水冷服という夏の乗り越え方
収録日は2026年7月31日。梅雨も明けて連日暑い東京で、ハヤカワさんはこの夏の乗り越え方を見つけたと話します。
購入したのは「アイスマン」という水冷服です。冷たい水を体の表面に回して、物理的に涼しくさせるタイプの服だといいます。
ブルーカラーの作業向けにファン付きウェア、いわゆる空調服はこれまでもありました。ただハヤカワさんはあまり涼しくなく、家に放置していたそうです。
いいですね。なんか、みんな一人一個持った方がいいっていうか、もっと値段下がってみんな持った方がいいと思う。私、おじいちゃんにも買いました。
水を回すのはモバイルバッテリーで、凍らせたペットボトルとは別に、回す用の水があるとのこと。フル稼働で二キロほどになるものの、冬のコートと比べればそこまで気にならないといいます。
価格は最上位モデルで二万二、三千円ほど。避暑地に逃げるコストを考えれば安いのかもしれないと話します。ハヤカワさんは清掃のバイトを続けるおじいちゃんにも買って送ったそうです。
この流れで、うすたくさんは「早川五味ヒューマノイド説」を持ち出します。AIっぽい見た目で発信を続け、油を飲み、動くと発熱し、水冷を導入した、という理由からです。
だってね、AIっぽい見た目でAIみたいな喋り方して、息を吐くように発信活動のつぶやきを行って、で、水冷なんですよね。ほなヒューマノイドやないかって。
熱中症対策として、塩分と水分をとっても体が熱ければ危ないので、物理的に冷やすことも忘れないでほしいと呼びかけます。
Claude 5 Opusの登場と、AI課金の落とし穴
今週のニュース一つ目は、Claude 5 Opusの登場です。上位モデルのFableはすでに5として出ていましたが、その一つ下の使いやすいモデルが加わった形です。
うすたくさんはこの一週間で最も使ったAIがOpusだったと話します。Fableほど高くないのに近い水準で作業してくれる点を評価しています。
Opusで3Dゲーム作るみたいなのがXで流行ってたんですけど、実際に私も作ってみて、結構これはクオリティ高いなって思ったので、Opusいいと思います。
ただし注意点もあります。うすたくさんによると、Claude CodeでOpusを選び「高速モード」をオンにすると、サブスクの使用量が残っていても、いきなり従量課金になる場合があったといいます。
使用制限で五時間制限も週間制限も全部全然使ってないのに、なんか請求が来て。ちょっと気をつけた方がいいかなと思いました。すぐに社内に言いました。
さらにうすたくさんは、会社のAI課金を個人からチームプランへ切り替えたところ、思わぬ請求が来た話を明かします。
Claudeのチームプランには個人版の「マックス」に相当する上限がなく、上位のプレミアムでも足りずに従量課金がかさんだとのこと。結果として七月一ヶ月で二千ドル、円換算で相当な額になったと振り返ります。
七月一ヶ月で二千ドル使ったので、普通に三千万円ぐらい…と言いたいところですが、いい勉強代やなと思って、そのまま過ごしてましたけど、ちょっと来月からどうしようかなと思って。
ハヤカワさんも、周囲から同種の相談を受けていると話します。積極的に使うのはよいものの、コストの見直しと使い方の意識を変える必要が出てきていると感じているそうです。
そこで役立つ比喩が、前回うすたくさんが言った「一人でベホマズンをするな」でした。オーバースペックな呪文を無駄に使うな、という意味です。
ハヤカワさんは、遅くて高いFableが必要な場面と、速くて安いモデルで十分な場面を見極める、モデル横断のプランニングが切実になってきたと話します。
特にFableなんですけど、遅すぎる。シンプルに応答が。この遅い、高い、いい感じっていうのが必要なのか、早い、安い、うまいがいいのかとか、この全体のバランスが必要なのかなって。
話題はコスト感覚の麻痺にも及びます。一回走らせるごとに百円、月十万や二十万という額が、都内の家賃並みだと気づいて複雑な気持ちになると二人は話します。
