そもそも中川どっぺるとは誰なのか
番組を続けてきた2人ですが、そういえば自己紹介をしていなかったと気づきます。
そもそも誰だよ、いう声が上がってきてもおかしくないんですよ。
説明なさすぎる。
そこで「私とアイドル 中川どっぺる編」として、これまでの遍歴をたどるコーナーが始まります。中川どっぺるは今年45歳で、今年46になると話します。
アイドル不毛の時代からモーニング娘。へ
中川どっぺるが高校生だった1990年代は、世にアイドルがそういなかった時代だと振り返ります。
アイドル不毛の時代、1990年代なんすけど。
当時キャーキャー言っていた対象として、安室奈美恵、SPEED、PUFFYといった名前が挙がります。今思えばアイドル的な扱いをしていたのだ、という感覚だったようです。
そして1990年代の末に、ようやく国民的アイドルとしてモーニング娘。が誕生します。はじめちゃんが生まれたのも同じ頃で、1997年生まれだと分かります。
モーニング娘。生まれた年にハジメさん生まれてますから。
モーニング娘。はデビューするために、インディーズシングルを5日間で5万枚手売りするという企画からスタートしたと説明されます。全国5会場で行われ、その1つが福岡でした。
そっからそれが5万枚完売できたらようやくメジャーデビューですよ。
福岡のキャナルシティで行われた手売りイベントにも足を運ぶほどのファンだったと語ります。テレビ番組の人気もあり、翌日に学校でモーニング娘。の話になるほど流行していたそうです。
福岡よしもと初のアイドルオタク芸人
モーニング娘。が好きなまま、2001年に吉本興業へ入ります。中川どっぺるは、自身を福岡よしもと初のアイドルオタク芸人だと語ります。
まだオタクをキャラにする芸人が珍しかった頃で、劇場にモーニング娘。のトレカを持ち込んで楽屋で見ていたと振り返ります。
一方、はじめちゃんは自身がオタクとしていじられるのが嫌だった時代があったと明かします。ここで2人の年代の差が浮かび上がります。
なんかやっぱ嫌でしたけどね、結構。あの時代のオタク、結構いじられるの。
これに対して中川どっぺるは、吉本の世界ではいじりをどう返すかが勝負であり、時代的にも受け止め方が違ったと話します。
嫌ないじり方もされるけど、それって芸人の世界ではもう、どう返すかじゃない。
ステージでモーニング娘。の当時の新曲を客前で踊ることもあったと語ります。
目標は「モーニング娘。に会いたい」
中川どっぺるが吉本に入った理由は、意外なものでした。
ダウンタウンさんみたいになりたいとか、M-1で優勝したいとかじゃなくて、モーニング娘。に会いたい。
芸能界に入ってモーニング娘。に会うことが目標のすべてだった、と言い切ります。かなり浮ついた入り方だったと自ら認めつつも、アイドルオタク芸人という印象が仕事につながっていったと話します。
モーニング娘。の後にはAKB48ブームが来てハマります。芸人として目を向けた面もありつつ、シンプルに面白いとも思っていたそうです。
テレビ、配信、そして橋本環奈との出会い
アイドルオタク芸人として、HKT48がデビューした2012年頃に始まった「あるあるわいわいテレビ」に出演します。北九州の劇場で吉本芸人とHKT48メンバーが出演し、その日のうちに放送する番組でした。
番組の後半1時間はustreamで配信していたと語られます。今のYouTubeやTikTok、インスタの生配信にあたるサービスですが、若い世代には通じにくくなっています。
さらにアイドル好きが高じて、橋本環奈が所属していたRev.from DVLのメジャーデビューお披露目イベントにも、中山筋肉とのコンビでゲストとして呼ばれたと話します。
そのイベントの本番前、舞台袖で橋本環奈本人から話しかけられます。誰のファンなのかと尋ねられ、心臓がバクバクするほど緊張したそうです。
みんな好きです。あの、いろいろ全部です。
どう答えるか迷った末に出たこの返答に対し、橋本環奈はニヤッとして一言で返してきたといいます。
環奈ちゃんがニヤッとして、「DDってやつですね」って言ったんですよ。
恥をかかせないその返しに、当時から大人だったと感心します。中川どっぺるは、この一言で橋本環奈の懐の深さを知ったと振り返ります。
かっこよかったもん。「DDってやつですね」と、一言でバツンって返してくるの。
「モーニング娘。に会うんです」で(上)は幕
話は再びモーニング娘。への思いに戻ります。会いたいという気持ちを突き詰めると「入りたい」だったと語り、はじめちゃんは強くツッコみます。
メッシ見てサッカーやりたいと思うのと一緒です。
一緒じゃないです。一緒じゃないんだよ。
そして中川どっぺるは、人生の中でモーニング娘。に会うことになる、とだけ明かします。
それはまた別のお話。
続きは(下)へ持ち越しとなり、この番外編の前半が締めくくられます。
まとめ
1990年代のアイドル不毛期に安室奈美恵やモーニング娘。に夢中になった中川どっぺるが、福岡よしもと初のアイドルオタク芸人となり、テレビや配信、橋本環奈との出会いまでを語った回想の前半でした。
- 中川どっぺるは45歳。1990年代のアイドル不毛期に育ち、末期に誕生したモーニング娘。にハマった
- 2001年に吉本入り。目標は「モーニング娘。に会いたい」で、福岡よしもと初のアイドルオタク芸人を自認する
- オタクへのいじりは芸人にとって「どう返すか」の勝負であり、はじめちゃんとは受け止め方の年代差がある
- Rev.from DVLのイベントで橋本環奈から「DDってやつですね」と返され、その懐の深さに感心した
- 「モーニング娘。に会うんです」という核心は(下)へ持ち越しとなった
