などパソコン操作を代わりに行う機能。この回では「クラウドのコンピューターユース」と呼ばれていますや、OpenAIのCodex ── OpenAIが提供するコード生成・実行系のツール。この回では「コーデックス」と呼ばれ、Mac版から先に対応したと語られています、OpenAIのコンピューターユースが、Mac版から先に対応することが多いと話します。
Windowsでも使えないわけではなく、いずれ対応するとしつつ、Mac系のソフトが強い傾向があると指摘します。
さらに、AppleのM4やM5チップはAIの処理速度を大きく上げてきていると言います。SiriやApple Intelligenceといったサービス面では大きく滑っている一方で、CPUやGPUの性能面ではAIを使うために必要なものを提供している企業だ、という見方です。
AI時代に実は隠れて強いのがAppleだっていうね。そんな話もどっかで見かけましたけど、僕も本当それは同意しますね。
Apple信者のしゅうへいさんが語る、MacBook遍歴
この回で選び方を語る前提として、しゅうへいさんは自分がかなりのApple信者であることを明かします。iPhoneもAirPodsもMacBookもApple製品だといいます。
最初に買ったパソコンは大学時代の東芝のダイナブックらしきもので、レポートのときぐらいしか使わなかったと振り返ります。
大人になって自分で欲しいと思って初めて買ったのがMacBook Airでした。かっこいいという理由で買い、そのMacBook Airでブログを書き始めたそうです。
やがてスペックが足りなくなり、MacBook Proへ移行します。2018年に、Twitterで「買ってください」と言ったところ、クレメヤさんという人がMacBook Proのスポンサーになって買ってくれたというエピソードも語られました。
その後もMacBook Pro、M1のMacBook Air、iMacなどを使い、この10年近くAirもProもデスクトップ型も一通り触ってきたと話します。最近もMacBook Proを新しく買ったといい、そのスペックも後半で紹介されます。
選び方は「日常+α」と「仕事の中心」の2パターンで考える
しゅうへいさんは、あくまで独断と偏見だと断りつつ、選び方を2つのパターンに分けて考えると整理しやすいと話します。
1つ目は、日常使いにちょっとAIを足したい人向けの最低限のスペック。2つ目は、AIをこれからも仕事にして人生を変えるくらい使っていく人向けの理想スペックです。
ネットや動画視聴、軽い動画編集、SNS発信に加えて少しAIを使うパターン。MacBook Airで十分
AIを人生を変えるくらい使い込むパターン。MacBook Proで、少なくともProチップを選ぶ
日常+αならMacBook Airで十分な理由
日常生活のネットサーフィンやYouTube、軽い動画編集、SNS発信にプラスして少しAIを使いたい人には、MacBook Airで十分だと周平さんは言い切ります。
番組では、持ち運ぶノートとしてMacBook Air、MacBook Pro、MacBook Neoの名前が挙がります。一方、Mac miniやMac Studio、iMacなどのデスクトップ型は、初めて買う人よりも中級者・上級者向け、というのがしゅうへいさんの見立てです。
MacBook Airと聞くと低スペックなイメージがあるが、最近のAirは4K動画のような重たい編集もほとんどカクつかずにできると話します。
Discordや画面収録アプリ、ChatGPT、Claude、Geminiに動画編集ソフトを立ち上げて並行作業しても、全然動きますという体感だそうです。昔のように虹色のクルクルマークが出て画面が固まる感覚とは違うといいます。
妻・アレコさんのAir買い替えでわかった体感差
しゅうへいさん自身はM2のMacBook Air 15インチも持っており、今は別作業や並行作業のときに使っていて、それでも十分だと話します。
さらに、妻のあれこさんが最近M1のMacBook AirからM4のMacBook Airに切り替えた例を挙げます。メモリは当時の8GBから24GBに変わったといいます。
あれこさんはGoogle Chromeの複数ブラウザや、ChatGPT、Gemini、Claudeなどを同時に立ち上げて作業するそうです。瞬間的に重くなることはあっても、以前より複数アプリ・複数画面をスイスイ動かせるようになったといい、本人も速くなったと話していたそうです。
もし始めるのであれば、今のM4かM5のMacBook Airがおすすめです。
画面サイズは13インチか15インチか
画面サイズは、作業のしやすさと持ち運びやすさのバランスで考えます。番組では13インチと15インチを比較し、しゅうへいさんは妻の使用感も踏まえて、持ち運ぶなら13インチをすすめています。
理由として、15インチは画面が大きく作業はしやすい一方で、持ち運びが重くなる点を挙げます。アレコさんに持ってもらった経験から出た実感だといいます。
