登録者2万3000人は「実質武道館」?
ゆる言語学ラジオの冒頭で、堀元さんは水野さんに武道館の収容人数を尋ねます。武道館には1万4471人が入り、チャンネル登録者はすでに2万3000人を超えているというのが堀元さんの説明です。
つまり我々は実質武道館ライブをやってます。
いや、違うだろ。それは違うだろ。
水野さんによると、収録日の5月23日から2週間ほど前、チャンネル登録者はまだ300人ほどでした。水野さんにとっては、1000人突破が年内の目標だったといいます。
収録の約2週間前は300人ほど。年内目標は1000人
5月23日の収録時点で2万3000人超
急増の理由について、堀元さんは視聴者が拡散や感想を寄せてくれたおかげだと話します。水野さんは、部首の話を30分するような動画を面白がってくれる視聴者のセンスに驚いています。
だって普通の人推し部首ないですからね。
水野さんは、日本に言語に関心を持つ人が2万人ちょっといるという事実に「夢あるなあ」と反応しています。
撮り溜め21本の「浦島太郎チャンネル」
堀元さんは、ゆる言語学ラジオが節目ごとに登録者突破を祝えず、中途半端な2万3000人で記念回を撮っている理由を説明します。原因は、極端な撮り溜めです。
収録は堀元さんの自宅で泊まりがけで行われ、1度に12本を撮ります。初日に撮って酒を飲み、翌朝また収録を始め、2日目の終わりにはぐったりした状態でサイゼリヤに行くのが定番のルーチンだそうです。
この収録時点で撮り溜めた素材は21本ほどあり、今後の動画では「登録者300人いきましたね」という古い話が出てくることになります。
なんか2万人の人に聞かれるかもしれないと思って喋ってないですからね、その、こっから20本ぐらい。
編集を担当する堀元さんも、2万人に聞かれると思っていない話題の連発で編集が苦痛だと明かします。そのうえで、時差のある「浦島太郎チャンネル」として寛容に見てほしいと呼びかけています。
6月19日の初ライブ配信と「FOMO」
登録者2万人突破の記念として、ゆる言語学ラジオは初のライブ配信を行うことになりました。日時は6月19日の土曜日、20時からです。
アーカイブは残るものの、堀元さんは趣向を凝らした配信なので「ライブで見ないと損をします」と強調します。水野さんは「宣伝の圧がすごいな」と突っ込みます。
堀元さんはこの煽り方を、昨今のウェブサービスで使われるマーケティング手法だと説明しています。書き起こしでは「FIMO」と聞こえますが、話の内容からFOMO ── Fear of Missing Outの略で、「取り残されることへの恐怖」を指す言葉。SNSで話題に乗り遅れたくない心理を表す際によく使われますのことだと考えられます。
だからクラブハウス躍進の原因はFIMO(FOMO)なんじゃないかって話がありますね。
配信当日も収録日なので、2人は撮影後のヘロヘロな状態で臨む予定です。堀元さんは、出演者も視聴者もお酒を飲みながら楽しむのが一番いいと提案しています。
「俺たちのベスト方言グランプリ」とは何か
ライブ配信の企画は、コメントでも要望の多かった方言をテーマにした「俺たちのベスト方言グランプリ」です。自分の地元の方言のうち、標準語にするべきだと思うものを持ち寄る趣旨です。
堀元さんが例に挙げたのは、水野さんの「ときときした形」という言い方です。収録中に4回ほど使われ、4回目で堀元さんがつい突っ込んだといいます。
水野さんによると、愛知県では先が尖ったもののことを「ときんときん」や「ときとき」と言います。水野さん自身は方言だと自覚しておらず、当時も「これ標準語だから」と言い張っていたそうです。
