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明治発明会ラジオギガキャストとは、巨大なアルミ鋳造部品を一体成形する製造技術です。金属を溶かし、型に流し、固めるという鋳物の基本原理を使いながら、自動車の車体構造を大きな単位で作ろうとする、現代の鋳造技術です。
このギガキャストを広く知られるきっかけにしたのが、テスラでした。EV、自動運転、AI、ソフトウェアで更新される車。そうした最先端のイメージが強いテスラが、近年の製造技術として力を入れてきたものの一つが、実は鋳造だったのです。
従来の自動車づくりでは、多数のプレス部品を溶接し、組み立てることで車体構造を作ってきました。ギガキャストは、その一部を大型鋳造部品に置き換えることで、部品点数、溶接工程、工場の構成そのものを変えようとする技術です。つまり、単に「巨大な鋳物が作れるようになった」という話ではなく、車の作り方、工場の作り方を変える技術なのです。
この回では、テスラが導入したギガキャストを入り口に、鋳造が現代の自動車づくりをどう変えたのかを見ていきます。シミュレーション、金型、センサー、材料技術、自動化によって、6000年前から続く鋳造の原理が、現代の量産技術としてどこまで磨き込まれているのかを考えます。
ギガキャストは万能ではありません。けれども、鋳造が過去の技術ではなく、いまも工業の要求に応えながら進化し続けていることを示す象徴的な事例です。古代から続く「溶かして、流して、固める」という技術が、なぜいま最先端のEV工場で使われているのか。その意味をたどっていきます。
キャスト:
エル:明治発明会代表
たけし:明治発明会副代表
リーダー:巻き込まれた人
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