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ヘレン創業ストーリー完結編。開園にたどり着いたと思ったら、今度は保育士・看護師・PT・OT・特別支援学校の教員という、価値観がまったく違う職種のスタッフが同じ40〜50平米の保育室でぶつかり合う日々。「公園に行くべきか、リスクを避けるべきか」で支援観が割れる、その一つひとつが実話です。でも、こどもたちは大人の想像を超えて成長していきました。胃ろうで栄養を摂っていたこどもが、隣の友達が美味しそうにおやつを食べているのを見て「僕も食べてみようかな」と口を開けた話。開園からの1年で、15人中5人が地域の認可保育園に転園できた話——「こどもはこどもの中で育つ」を実体験として突きつけられた瞬間の連続です。ヘレンを増やすだけではスピードが間に合わない。だから、法律を変えることに。超党派議連の発足、荒井先生の「私の最後の政治家人生を懸けて」というひと言、そして2021年の医療的ケア児支援法の施行まで——世田谷区の1通の相談から6年間で国の法律まで繋がったバトンを振り返る、シリーズ最終回です。<目次>開園後の職種文化衝突・保育士と看護師/公園に行くかで割れる支援観の話/マニュアル不在で誰が責任を取るのか問題/こどもが目の前でおやつを食べる衝撃/胃ろうのこどもが友達を見て口から食べる/開園1年で15人中5人が認可保育園へ転園/こどもはこどもの中で育つという実体験/障害は個人ではなく社会側にあるという捉え方/ヘレン増設だけでは間に合わないスピード感/制度を変える政策提言フェーズへ/超党派議連が発足したきっかけ/「最後の政治家人生を懸けて」の一言/医療的ケア児支援法の施行/国と自治体に責務が明記された意味/世田谷区の1通から法律まで繋がったバトン