なんならこれ標準語だろうと、むしろその東京弁の方が間違ってるだろうって言いたくなるやつ。
投稿は概要欄のGoogleフォームで受け付け、配信では2人が酒を飲みながら読み上げてあれこれ語ります。視聴者はコメント欄で「採用採用」と反応し、2人の盛り上がりとコメント欄の盛り上がりを総合してグランプリを決める仕組みです。
投稿
視聴者が概要欄のフォームから推し方言を送る
読み上げ
ライブ配信で2人が酒を飲みながら紹介する
反応
視聴者がコメント欄で「採用」などと反応する
決定
2人とコメント欄の盛り上がりを総合してグランプリを決める
水野さんは、自分たちだけでは東京の言葉と愛知・北海道でN=3しかなく、サンプルが少ないと話します。いい方言だけが集まるフォームは、地味に貴重なデータベースになるかもしれないと2人は期待しています。
愛知の「おぼわる」は覚えられなかったときの言葉
例として、水野さんはまず愛知県尾張地方の方言「おぼわる」を紹介します。東京で使って周りに疑問符が浮かんだ言葉だそうです。
勉強したのにちっともおぼわらん。
水野さんの説明では、「おぼわる」は「覚えた状態になる」という状態を表す言葉です。「鍛える」に対する「きたわる」、「備える」に対する「そなわる」と同じ関係で、「どんだけ筋トレしてもきたわらん」のように使います。
興味深いのは、「おぼわる」が主に否定の形で使われる点です。堀元さんが「全部おぼわった?」と聞けるのでは、と指摘すると、水野さんは論理的には良さそうなのに実際は言わないと認めます。
だから、えっと、覚えようとしなかったことと、えっと、覚えようとしたけど覚えられなかったことを愛知県の人は2分割してるってことですね。
そもそも努力をしていない
覚えようと努力したが、達成できなかった
堀元さんはこれをソシュール ── スイスの言語学者で近代言語学の祖とされる人物。言語は連続した世界に区切りを入れる体系だと考え、言葉の意味を他の語との差異から捉えましたの考え方にたとえます。標準語で同じことを言うと「覚えようとしたけど覚えることができなかった」と長くなり、「おぼわらんかった」なら一発で済むというのが水野さんの推しポイントです。
北海道弁「押ささる」はなぜ「押されている」で代われない?
堀元さんがプレゼンしたのは、北海道弁の「押ささる」です。水野さんが「北海道に住む猿の一種ですか」とボケるところから話が始まります。
堀元さんが覚えている用例は、中学生の頃の出来事です。自宅に集まった友人と「大乱闘スマッシュブラザーズDX」を遊びすぎ、ゲームキューブのコントローラーのAボタンが戻らなくなったといいます。
めっちゃ悲しいですよ。キャプテンファルコンがははははってパンチを出し続ける。
なんかそういう状態の時に、「あ、出た。もうこのコントローラーボタン押ささってるわ」って言うんです。
水野さんは、標準語だとこの状況を「ボタンがバカになってる」などと言うしかなく、スパッとした言い方がないと認めます。
堀元さんは、「押されている」だと誰かが押し続けている様子を想像すると主張します。これに対し水野さんは、「ドアが開かれている」は門番が開いている場合にも、ドアが開いたままの場合にも使えるとして、動作主がいる場合といない場合の両方が想定できると指摘しました。
今完全に喋ってる途中であ、論破されたってなりました。
それでも堀元さんの感覚では、「ボタンが押されている」は押し続けるAさんを思い浮かべ、「押ささってる」は無人で押しっぱなしになった状態を思い浮かべます。水野さんはこれを、北海道の方言が受け身表現を2種類に分けて使い分けているとまとめています。
「書かさる」は手に何かが憑依している?
