📝 エピソード概要
株式会社COTENのプロダクトマネージャー(PM)であり、代表・深井龍之介氏の「初弟子」としても知られる草野陽夏さんをゲストに迎えた番外編の前編です。現在開発が進められている「世界史データベース」の裏側に焦点を当て、ビジョンを具体的なプロダクトへと落とし込むプロセスや、20名規模にまで拡大した開発組織の実態を深掘りします。華やかな構想の裏にある、地道で膨大な試行錯誤の様子が語られています。
🎯 主要なトピック
- 草野陽夏氏の異色のキャリア: 米国でのコンピューターサイエンス留学、国内スタートアップでのエンジニア経験を経て、COTENの弟子募集に応募し入社した経緯。
- 3つの専門チーム体制: 開発を担う「グーテンベルク」、概念設計の「シャンヤン」、データ収集・入力を担う「チェンバーズ」の役割分担について。
- データベース構築の難しさ: 4万件を超える歴史的出来事に対し、どのように重要度を付け、どのようなUI/UXでユーザーに届けるかという定義のプロセス。
- スタートアップ流の開発手法: 2週間単位で改善を回す「アジャイル開発」の導入と、フルタイム以外のメンバーも含めた多様なチームマネジメント。
- 「捨てる」ことの重要性: より本質的な価値を追求するために、数ヶ月かけて作った構想やプロトタイプを潔く白紙に戻す意思決定の在り方。
💡 キーポイント
- ビジョンと実装の橋渡し: PMの役割は単なる管理ではなく、データベースの成長に全責任を持ち、エンジニア・デザイナー・研究者のハブとなって「何でもやる」ことにある。
- 歴史のアクセスコストを下げる: 当初検討していたブログサービス等のマネタイズ案を捨て、歴史情報をあらゆる用途で使いやすくするという「本質」に立ち返った。
- ものづくりの悲しみと喜び: 魂を込めて作ったものを捨てる「悲しみ」を乗り越えることで、より抽象度の高い、社会に価値あるプロダクトに近づいていく。
- 自律的な組織への進化: 20名規模のチームを動かす際、PMがボトルネックにならないよう各チームにリーダーを立てるなど、組織構造を柔軟に変化させている。