重さを気にしない人や、ほとんど車移動という人は15インチでもよいとしつつ、家で使って外に持ち運び、カフェでも使いたいなら13インチ一択だと話します。
メモリは同時作業の余裕、ストレージは保存容量として考える
この回で重視されるのは、動画やアプリを保存するストレージと、複数の作業を並行して進めるときの余裕に関わるメモリです。しゅうへいさんは、この違いを人の能力にたとえて説明しています。
メモリを頭の容量、ストレージを記憶力にたとえます。どれだけ複数のことを同時に処理できるか、どれだけ多くのものを覚えておけるか、というイメージです。
人でも、記憶力は強いが言葉がゆっくりの人、記憶は苦手だが頭の回転が速い人がいるのと同じで、パソコンも記憶力も処理速度も両方いいのが理想で、そういうモデルは高いと話します。
複数のアプリや作業を同時に使うときの余裕に関わる。番組ではAirの16・24・32GBを比較
記憶力にあたる保存容量。動画やアプリをどれだけ保存できるか。Airは512GBからスタートし、1・2・4TBまで上げられる
M4かM5か、迷ったときの選び方
M4かM5かについて、しゅうへいさんは予算がある人はM5を買っておけばよいと話します。一番新しいほうがよいからです。
一方で、M4でも十分に速度が速いので、認定整備品や少し安くなったモデルを狙うならM4がよいといいます。
予算がある人向け。一番新しく、迷ったらこちら
十分速い。認定整備品や値下がりしたモデルを狙うならこちら
5年前や10年前のMacBook Airのイメージを持っている人には、もう全く別物だと強調します。昔のMacBook Proより性能がよくなっているとのことです。
Airのメモリとストレージ、いくつを選ぶか
放送では、Airのメモリの選択肢として16GB・24GB・32GBを紹介しています。しゅうへいさんが重視するのは、動画編集や複数のAIアプリ、ブラウザのタブを同時に使うときの余裕です。「容量が多ければ、どんな作業でも速くなる」という説明とは分けて捉えると、用途を考えやすくなります。
予算も踏まえると、最低スペックの16GBを買っておけば日常で困ることはなく、動画編集も基本的に問題ないといいます。
ただし、動画編集をしつつAIを複数立ち上げ、ブラウザのタブも複数開いたまま、いちいちアプリを消さずに使いたい人は、24GBや32GBがよいとします。
ストレージは512GBからで、1TB、2TB、4TBまで上げられます。512GBはアプリを何個か入れると足りないこともあるため、仕事で使うなら1TBは欲しいといいます。日常だけなら512GBで十分だそうです。
キーボードは日本語キーボードもよいが、しゅうへいさんは見た目の好みでUSキーボードにしていると話します。
これらを13インチで組み合わせて選んでいくと27万4000円ほどになり、結構高いといいます。ただ、メモリを16GBに、ストレージを512GBに下げれば19万9000円ほどに戻り、選びやすくなるとのことです。
処理性能も10コアCPU・8コアGPUのように選べます。ここを上げなければ、18万4000円ほど、月々7700円くらいからでもいけるといいます。詳しい値段は自分で確認してほしいと補足しています。
理想ケースはMacBook Pro、まず画面サイズとチップから
AIを仕事の中心にする理想ケースでは、しゅうへいさんはMacBook Proをすすめ、M5を買っておくとよいといいます。
画面サイズは14インチと16インチで、ほとんどの人は14インチでよいとします。16インチは池谷さんも使っているが「でかい」といい、自分も一度買ったが大きかったと振り返ります。
古民家で洗濯物の横などに置いてAIを使いながら作業したいとき、16インチは場所を取ると話します。そうした使い方をせず、重さも気にならず出張もほとんどない人は14インチでよいとし、周囲でも「16インチは重い、14インチでいいのでは」という声が多いといいます。
カラーはスペースブラックかシルバーで、今回はシルバーにしたそうです。ディスプレイは標準とナノテクスチャーがあるが、気にならないので標準でよいとしています。
Proのチップは、M5チップ、Proチップ、Maxチップの3種類があります。
Proチップ・Maxチップの選び分けと購入の考え方
理想でゴリゴリ使うつもりでも、M5チップだけならMacBook Airで十分だと周平さんは話します。だからこそMacBook Proでは、ProチップかMaxチップを選ぶとよいといいます。
ローカルのLLMを回したり、今後ローカルで動画や画像を作るところまでやりたい人はMaxチップ。そこまでやらないが、動画編集など重い作業でストレスを感じたくない人はProチップを選んでおけば基本的に問題ないとします。
M5チップで十分な人
それならMacBook Airでよい、というのが周平さんの見立て
Proチップ
重い作業でストレスを感じたくない人向け。まずはここ
