ARC Raidersとはどんなゲームか
おふとんさんは体調を崩しつつも、毎日のように『ARC Raiders』を遊んでいると話します。
普段は一人で物語に浸るゲームを好むため、戦うようなゲームはあまりやらないそうです。ただゲーム友達がいると、こうしたゲームもたまにやるとのことです。
『ARC Raiders』は、素材を集めて帰るまでの間に殺されると持ち物を全部失う『Escape from タルコフ』に似たゲームだと説明されます。
ただし『ARC Raiders』はタルコフの超カジュアル版のような位置づけだと言います。
死んでも中身が絶対に残る小さなポケットが早い段階で手に入ることや、棚が空でもいつでも旅に出られる初期装備がある点が優しいと語られます。
なぜ人と人が戦うのか
『ARC Raiders』はPvPvEで、フィールドにはアークという機械の敵と、プレイヤーである他のレイダーの両方がいると説明されます。
怖そうに聞こえるものの、実際は思ったよりも交戦しないとおふとんさんは言います。倒す理由が特にないからです。
設定としては地下で暮らす人間が地上に出てアークを調査し、素材を集めて帰還する流れだと説明されます。
これを『進撃の巨人』にたとえ、レイダーは壁の外を調べる調査兵団のような存在だと語ります。調査兵団同士で戦う理由はない、というわけです。
そのため人と人との戦いは少なく、挨拶して戦わずに終わるパターンが多いそうです。
友達を見殺しにした夜
それでも、人間と戦わなければいけない場面はちょこちょこあるとおふとんさんは言います。
帰還には時間制限があり、脱出ポッドが閉まる直前には脱出しようとする人が集まってきます。悪いレイダーはその周りに隠れて待っているのだそうです。
リュックをいっぱいにして急いで帰ろうとするところを、複数人のグループに倒されると、とても悲しいと語られます。
このラジオを録ろうと思ったきっかけは、前日の出来事でした。ブルーゲートという少し難しいステージに友達と行った時のことです。
突然友達が撃たれて、私もちょっと撃たれつつ、最初は、アークに撃たれてるのか、レイダーに撃たれてるのか一瞬わかんないのよ。
でも撃ち方がレイダーだってわかるの、途中から。これ人間だーって。
友達がリュックを漁られている間に「逃げろ」と言われ、おふとんさんともう一人は脱出ポッドへ走って帰還しました。
つまり、二人は友達を見殺しにしたことになります。ゲームの中では普通の話でも、おふとんさんにとっては普通ではありませんでした。
人を撃たないという表明
おふとんさんは、人間対人間が戦うゲームはあまりやらないと打ち明けます。理由は、戦いたくないこと、そもそも下手ですぐ負けること、そして勝つために練習する気力がないことです。
だからこそ、友達を置いて逃げるような経験はこれまでほとんどなく、心に傷を負ったと話します。
そのうえで、ゲーム内でレイダー同士が戦うこと自体を否定しているわけではないと断ります。専用の銃もあり、むしろ想定された遊び方だからです。
クエストで撃たなければいけないなら、ゲーマーの性としてしょうがない場合もあるかもしれない、とは言います。
ただ、リュックを略奪するためや遊びで、意味もないのに人を撃つことはやっぱりしたくない、と改めて思ったそうです。
一発くらいは撃ち返したい気持ちもあるものの、下手なので復讐もできない。それでも弱くていい、と受け止めています。
脱出ポッドで踊って待つ人
この表明にはもう一つのきっかけがありました。基本的にプレイヤーの8割から9割は人を撃たない友好的な人たちだと、おふとんさんは感じています。
脱出ポッドは、ボタンを押せばすぐ出発しますが、1、2分待てば押さなくても自動で出発します。
おふとんさんはすぐボタンを押してしまいます。昔、一緒に乗り込んだ人にポッドの中で撃たれた経験があるからです。
ところがある時、開いていたポッドに走り込むと、中でずっと踊っている人がいました。ボタンを押さず、誰かが来るのを踊って待っていたのです。
好戦的な人が一緒に来るかもしれないじゃん。それなのにも関わらず待ってる上に踊っていると。
私も思わず一緒に踊っちゃったよね。踊って無事二人で帰還したっていう話なんだけど。
おふとんさんは、この人が怖くても自分で決めて待っている点に、尊さを感じたと言います。
人類の平和を願うなら、まず自分が人を信じるべきだと気づかされた、と語られます。
その学びとして、大事なものは残るポケットに入れておけば、自分も2分待てるかもしれない、という宣言でこの話を締めくくります。
撃たない人になりたいし、踊って待てる人になりたいってすごく思ったよ。
進撃の巨人と、対人ゲームの残酷さ
話は先ほどたとえに出した『進撃の巨人』へと広がります。おふとんさんはアニメを視聴中で、終盤に向かっているところだと言います。
『進撃の巨人』も正義をテーマにしていて、正義は一つではなく人によって違う。だからこそ自分の立場を決めて行動することが大事だと学んでいると話します。
さらに、オープニング曲の選曲の良さにも熱がこもります。初期の『紅蓮の弓矢』や『自由の翼』を名曲としつつ、現在の新生カメレオン{要確認: 新生かまってちゃん}の曲が今のシーズンに驚くほど合っていると語ります。
話を対人ゲームに戻し、『Apex Legends』のような対人ゲームは人を倒して終わりだが、『ARC Raiders』やタルコフは倒した後に荷物を漁れる点に残虐性を感じると言います。
もっと言うと、人の尊厳までズカズカと入ってくる感じ?友達の身を剥ぐみたいなさ。
そのうえで、価値観の同じ友達と遊んだ方がいいと勧めます。撃って漁るのが好きな人はその人たちで集まった方がいいし、自分が行くと説教してしまうから、と冗談まじりに話します。
最後に、『リトルナイトメア』の1作目をクリアして面白かったこと、もっと浸りたくてダウンロードコンテンツを買ったものの、結局『ARC Raiders』を遊んでしまっていることを近況として添えます。
まとめ
『ARC Raiders』で友達を見殺しにした後悔と、脱出ポッドで踊って待つ人との出会いを通じて、おふとんさんが「人を撃たない自分」を選ぶと表明した回です。
- 『ARC Raiders』はタルコフに似た対人要素のあるゲームだが、残るポケットや初期装備でカジュアルに遊べる
- 設定上は戦う理由が少なく、実際も8割から9割のプレイヤーは友好的だと感じている
- 友達を見殺しにした経験から、意味もなく人を撃つことはしたくないと改めて思った
- 怖くても踊って待つ人に触れ、人類の平和を願うならまず自分が人を信じるべきだと気づいた
- 価値観の同じ友達と遊ぶことが、こうしたゲームでは大切だと語られた
