新機材でパワーアップした収録環境
冒頭、せんさんがオープニング口上を言い忘れるという一幕から始まりました。
緊張じゃなくて、あの、普通に喋りたいことが先行しすぎて忘れちゃったっていう単純なあれですけど。
この回から収録機材が新しくなったと明かされます。せんさんによると、変更は先週分の収録からとのことです。
新機材ではリモート収録に対応し、県外のゲストも呼びやすくなったと話されています。
さらにチャンネル数が増えたことで、収録できる人数も増えました。
チャンネル増えたんで、六人。スマホも入れて七。大人数収録可能になりましたよ。
ベリオは「多ければいいってもんじゃないけどね」と返しつつ、できることが広がった点を歓迎していました。ノイズ処理などが自動化され、音も聞きやすくなったと説明されています。
番組名に「新潟」が入っていない問題
話題は、りーまんさんがガタチルハブを聞いた率直な感想へ移ります。まず気になったのは、番組名に「新潟」が入っていないことでした。
新潟って入っていなかったんですよ。だから、あれ、これどういう番組なんだろうなと。サムネイルからもなんか伝わってこなかったんですよ。
現役のラジオディレクターからの指摘に、せんさんも「対応検討せねばあかん案件」と受け止めます。
りーまんさんは、後輩が同じ企画書を持ってきたら引っかかると答え、具体的な代案まで示しました。
引っかかります。新潟チルハブにしません? どうしてもそのタイトルがつけたいんだったら。
ベリオはその場で「今変わります」と冗談を飛ばしますが、せんさんは適切なタイミングで調整すると釘を刺しました。
りーまんさんの指摘は検索の観点にも及びます。新潟を早い段階でつけておき、その中で自分たちがナンバーワンだと打ち出す戦略です。
結局そういうチャンネルがあると、他はポッドキャストチャンネルを始めようとした時に、なんかちょっと新潟ってつけづらいなとか、あったりすると思うんですよ。
新潟らしさを伝えるモチーフとして、りーまんさんは枝豆を挙げました。
僕新潟県出身ですけど、やっぱりお米とかって出しても連想しづらいですね。結局その新潟が消費量が一番多いっていう、そういうのもアピールできるのかなっていう。
せんさんは「鋭い意見をいただけたのは本当にありがたい」と受け止め、改善を進めたいと話していました。
リスナーが語る「ラジオと私」
この回のメッセージテーマは「ラジオと私」でした。まず高松市のうどん県大好きさんからのメールが紹介されます。
14年前、地元商店街のコミュニティFMのオープンスタジオを見学したのがラジオを聞き始めたきっかけだったそうです。学校帰りに毎週木曜の番組を見学していたと綴られていました。
この話から、ベリオが担当するFM新発田のスタジオの話に広がります。市役所の中にあり見学しやすい環境なのに、見学者がほとんど来ないと明かしました。
月に一人お越しいただくぐらいで。僕がやってる時は集中できないので来ないでほしいんですけど。
続いて越後のコロンボさんのメールが紹介されます。中学の授業で防災ラジオを作ったのがきっかけで、夜中にたまたまつけたFMポートの番組で出演者の楽しそうな声に惹かれたそうです。
自分のメッセージが読まれた嬉しさを原体験として、コロンボさんはラジオの良さを語ります。
ラジオの良さは、自分が参加できるという部分だと思っているんです。今の私がいるのもラジオのおかげだと言っても過言ではなくて。
メールに登場した島村ジンさんの番組をめぐって、りーまんさんの意外なつながりも明かされました。ジンさんと一緒にFM新潟で番組をやっているパーソナリティが、りーまんさんの中学の同級生だというのです。
島村ジンさんと一緒にやってるパーソナリティが、僕の中学の同級生なんですよ。皆川賢太郎っていう。
ラジオを聞かずにディレクターになった
せんさんが、りーまんさん自身のラジオとの出会いを尋ねます。実は、りーまんさんはもともとラジオをほとんど聞いていなかったと明かしました。
ラジオ聞かなかったんですよ。ずっと聞かなかった。基本的にラジオってやっぱ雑音が入るじゃないですか。だから喋ってることが全くわかんなくて。
