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第159回:「好き」をダダ漏れにするって、イケてる!一億総オタク社会の新たな共感ポイント「偏愛」のカガク
2026年1月31日 09:00·55分23秒
オタクが現実からの逃避から余剰知性の遊休的な発露へと昇華し、ある種のマチズモ化したゼロ年代。その後スマホとSNS、動画サブスクの普及で一般層にカジュアルダウンされ、現代はすっかり「一億総オタク社会」。推す=代替行為ではなく、人々は推す行為そのものに意味とテンションを見いだすようになっています。
一億総オタク社会のメインエンジンは「偏愛」。自らの興味のパラメータに従って、無限に愛情を注げる対象に没入したり、ハマったり(沼に)します。そして「偏愛する様子を愛する」という新たな偏愛が発現。この新たな気分が育まれた土壌はアメトークや好きなものの話などの番組と思われます。
現代において「偏愛の対象を持つ」ことは幸せなことであり、それをダダ漏れにする様子は微笑ましく受け取られます。共感の間口と強度が極めて高いこの感情フックは、広告コミュニケーションにおいても有効。マクニカ偏愛家族やパルム大好きおじさん竹野内豊、レゾナックの偏愛山手線ゲームなどの事例を通してその活用法を探ります。
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