堀元さんは「さる」にもう1つの用法があると気づきます。それが「書かさる」です。
堀元さんは小学生の頃、「動物」と書こうとすると、なぜか1文字目に「物」を書いてしまう癖がありました。
だから、なんか俺毎回書こう、動物って書こうと思うと、仏道と書かさるんだよね。
2人は、これは受け身というより自発に近い用法だと話します。堀元さんは、2つの用法に共通するのは視点の切り替えで、物の視点に憑依しているのではないかと考えました。
手に宿ってる感じするんですよ。この「仏道と書かさるんだよね」って言ってる時は。
堀元さんはリサーチなしのニュアンスだと断りますが、水野さんはそういう感覚こそ参考になると応じます。日本語学でも用例を集めて抽象化する手続きを踏むことがあるからです。
水野さんは、「書かさる」を自分の意思ではどうにもできない「アンコントローラブル表現」の一種だと見ています。「る・らる」では「仏道と書かれるんだよね」とは言えないため、北海道の「さる」はより広い意味を持つのではないかという見立てです。
水野さんはさらに、古い日本語にあった表現が北海道に残っている可能性もあると話しますが、自身は「わかんないですけど」と留保しています。
Can't help doingと「書かさる」の共通点
水野さんは、「書かさる」が英語の「Can't help doing(〜せずにはいられない)」と本質的に近いと指摘します。
水野さんによると、helpの本質は、放っておくと倒れてしまう人を支えるイメージです。Can't help doingは、したいことを止める支えがないので、どうしてもそうしてしまうという意味につながります。
同じ図で、helplessが「無力な」「自分の身をどうすることもできない」という意味になることも説明できるといいます。
help
倒れそうな人を支える
Can't help doing
止める支えがなく、ついしてしまう
helpless
支えがなく、どうすることもできない
うわぁ、アホみたいな顔して単語帳でそれも丸覚えしましたわ。
話は「さる」の広がりにも及びます。堀元さんによると「この本面白すぎて読まさる」とも言えるそうで、水野さんは、動詞の未然形に「さる」を付けて「つい〜してしまう」を表せる便利な仕組みだと整理します。
堀元さんは、代替表現がない「押ささる」を導入すべきだと以前から飲み会で主張して煙たがられていたと明かします。水野さんは、47都道府県の人が便利な言葉を1つずつ出せば、それだけで47個の便利な言葉が増えると期待を語っています。
「象は鼻が長い」回にあった3つの誤り
後半は真面目な話です。水野さんは、この1週間ほど胃が痛かったと切り出し、謝りたいことがあると話し始めます。
チャンネルが広がるきっかけになったのは、「象は鼻が長い」という文を扱った回でした。その動画に見過ごせないレベルの誤りがあったと水野さんは説明します。
種本にした『日本語に主語はいらない』は、日本語学会の中でもたびたび話題になる問題の多い本だったといいます。水野さんは誤りを大きく3つに分けて説明しました。
| 論点 | 動画での説明 | 実際 |
|---|---|---|
| チョムスキーと生成文法 | 生成文法より三上の理論がスマートだと構成し、時系列や主張も誤って紹介した | 生成文法は世界の言語を射程にしており比べる土台が違う。象鼻の問題はチョムスキーの理論より前からあった |
| 日本語文法研究の現状 | 主語はあるとされ、三上のような学説は少数派だと受け取れる説明 | 主語を分析に不要とする立場は少数派ではなく主流の1つ |
| 三上章への評価 | 生前は黙殺され評価されなかった | 久野暲、山田芳雄山田芳雄、奥津敬一郎らが評価・言及していた |
1つ目について、水野さんは、チョムスキーが「どんな言語にも主語はある」と言ったから日本語学者もそう考えた、という時系列が誤っていたと述べます。チョムスキーが時制や左右について語ったとする説明も「完全に勇み足でした」と振り返っています。
人名について、書き起こしでは「久野進」「奥津啓一」と聞こえますが、日本語学の文脈から久野暲 ── アメリカで活躍した日本語研究者。機能文法の立場から日本語の文法を研究し、ハーバード大学で教えましたと奥津敬一郎 ── 「僕はウナギだ」の「だ」を分析した「ウナギ文」の研究で知られる日本語学者を指すと考えられます。