Maxチップ
ローカルのLLMや、今後のローカル動画・画像生成までやりたい人向け
Proのメモリは24GB、36GB、48GB、64GB、128GBまで上げられます。周平さんは基本的に48GBを選んでおけばほとんど事足りると話します。
ストレージは1TBからで、2TB、4TB、8TBまで。1TB以上ならあとは人によるといいます。
この金額は稼げるかどうかまだわからないうちに使うにはしんどい、と周平さんは正直な感想を添えています。
3年前のPro購入で実感した「オーバースペックを買う」流儀
しゅうへいさんが今使っているのは、M3のMacBook ProのProチップ、36GBのユニファイドメモリ、1TBのストレージで、コア数も上げたモデルだといいます。3年前に買ったものです。
購入の流儀として、今ちょっとオーバースペックなものを買っておくという考え方を挙げます。当時は動画編集も激しくせず、ノートを開いたりポッドキャストを収録する程度で、36GBやProチップは要らないかもと思ったそうです。
それでも買っておいて正解だったといいます。今になってAIを触り、複数のウェブアプリを立ち上げてタブも消さずに並行作業する使い方で、36GBの余裕が効いているという実感です。
実際の使い心地を知りたい方へ:同じ番組の「MacBook Proの使用体験と選び方」では、画面サイズや動画編集の保存容量を具体例で紹介しています。
3年前は動画編集も軽く、ノートやポッドキャスト収録が中心。36GBもProチップも要らないかと思っていた
いまはAIと複数ウェブアプリを並行で使い、タブも消さない。36GBの余裕でDiscordなどを開いてもカクつきが少ない
ただ、それでも複数立ち上げると重くなり、あと1年ほどでどこかで限界かもしれないといいます。今も画面が固まるようになってきたそうです。
今回買ったのは93万円のフル構成。その理由
今回、しゅうへいさんが新しく買ったMacBook Proは約93万円で、月々4万円ほどの支払いだといいます。無金利ローンを選んだそうです。
いや、(この金額なら)車が買えるんよ。車買える。
構成は、M5チップのMaxチップの一番上、ユニファイドメモリは128GBです。自分でもオーバースペックすぎる、贅沢すぎると認めています。
それでも選んだ理由として、ここから3年は間違いなく使えることと、今後ローカルのLLMやローカルのAIが来ると見ていることを挙げます。オンプレAI ── オンプレミスAIの略。クラウド上のサービスではなく、自分の手元の端末や社内環境でAIモデルを動かす形。この回では今後の広がりが予想されていますとも呼ばれる流れだといいます。
しゅうへいさんは、ローカルで動かすAIモデルが今後さらに良くなると予想しています。将来試したいことが増えたときに対応できるよう、余裕のある構成を選んだという考え方です。約93万円の購入例は、一般的な必要額ではなく本人の投資判断として紹介されています。
月々4万円なら頑張ってAIで稼げると考え、100万円ほどをつぎ込んだといいます。ただし、これは真似しなくていいと明言しています。
結局どう選べばいいか、と使うAIアプリの案内
しゅうへいさんは選び方を改めてまとめます。とりあえず日常ならMacBook Air、がっつり仕事にしていくならMacBook Proで、少なくともProチップを選んでおけばよいという結論です。
Proチップでなくてもすごいとしつつ、どうせならProチップを選んでおいてもいいとし、あとは予算次第だと話します。
使うAIについては、Claudeデスクトップアプリを使っておけば基本的に事足りると案内します。エピソード説明では、このアプリの無料の入門ガイドがすでに2800人に受け取られていると書かれています。番組内では2900人と語られています。
AIで何を作れるのか知りたい方は、同じ番組の「Claude Designって何がすごいの?」へ。サイトの試作やスライド制作を、実際に触った感想とともに紹介しています。
まとめ
この回は、AIを本格的に使う前提でのMacBookの選び方を、日常+αならAir、仕事の中心にするならProという2パターンで整理した回でした。メモリとストレージを「頭の回転」と「記憶力」にたとえ、用途に応じた目安と、周平さん自身の購入例まで独断で語られています。
- 日常+αでAIを使うなら、M4かM5のMacBook Airで十分。持ち運び重視なら13インチが基本
- メモリは同時に使うアプリ、ストレージは保存データから考える。話者は仕事用のストレージに1TBを目安として挙げている
- AIを仕事の中心にするならMacBook Pro。重い作業でストレスを避けたいならProチップ、ローカルAIまでやるならMaxチップ
- 周平さんの流儀は「今ちょっとオーバースペックを買う」。3年前の36GB構成が今のAI並行作業で効いているという実感
- 使うAIはClaudeデスクトップアプリで基本的に事足りる、というのが周平さんの案内






