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【概要】
1938年、満洲国の首都・新京に開学した「建国大学」。
日本人、中国人、朝鮮人、台湾人、モンゴル系、白系ロシア人など、異なる出自の若者たちが同じ場所で学び、同じ寮で暮らした、当時としては異色の大学でした。
今回は、建国大学二期生・藤森孝一が残した「藤森日記」を手がかりに、17歳の青年が故郷の長野を離れ、朝鮮半島を経て満洲へ渡っていくところから話を始めます。
壮麗な都市・新京と、そのすぐそばで暮らす農民たち。多民族の学生との共同生活。夜ごと行われる座談会。そして、満洲国が掲げた「五族協和」という理想。
そもそも、なぜ日本は満洲へ進出したのか。
日清戦争、日露戦争、南満洲鉄道、張作霖爆殺事件、満洲事変、国際連盟脱退と、日本と満洲の関係を時代の流れからたどりながら、満洲事変を主導した石原莞爾の思想と「最終戦争論」にも触れます。
【今回の話題】
・「藤森日記」と17歳の藤森孝一
・朝鮮半島を経て満洲へ
・満洲国の首都「新京」の都市計画
・建国大学での共同生活と座談会
・「五族協和」と「王道楽土」
・日清戦争、日露戦争と日本の満洲進出
・南満洲鉄道と関東軍
・張作霖爆殺事件と満洲事変
・リットン調査団と国際連盟脱退
・石原莞爾と「最終戦争論」
・国家の理念と、学生たちが目にした現実