一方で、三上章が文法理論を作り上げ、その文法が現代でも研究されるほど優れているという点は変わらないと水野さんは強調します。興味を持った人には、くろしお出版の三上章『象は鼻が長い』を読んでほしいと呼びかけました。
くろしお出版のTwitterでは、最近『象は鼻が長い』の注文がまとまって入るという投稿があり、ゆる言語学ラジオの動画も紹介されていたそうです。
多くの人が見る以上、誤りには責任がある
水野さんは、少人数が見る内部資料なら大きく考えずに済んだかもしれないが、これだけ多くの人が見た以上は責任と申し訳なさがあると話します。
さらに、『日本語に主語はいらない』は周期的に話題になり、そのたびに日本語学会の人が困っているといいます。誤りを指摘したブログの筆者も、その問題意識から記事をまとめていたそうです。
だからこそ、やっぱりちょっとその日本語学の方にも迷惑かかってしまうっていうのもすごい由々しいなと思いまして。
誤りの詳細については、水野さんが自分で生成文法を説明するのは難しいとして、詳しくまとめたブログのリンクを概要欄に貼ると案内しています。最後に2人は視聴者に向けて謝罪しました。
「アカデミズムの二次創作」と「言語学の二歩手前」
誤りの訂正を受けて、水野さんは番組のスタンスを共有したいと話します。番組開始時に堀元さんと共有していたスローガンが「アカデミズムの二次創作」でした。
学問は面白いが、論文を読んだり学会に出たりするのは難しい。だからこそ、専門家ではない在野の人間が面白がるコンテンツを作りたい、というのが番組の出発点です。
水野さんは、自分が言語学者でも大学院で言語学を修めた人でもなく、英語もネイティブレベルではないと明言します。
その言語学っていう名前をちょっと冠してはいるんですけど、言語学系YOUTUBERではないなと思ってます。
言語系でしかないなと。
扱う話題も、日本語学、英語学、日本文化論、漢字の話などさまざまです。水野さんは、番組を言語学の二歩手前ぐらいのことを話すコンテンツとして見てほしいと話します。
誤りの指摘ブログの筆者は、研究者が認める言語学の入門書もまとめているそうで、そのリンクも紹介されます。水野さんは、口頭で話す以上誤りはつきまとうが、極力少なくしたいので、間違いはコメント欄で教えてほしいと呼びかけました。
ベストエフォート方式と「他人の庭のバーベキュー」
堀元さんは番組の姿勢を、通信の世界でいうベストエフォート ── 最大限の努力はするが、性能を保証しないという方式。通信サービスの「最大○Mbps」表記の注意書きでよく見られますにたとえます。
スマホ通信会社の広告にある速度は滅多に出ない数字で、混雑時には遅くなるが人が死ぬわけではない、という注意書きだと堀元さんは説明します。一方、ダムの放水や医療用ロボットの遠隔操作のように、最低速度の保証が必要な通信もあるといいます。
最大限頑張るが、混雑時は遅くなる。スマホの通信など
最低速度が保証される。通信路を独占するためお金がかかる
堀元さんは対立概念の名前にも自信がなさそうで、その様子を水野さんが「ベストエフォートしてください」といじります。そのうえで、番組はなるべく頑張るが間違うこともあるベストエフォート方式だとまとめました。
水野さんは、言語学の名前を冠する以上、「他人のふんどしで相撲を取っている」感覚がずっとあると明かします。研究者の成果の上澄みだけを使っているからこそ、誤った学説が広まることは一番避けたいといいます。
その、向こうの庭でバーベキューさせてもらってるのに、庭全部焦がすみたいなことだと思うんで、それは。
水野さんにとって、言語学や日本語学という原作は「神作」です。だから原作者に怒られない程度に面白おかしく触りたい、というのが二次創作にたとえた理由です。
胃痛の1週間と、研究者への監修の呼びかけ
水野さんが胃を痛めたのは、誤りに気づいてから訂正動画を出すまで、動画だけが伸び続ける期間があったからです。撮り溜めのせいで公開までさらに2週間ほどかかる見込みでした。
やばいみたいな。庭で火事起きてるみたいな。でも何もできないみたいな。
