
必然の音楽コメントを投稿するにはログインが必要です
ログインページへ1970年代編|壊して、踊って、作り直せ
「夢は終わった。」
ビートルズが解散し、60年代の“愛と平和”の理想が失速していった1970年代。
ベトナム戦争、オイルショック、政治不信。
「音楽で世界を変えられる」という夢が揺らぐ一方で、世界のストリートではまったく新しい音楽が生まれ始めます。
ジャマイカでは、キング・タビーがミキサーそのものを楽器に変え、ダブを生み出す。
ニューヨーク・ブロンクスでは、DJクール・ハークがレコードの“ブレイク”だけを繰り返し、のちのヒップホップにつながる文化を育てていく。
そしてイギリスでは、巨大化・高度化していくロックに対して、
「そんな技術はいらない。コード3つでいい。」
と、セックス・ピストルズやザ・クラッシュらパンクが反乱を起こす。
共通していたのは、金も、高価な楽器も、高度な演奏技術も必要としないこと。
壊して、踊って、作り直す。
完成された音楽を一度バラバラにして、自分たちの手に取り戻す。
1970年代は、そんなDIY精神が次の時代の音楽を準備した10年間だったのかもしれません。
今回も音楽史の話をしているはずが、
ウォーターゲート事件からラブホの話になり、
ロンドン・コーリングは「出雲コーリング」になり、
最後はなぜかバンド結成の勧誘まで始まります。
真面目な音楽史と、部室みたいな脱線を一緒にどうぞ。
今回登場する主なキーワード
John Lennon / Bob Marley / King Tubby / Dub / DJ Kool Herc / Hip Hop / Deep Purple / Sex Pistols / The Clash / Punk / Reggae
次回はいよいよ1980年代。
スーパースターの時代へ。
必然の音楽。あの音楽は、偶然じゃなかった。