📝 エピソード概要
本エピソードでは、技術ブロガー・YouTuberとして活躍するりびぃさんをゲストに迎え、現在開発中の機械設計者向け業務支援サービス『アップドラフト(AppDraft)』について深掘りします。設計業務の多くを占める「部品選定」や「計算」の非効率を解消するための構想や、エンジニアが個人でITサービスを立ち上げる際の苦労と情熱が語られています。機械設計の現場を知り尽くした二人による、実務に即した熱いトークが展開されます。
🎯 主要なトピック
- 業務支援サービス『アップドラフト』とは: 設計者がカタログ選定や計算、JIS規格の確認などに費やす膨大な時間を削減し、一括で効率化するためのWebアプリ。
- メーカー選定ツールの「ブラックボックス化」問題: 既存ツールの計算過程が不明瞭である点に着目し、計算根拠を明確にした上で最適な型番を導き出す仕組みを解説。
- 膨大な部品データの管理: 数百万行に及ぶ型番リストの作成や、頻繁な廃番・新製品への対応など、データベース構築の圧倒的な苦労について。
- 異業種(IT)開発チームのマネジメント: 機械系エンジニアがITエンジニアとチームを組み、自費で開発を進める際の進捗管理や言語のバージョンの違いといった障壁。
- iCAD向け『Shiretプロジェクト』: りびぃさんが主宰する、設備設計で多用される3D-CAD「iCAD」の機能を拡張し、無料で公開しているコミュニティ活動の紹介。
- CADの概念の違い(ヒストリー vs ノンヒストリー): 製品設計向けのSolidWorks等と、設備設計向けのiCADにおける、データ構造や操作感の根本的な違いについての考察。
💡 キーポイント
- 「設計は絵を描くだけではない」: モーター選定や強度計算といった「周辺業務」にこそ自動化のニーズがあり、そこを解決することが設計者の価値向上に繋がる。
- 自費によるアジャイル開発の覚悟: 毎月数十万円の開発費を副業等で捻出しながら、「崖から落ちながら飛行機を組み立てる」ようなベンチャー的開発を継続している。
- コミュニティとメーカーの共創: 一人の力で全ての部品データを網羅するのは不可能なため、ユーザーからのフィードバックやメーカーの協力を得て成長させるプラットフォームを目指している。
- 技術者のビジョンが人を動かす: 自らの不便を解消したいという純粋な想いが、ITエンジニアや周囲の技術者を巻き込み、新しいサービスを形にしている。

