縄が斜めにかかる原因は「指先と手首」
緊縛の初心者によくある悩みとして、相手に縄をかけたときに、縄のかかる位置がぶれたり、斜めにかかってしまうことがあると、たかせさんは話します。
その原因としてよく気づくのが、指先や手首を基準にして縄を操作していることです。
指先や手首だけで操作すると、縄はまっすぐ運べず、進む方向に角度がついてしまうといいます。
肘を引けば、縄はついてくる
たかせさんがよくするアドバイスは、「肘を引くようにしてください」というものです。肘を引いた結果として、縄がそれについてくるように引くのがコツだと話します。
肘で縄を引くようにしてくださいというのは、実際この肘の伸展とか屈曲とか言いますけど、その肘の動きで引くっていうことではなくて、厳密に言うと肩なんですよね。
肘をまっすぐ動かそうとすると、実際に動いているのは肩の関節になります。この肩関節から動かさないと、縄はなかなかまっすぐ捌けないといいます。
縄が斜めにかかりがちな人は、肘の向きが上や下を向いていることが多いようです。水平に運びたいのに、肘の向きのせいで縄が水平についてこない、ということが起こると説明されています。
肘を進めたい方向へ
縄を進めたい方向の延長上に肘を置くイメージ
肩関節から動かす
肘をまっすぐ動かすには肩が動く
縄がついてくる
肘の動く方向に縄が自然と従う
肩甲骨や重心移動は上級者の領域
さらにその先を言えば、肘だけでは不十分だとたかせさんは続けます。自身は肩甲骨を意識して縄を引いたりしているといいます。
体の使い方がわかっている人は、腰や足も使い、重心移動で縄を捌くこともあります。ただし、それは相当難しい身体操作です。
武道とか武術とかやってるような、あとはスポーツとか相当なレベルでやってる人じゃないと、なかなかそういう身体操作はできない。
たかせさんは自身を「運動不足のおじさん」と表現しつつ、現実的にコントロールできるのは肩周りくらいまでが限界だと話します。
それでも初心者にはかなり難しい話になるため、まずは肘を動かすことが一番わかりやすくて簡単だとまとめています。
手の力を抜くことが前提
ただし気をつけたいのは、肘を動かしても手に力が入っていると、縄はうまくついてこないという点です。
手はただそこにぶら下がってるだけというか、ただくっついてるだけで、縄をこう指先で引っ掛けてるだけの存在。
余計な力を入れずに肘をまっすぐ進めていけると、狙ったルートで縄を運べるようになっていくといいます。
実際に、うまくできない生徒にこの形のアドバイスをすると、解決することが多いそうです。
まとめ
縄が斜めにぶれる原因は、指先や手首で操作していることにあります。まずは肘を起点にし、手の力を抜くことから始めるのが、縄運びを安定させる第一歩だと解説されました。
- 縄がぶれる原因は、指先や手首を基準に操作していること
- 肘を進めたい方向の延長上に置き、肘を引くと縄がついてくる
- 肘をまっすぐ動かすには、実際には肩関節を動かす必要がある
- 肩甲骨や腰、重心移動を使うのは武道経験者などの上級者の領域
- 手の力を抜き、指先は縄を引っ掛けるだけにするのが前提