きっかけは知り合いからの紹介で番組制作会社に入ったことでした。ラジオ好きだったわけではなく、真面目に聞き始めたのは制作会社に入ってからだと話します。
ラジオ全然聞いたことないけどいいの?っていうところから始まって。
周囲には子供の頃から深夜放送を聞いていた人が多く、昔のラジオの話にはついていけなかったといいます。りーまんさんが番組に関わり始めた頃は、オールナイトニッポンをゆずが担当していた2010年頃だったそうです。
深夜ラジオが持つ「売れる前夜」の熱
話題は深夜ラジオの魅力へと深まります。せんさんは、オールナイトニッポン0が初期から尖ったパーソナリティを起用してきた点に触れました。
今売れてる人たちも昔0のパーソナリティやってたんだなっていう。ニューヨークも随分前に0やってるし。
りーまんさんは、まだ売れていない人を見つけてきてスターにしていく、その営みそのものにディレクターの醍醐味があると語ります。
ミュージシャンなんかも結局、自分が発掘したじゃないですけど、そういう人をスターにさせていったみたいな。そういうディレクターの人は結構いたと思うんで。
初期から関わることで、その後の芸人との関係性も変わってくると言います。ベリオは、知らない人をいきなり生放送で使えるのはこの番組ならではだと応じました。
りーまんさんは、現場の「絶対こいついいんだよな」という感覚をどう伝えるかを考えて企画を作ると話します。
だから本当に人気が出たりするとやっぱり嬉しいですよね。
超一流の証明は「誰に対しても同じ」こと
最も印象に残った番組を尋ねられたりーまんさんは、2011年に担当した大竹しのぶさんのオールナイトニッポンGOLDを挙げました。
超一流の人なんで、もうみんなに対しても接し方が一緒なんですよ。あ、これが超一流かっていうのは感じましたね。
一方で、挨拶をしないタレントもいると率直に語られます。名前は明かされませんが、大人数のグループを例に挙げつつ、その中でも指原さんは面識のないりーまんさんにも挨拶をしてくれたといいます。
指原さんだけはすれ違ったらしてくれるんですよ。僕に全く面識ないんですけど。その後の活躍を見ると、やっぱそういうことなんだろうなと。
挨拶が印象に残る理由は、今後一緒に仕事をする可能性があるからだと説明されます。誰に依頼するか考えたとき、挨拶してくれた人の印象は残るというのです。
ベリオも、駆け出しの頃に挨拶を返してくれないスタッフを見てきた経験を重ねます。
バイトみたいな感じのやつが「お疲れ様です」って言っても、「ふん」みたいな。だから十年後見とけよっていう。
対照的な例として、ベリオは新潟一番の堀さんの優しさを紹介しました。給水機のボタンがわからず困っていた堀さんに声をかけたところ、逆に二分ほど気さくに話してくれたそうです。
もうね、年取るとこういうのわからなくなるのよねみたいな。すごいフランクで優しくて。さすがやっぱ堀さんですよね。
浅井企画の時代から長く活躍する大先輩が、若いスタッフにまで優しく接する姿を見て、ベリオは「堀さんみたいにしなきゃな」と学んだと話します。
最後に、りーまんさんはこうした本音を語れる場としてのポッドキャストの価値に触れました。
こういう本音が言えるのポッドキャストだけだと思って。
まとめ
ラジオを聞かずにディレクターになったりーまんさんの視点から、番組名への率直なアドバイス、リスナーのラジオ体験、そして現場で人を選ぶ「挨拶」の話まで、飾らない本音が交わされた回でした。
- 番組名やサムネイルに「新潟」を入れることの重要性を、現役ディレクターが具体的に指摘した
- りーまんさんはラジオ好きだったわけではなく、制作会社に入ってから真面目に聞き始めた
- 深夜ラジオの魅力は、まだ売れていない人を見つけてスターにしていく「売れる前夜」の熱にある
- 大竹しのぶさんや指原さんの例から、誰にでも同じ態度で接することが超一流の証だと語られた
- 本音を語れる場としてのポッドキャストの価値が改めて確認された
