📝 エピソード概要
札幌で行われたホースコーチング体験の最終回として、2日目午後のプログラムを振り返ります。馬に指示を出して走らせるワークや、馬の「群れ」に人間が加わるワークを通じ、出演者3人がそれぞれの行動原理やコミュニケーションの癖を浮き彫りにします。論理(ロゴス)に偏った日常から離れ、身体感覚を通じた他者(馬)との共生や、「すること(Doing)」ではなく「ただそこにいること(Being)」の難しさと重要性を深く考察するエピソードです。
🎯 主要なトピック
- ABCフレームと指示出しワーク: 行動心理学(先行刺激・行動・結果)の枠組みを用い、馬に並足や駆け足を指示するデモンストレーションを各々の解釈で実践しました。
- 三者三様の観察眼: 声のトーン、立ち位置、ムチの使い方など、出演者によって注目するポイントや馬へのアプローチが大きく異なることが示されました。
- 「群れ」になるワークの衝撃: 馬の群れに加わるワークでは、馬に襲われる者と自然に馴染む者に分かれ、各々の「群れ」に対する定義のズレが浮き彫りになりました。
- 身体経験を通じた内省: 言語や論理を介さない馬との対話を通じて、現代のビジネス環境で欠落しがちな「身体性」や「非言語情報」の価値を再確認しました。
💡 キーポイント
- 「Doing」から「Being」へ: 目的を達成するための行動だけでなく、ただその場に適切な状態で存在する(Being)ことの重要性が、馬との関わりを通じて示されました。
- 抽象概念の解釈の多様性: 「群れ」という言葉に対し、魚群のようなシンクロを想起する者(荒木)と、個々が独立して佇む状態を想起する者(渡邉)で、行動に極端な差が出ました。
- ロゴス(論理)とピュシス(自然・身体): 知的な理解(ロゴス)に偏りすぎた日常に対し、身体(ピュシス)を介した共通体験が、深い気づきとチームの共振をもたらすことを発見しました。
- 正しく恐れる感覚: 圧倒的な力を持つ馬に対し、五感を研ぎ澄ませて「正しく恐れる」ことで、動物としての本能的な感覚を取り戻すきっかけとなりました。