堀元さんは、好きなことを話していいと言った結果、水野さんに精神的な負荷をかけてしまったと謝ります。水野さんは、自分の勉強不足が原因だと反省しています。
そのうえで水野さんは、日本語学・英語学・言語学の大学院生や研究者に、TwitterのDMで連絡してほしいと呼びかけます。2015年までの本を読んで作っても、学説が否定されていることには素人だと気づきにくいからです。
依頼内容はDMで詰めるとし、報酬も用意すると話されています。堀元さんも、広告収入が入っているので見合った謝礼は出せそうだと補足しました。
コメント欄も含めて「ゆる言語学ラジオ」になる
水野さんが最後に取り上げたのは、コメント欄の文化です。誤りの指摘に加えて、外国語の例や方言の例が寄せられるととてもうれしいといいます。
実際に、タガログ語の例を書き込んだコメントもあり、2人とも驚いたそうです。水野さんは、動画という一次コンテンツに対して「場外乱闘」も含めて面白くなるのが理想だと話します。
水野さんは、岡田斗司夫さんの「良いコンテンツには二次創作がある」という趣旨の言葉を引き、コメント欄もコンテンツの拡張だと位置づけます。堀元さんは、お笑い芸人ジャルジャルのYouTubeのコメント欄を、ノリをわかった常連が集まる好例に挙げました。
コメントのハードルを上げすぎたと水野さんが気づき、堀元さんも気軽に書いてほしいと訂正します。「四千頭身の都築さんに似ている」「オズワルドの伊藤さんに似ている」「右の人、文豪にしか見えない」といったコメントも歓迎だそうです。
水野さんは、自分をプロデューサーの堀元さんに操られる「マリオネット」と冗談めかしつつ、大学時代にもっと勉強すればよかったと本気で振り返っています。
ライブ配信の見逃し防止と、朝まで配信の可能性
堀元さんは、ここまでの内容を振り返りながら、ライブ配信の案内を繰り返します。6月19日20時からYouTubeで配信し、概要欄にライブ配信のURLを先に貼っておくといいます。
Podcastで聞いている人に向けては、URLからYouTubeに飛んで「リマインダーを設定」ボタンを押しておくと、通知が届いて見逃さないと説明しました。水野さんは「抜け目ねえなプロデューサーやっぱ」と感心しています。
配信は最低1時間以上で、盛り上がれば朝まで続く可能性もあります。宵っ張りの水野さんは「絶対負けない」と言い、普段22時半に寝る堀元さんは配信中に寝る危険があると話しています。
オルテガの「思想とは真理に対する王手である」
締めくくりに、水野さんは『大衆の反逆』で知られるオルテガ・イ・ガセット ── 20世紀スペインの哲学者。『大衆の反逆』で、自らを省みない「大衆」が社会の主役となる時代を批判的に論じましたの言葉を紹介します。
水野さんの解釈では、真理にたどり着くことが思想なのではなく、真理に王手を打ち続けることこそが思想です。番組も、アカデミズムの二次創作ではあるが、言語とは何かに王手を打ち続けたいと水野さんは語ります。
堀元さんは将棋のたとえを受けて、自分たちも歩兵の1つになれればと応じます。水野さんは、視聴者の力を借りれば歩でも「と金」になれるかもしれないと続けました。
堀元さんは、「真理に対する王手」の響きに比べると、ソクラテスの「無知の知」はダサく聞こえると冗談を言います。2人は視聴者と「共に戦う将棋の駒」として番組を続けると述べ、6月19日のライブ配信への参加を呼びかけて回を締めました。
まとめ
この回は、登録者急増の喜びと方言グランプリの告知から始まり、誤りの訂正を経て、在野の言語好きによる「アカデミズムの二次創作」として誠実に続けていく姿勢を示す構成でした。
- 初ライブ配信「俺たちのベスト方言グランプリ」は6月19日20時からYouTubeで行われ、投稿は概要欄のフォームで受け付けている
- 愛知の「おぼわる」は努力しても覚えられなかった状態を、北海道の「押ささる」「書かさる」は自分では制御できない状態を短く表す
- 「象は鼻が長い」回には、生成文法、学界の現状、三上章への評価について誤りがあったが、三上文法の価値は変わらない
- 番組は専門家ではなく「言語学の二歩手前」を語る場で、誤りの指摘や研究者による監修の協力を求めている
- オルテガの言葉を引き、視聴者と一緒に言語という真理へ王手を打ち続けたいと語られた