頑張って稼いでいい家に住むためにさ、頑張ってPowerPoint作ってるのにさ、そのPowerPoint作るのに三十万かかってるって、何をしてんねんって。
Kimi K3とNotion AI、モデルの使い分け
コスト対策として、ハヤカワさんは複数モデルを気軽に試せる場としてNotion AIを挙げます。
Notion AI意外にね、早いし、大体大体いる。Kimi K3ちょっと使いづらいやんって話しましたけど、試してみたい方は一番簡単に使えるのはNotion AIだと思います。
Notion AIにはFable 5やDeepSeek V4 Pro、Opus 5なども並び、同じプロンプトで複数モデルを比べられる点が便利だといいます。
ハヤカワさんはこれを「バイキング」にたとえます。一つをがっつり使うより、いろいろ試すのに向いているという見方です。
一方で、Notion AI依存になったときの制限や、いずれ課金制になるかもしれないリスクにも触れ、がっつり使うには注意しつつ、つまみ食いには向いていると整理します。
うすたくさんは、どのモデルを使うか以上に、コンテキストを使いすぎずに処理する「トークンマネジメント」が難しいと話します。
どれぐらいのトークンマネジメントするか、コンテキストをどう使いすぎずに処理していくのかって、初心者のうちは考えないけど、だんだん使ってくると考えることだと思いますし、正解がなさそうな感じするんで。
AIサブスクの棚卸しと、決済まわりの管理術
AI系のコストがシビアになる中で、ハヤカワさんは課金状況の棚卸し方法を紹介します。
鍵になるのが「Link」という決済方法です。AI系ツールで表示される緑のボタンで課金しておくと、Linkのマイページから多くのサブスク状況が一覧で確認でき、解約もすぐできるといいます。
私のようにものぐさで、なんか全部これで決済しちゃえみたいに適当にやっていた方であれば、Linkのマイページを見れば大抵のAI系ツールのサブスク状況がわかり、解約がすぐにできる。
話は音声入力ツールの比較にも及びます。ハヤカワさんはTypelessとAcaVoiceを比べ、使用感はAcaVoiceが好みだが、AndroidアプリがあるのはTypelessだけなので乗り換えたと説明します。
使用感がシンプルで好み。ただしAndroidのネイティブアプリがない
編集が入りやすい印象だが、Android対応がある
うすたくさんはAcaVoiceを愛用しつつ、モバイルでAndroidを使うため致命的だと同意します。ただ、各社が音声入力を強化しており、いずれ差分は小さくなるかもしれないと見ています。
決済管理の別解として、うすたくさんはバーチャルカードを何枚でも作れる仕組みを使い、AIサブスク専用のカードを分けていると紹介します。解約や管理のしやすさが目的です。
テスラにGrok、WaymoにGemini搭載
ニュースの二つ目は、自動運転まわりです。テスラにGrok、WaymoにGeminiが搭載されるという話題です。
うすたくさんによると、テスラでは日本ユーザー向けにすでにGrokが入っているものの、言葉遣いの悪さなどが問題視されているとXで見たそうです。
Waymoは以前はジャガーの車を使っていましたが、今はオリジナル寄りの車両になり、体験としても面白いと話します。都内でも実証実験の車を見かけるようになったといいます。
ここからうすたくさんは、タクシーでの体験談へ話を広げます。空調をめぐって運転手とぶつかったり、ナビを使えない運転手に出会ったりと、相互評価の仕組みがないことへの不満を語ります。
タクシーの運転手って、敬語で住所を聞いて、ナビに入れて、その通りに運転するっていう三つの技能しかいらない…にも関わらず、その三つができない人が普通に現場に残ってるのがよくわかんないって思っちゃう。
一方で、暴力団を辞めてアパレルを目指す元運転手の身の上話を聞けたことにも触れ、そうした出会いは楽しいと話します。人間性のよい運転手は残り、そうでない人は淘汰されていくかもしれない、という見方も示されました。
