アイドルの話しかしなくなったラジオ番組
後編は、上編の続きから始まります。まず中川どっぺるは、自身がどんな芸人かをあらためて説明します。
福岡吉本初のアイドルオタク芸人、中川どっぺるがおしゃべりさせていただきます。
吉本の芸人として、中川どっぺるはRKBラジオで「吉本radioバリカタ」という番組を担当していました。
この番組は最初、リスナーからの大喜利や若手のネタバトルなど、完全に芸人のラジオとして始まったといいます。
ところが続けるうちに、番組は大きく方向を変えていきます。
完全にもう後半、アイドル番組になってしまいまして。アイドル話しかしない。
相棒の池藤はジャニーズ、中川どっぺるはハロプロを担当し、前半と後半で別ジャンルのアイドルを語る構成になっていたと振り返ります。
モーニング娘。の中澤裕子との共演
ラジオのパーソナリティ交代の話が持ち上がったとき、偶然が重なります。
モーニング娘。を卒業した中澤裕子が福岡へ移住し、担当していた午前中の番組が終わるタイミングだったのです。
アイドルの話ばかりしている番組に、モーニング娘。1期生の中澤裕子が加わることになりました。
2001年に「モーニング娘。に会いたい」と言った、あん時の21歳の若造が、モーニング娘。に会うわけです、ここで。
すべてはタイミングだったと中川どっぺるは語ります。
吉本に入った当初は、中澤裕子が福岡に来ることも、同じラジオ局で番組を持つことも考えていなかったといいます。
一流タレントが持つ「壁を取っ払うスキル」
共演にあたり、緊張はしなかったのかとはじめちゃんが尋ねます。
中川どっぺるは、緊張はもちろんするが、それをなくしてくれるのは相手のほうだと答えます。
一流タレントの方は、向こうから壁みたいなのをこじ開けてくれる。
番組にはKAT-TUNの亀梨をはじめ、さまざまなゲストが訪れたといいます。その経験から、売れている人ほど早く壁を取り払ってくれると気づいたと話します。
この感覚を、はじめちゃんは自分が共演した村重杏奈の印象と重ね合わせ、納得します。
中澤裕子のイベントでラブマシンを踊る
ラジオでの縁は、さらに大きな夢へとつながります。
中川どっぺるは、福岡で開かれた中澤裕子のバースデーイベントにゲストとして呼ばれました。
一番最後に中澤裕子さんと一緒にステージでラブマシン踊りました。
はじめちゃんは、それは本当に余生かもしれないと驚きます。
中川どっぺるは、これは吉本でなければできなかったことだと強調します。そして、いまで言えばキャンディチューのメンバーに会いたいと入ってきた若手が、好きだと言い続けていれば同じことが起こり得ると例えます。
同じレールを歩む後輩への予言
ここで話は、中川どっぺるとはじめちゃんの関係へと移ります。
はじめさんを見てると、本当にずっと私のレールを歩んでる感が。
はじめちゃんは、この言葉が怖いと打ち明けます。芸人として自分の足で歩んでいるつもりの道が、すでに決まっていると言われるような感覚だといいます。
芸人になったら、自分の足で歩んでいってる感覚があるじゃないですか。それが、もう全部決まってましたよって言われてるみたいな怖さがあるんです。
中川どっぺるは、そのラジオと連動してアイドルイベントを主催した過去も明かします。吉本が買い取って会場が変わり、アイドルの出演機会が減ったことがきっかけでした。
聖地ビブレホールが吉本のものになって、ふざけんなつって。
お笑いの新規イベントは一度もやっていなかったのに、九州各地のアイドルを呼んで自主イベントを開いたといいます。
中川どっぺるは、ライブ音源をXの投票で1曲だけラジオでかける企画や、くじで選ばれたメンバーがジングルを作れる企画も紹介します。
これも通っていくんで気をつけてくださいね。
はじめちゃんも、ムサハジでアイドルフェスの話が出ていることを、まだ何も決まっていないと前置きしつつ明かします。
とどまれ。そこに留まれ。俺みたいな余生過ごすな。
最後は、はじめちゃんが自分は芸人でいると宣言し、掛け合いのまま締めくくられます。
まとめ
「モーニング娘。に会いたい」という一心で吉本に入った中川どっぺるが、ラジオ番組を通じて中澤裕子と共演し、ステージでLOVEマシーンを踊るまでの道のりを振り返る回でした。夢を叶えた自らの歩みを、同じ道を進むように見える後輩への予言として語る掛け合いが印象的でした。
- モーニング娘。に会いたいという理由で吉本に入った中川どっぺるが、ラジオ「吉本radioバリカタ」を経て夢を叶えた
- 番組の担当交代と中澤裕子の福岡移住というタイミングが重なり、モーニング娘。1期生との共演が実現した
- 売れている一流タレントは、自分から相手との壁を取り払ってくれると中川どっぺるは実感している
- アイドルイベントの主催やラジオ連動企画など、自身の歩みを後輩はじめちゃんへの予言として語った