SNS断ちで気づいたこと
うすたくさんは、この一週間で発信を始めて以来初めて、四日間まったくSNSで発信しなかったと明かします。
今僕はドパガキではないです。いかにスクロールするっていう行為によってドーパミンが出てたかっていうのを、結構思い知らされまして。今僕の人生で一番ドーパミンが出る行為はもう日経新聞を読むことなんで。
SNSを見なくなった結果、本を多く読めるようになったといいます。朝井リョウのエッセイを挙げつつ、内容はほぼ胃腸の話だったと笑いながら振り返ります。
ハヤカワさんもショート動画を見なくなり、代わりにドラクエをプレイするようになったと話します。長編のゲームやものづくりに時間を割くようになった、という変化です。
ものづくりとか、ゲーム、小説とか含めて、長くやるみたいなこと、意外にちょっと自分はサボっていたなと思ったんで、ちょっと私もそっちに時間割くようにはしてるわ。
仕事上SNSは続ける必要があるため、うすたくさんは予約投稿ツールで投稿だけ行い、通知や他人の投稿を見ないようにする運用を提案します。
さらにうすたくさんは、SNSを離れるきっかけになった出来事も語ります。女性アスリートの盗撮被害を訴える記事を装った捏造投稿と、それに乗じたアフィリエイト目的の拡散です。
見ればすぐ捏造とわかる投稿が数百万から一千万近いインプレッションを集めていたことに、大学でジェンダースタディーズを専攻した身として悲しくなったといいます。
なんかもうあまりに、国民として未熟すぎるというか、害悪すぎる、X。絶対に他のSNSでは発生し得ないことだと思うんですよ。
ハヤカワさんは、AIが出てきてからそうした投稿が増えたと指摘します。その上で、暑い季節だからこそお祭りに行ってほしいと呼びかけます。屋台の看板はほぼAI画像生成で、盛りすぎた写真が並んで面白いのだそうです。
ドラクエとGeminiのコラボ
最後にハヤカワさんが取り上げたのは、ドラゴンクエストとGeminiのコラボです。ハヤカワさんは大のドラクエ好きだと語ります。
今週から、渋谷や原宿の道中にドラクエの大きなフィギュアが置かれ、写真を撮ってGeminiで魔法を使った画像にするキャンペーンが始まっているといいます。
何よりもドラゴンクエストというIPが大好きでですね、なぜかドラクエとGeminiがコラボするっていうので、個人的には熱いんで、ちょっとみんな行ってください。
ハヤカワさんは四十周年前後からグッズのクオリティが上がっていると感じており、同世代のクリエイターが関わり始めているのではないかと推測します。今回のドラクエGeminiもセンスがよいと評価します。
さらにドラクエとジェラートピケのコラボが二回目で実現したことにも触れます。うすたくさんは「Geminiのことを寝るときに考えたくない」と冗談を言いつつ、ドラクエコラボなら着てみたいと反応します。
ハヤカワさんは自主的に予約制の会場へ行くと話し、盛り下がらないためにドラクエというIPがAIの強みを活かしてGoogleと仲良くしてほしい、と応援の気持ちを語りました。
まとめ
Claude 5 Opusの登場で使いやすいモデルが増える一方、チームプランや高速モードで思わぬ課金が発生するなど、AIコストが家賃並みに膨らむ現実が語られた回でした。ツールの棚卸しやモデルの使い分け、SNSとの距離感まで含め、AIとの付き合い方をゆるく見直す内容になっています。
- Claude 5 OpusはFableに近い水準でコスパがよいが、高速モードやチームプランで従量課金が急増する場合がある
- 「一人でベホマズンをするな」の比喩どおり、モデルとトークンの使い分け・棚卸しが重要になってきている
- 決済はLinkやバーチャルカードでまとめると、サブスクの確認や解約がしやすい
- SNS断ちで読書やゲームの時間が戻り、捏造投稿の拡散など情報の質への問題意識も語られた
- ドラクエ×Geminiのコラボが話題で、AIを活かしたIP活用の一例として紹介された
