東野幸治のスマホ大捜索という前夜の事件
冒頭で西野さんは、前日の夜に起きた「事件」を紹介します。
東野幸治さんがYouTubeチャンネルを再開するにあたり、西野さんにコラボ撮影を打診。その撮影のため、夜に西野さんの事務所を訪れたところから話は始まります。
ところが東野さんはオフィス到着早々、ひどく取り乱していたといいます。
先生、スマホなくしました。スマホ、タクシーの中に忘れたっぽいっす
これは面白くなりそうだということで、スタッフのザッキーさんがすぐにカメラを回し、スマホと再会するまでの物語を撮影することになりました。
手がかりは、iPhoneの位置情報だけでした。地図上ではスマホの位置が動いており、タクシーの中にあることはわかります。
しかし、どのタクシー会社を使ったかがわからない。領収書はなく、決済もそのスマホで済ませてしまっていたためです。
そこで取った手段は「追跡」でした。ザッキーさんがタクシーを手配し、西野さん、東野さん、ザッキーさん、そして運転手さんの4人で、地図を追いかけます。
この運転手さんが頼もしかったと西野さんは振り返ります。タクシー会社への問い合わせ方まで教えてくれ、自ら他社に電話までして協力してくれたそうです。
この一部始終はノーカットでYouTubeにアップ予定だと話されています。
河口湖でのイベントとビアガーデンの告知
本題に入る前に、いくつかのお知らせが語られます。
7月31日に河口湖音楽と森の美術館のシアターで、16時から毎週キングコングの公開収録があります。チケットには美術館の入館料も含まれています。
公開収録後の17時30分からは、同じ美術館でビアガーデンが開催されます。西野さんはこれをチムニータウンの一つのコンテンツにしたいと考えているそうです。
ビアガーデンは7月31日と8月15日に予定されており、西野さんとその周囲の人たちも集まるとのこと。仕事の話を直接したい人にも向けた場だと話されています。
初動が伸びなかった映画プペルと「勝負は諦めない」という判断
ここから本題「届け続ける覚悟」に入ります。
今年3月27日に公開した映画『えんとつ町のプペル~約束の時計台~』は、初動の動員が思ったように伸びなかったといいます。
瞬間的にドカンと当てるバズ型の戦い方は諦めざるを得なくなりました。しかし、勝負そのものまで諦めたわけではありません。
これは今回、第一打席で空振りをしただけだと。空振りでもないよ。本当は空振りでもないんだよ
西野さんは、世間的には「空振り」と言われたことを認めつつ、内心では納得していなかった様子です。
オリジナルIPの作品が、ドラえもんやディズニーが並ぶ中で初週4位に食い込んだ。これは決して空振りではない、という思いです。
それでも西野さんは、その評価を甘んじて受け止めると割り切ります。そのうえで出した結論が、この作品を一生届け続けるという覚悟でした。
一生届け続けるという活動と、広がる応援の輪
この覚悟のもと、各地でイベント上映が続いています。
東京国際フォーラムでの応援上映、8月8日・9日の兵庫県川西市、8月11日の千葉県柏市でのイベント上映が予定されています。いずれも舞台挨拶付きです。
西野さんは今やっていることを「映画の公開はこれくらいの期間で終わる」という常識との我慢比べだと表現します。
さすがに映画の公開ってこれぐらいの期間で終わるよねっていう常識との我慢比べなんですね。ハッタリ抜きで本気で一生届け続けてやろうと思っております
そうした活動を続けるうちに、覚悟に背中を押してくれる人が一人また一人と増えてきたといいます。
その一つが、渋谷HUMAXシネマの計らいです。夏休み子ども企画として、7月21日火曜日12時50分の回を、高校生以下無料で鑑賞できることが決まりました。
渋谷の映画館で高校生以下無料はイレギュラーな試みであり、劇場側は新たなオペレーションを組み、手間を増やしてくれていると西野さんは説明します。
そこまでして届けたい作品になっていることが、作り手冥利に尽きると語られています。
この回では、上映前後に西野さんのサイン会・ツーショット撮影会、上映後に舞台挨拶も予定されています。
「まだヒットしてない」と言い続ける理由
公開からまもなく4ヶ月。それでも各地で応援の運動が生まれ続けていることを、西野さんはありがたく思っていると話します。
作品は初日だけで終わるものではなく、人から人へ思いが手渡されることで少しずつ命を宿していく。その営みを今まさに目の当たりにしていると語ります。
一方で西野さん個人としては、この作品はまだ本来あるべき評価には届いていないと感じています。
すでに約40万人が鑑賞しました。大変な人数だと認めつつも、作品の力はここで止まるものではないと信じているといいます。
だからこそ、まだ出会っていない人がいる事実には、嬉しさ以上に悔しさやもどかしさも覚えると本音を明かします。
映画プペルよりも見られてない作品たちが大ヒット上映中と謳っていること知ってますよ。知ってますが、この作品に限ってはそういう見せ方をしてしまうと、その瞬間に終わってしまいそうな気がした
だから頑なに「まだヒットしてない」「まだ終わってない」と言い続けているそうです。
主人公ルビッチが千年砦という異世界で仲間と冒険し、「その日が来るまで信じ抜く」という結論に着地する物語。西野さんはこれを、人生の11時台にある人へのエールだと語ります。
親である自分が「今回はこれぐらいでいいか」と折り合いをつけたら、そこで試合終了になる。だからしつこく届け続けたいと結びます。
持ち劇場CHIMNEY THEATERとマンスリースポンサー
最後のお知らせとして、長年の夢だった持ち劇場「CHIMNEY THEATER」をスタートできそうだと語られます。
そのマンスリースポンサーの募集を始めたとのこと。特典として、劇場入り口の看板にその月のスポンサー名が表示されます。
それだけでは物足りないと考え、二つ目の特典も用意しました。スポンサー期間終了後、入り口に使っていた名前入りの看板ポスターをスポンサーへ送るというものです。
この看板ポスターのビジュアルに、西野さんは本気で取り組んでいると話します。3日ほどかけてプペルのイラストを描いているそうです。
プペルってゴミ人間じゃないですか。スタイルもいいとは思えないし、猫背だし、ストレートネックだし、汚ねえし、なんですけども、めちゃくちゃかっこいい絵が仕上がっております
描き終えたイラストはカンカンちゃんに渡して色を乗せ、最終的にポスタービジュアルに仕上げるとのこと。世界に一枚しかない名前入りポスターとして、それだけでも価値があるものにすると話されています。
まとめ
初動が伸びず「空振り」と言われても、西野亮廣さんは映画『えんとつ町のプペル~約束の時計台~』を一生届け続けると決め、イベント上映や無料鑑賞の機会を重ねています。冒頭の東野幸治さんのスマホ捜索も含め、諦めずに動き続ける姿勢が語られた回でした。
- 映画プペルは初週4位ながら、瞬間的なバズ型の戦い方は諦め、長く届け続ける方針に切り替えたと話されています。
- 7月21日の渋谷HUMAXシネマでは、高校生以下無料の上映と舞台挨拶が予定されています。
- 約40万人が鑑賞したが、西野さんは「まだヒットしてない、まだ終わってない」と言い続けています。
- 河口湖でのイベント・ビアガーデンや、持ち劇場CHIMNEY THEATERのマンスリースポンサー募集も告知されました。
- 冒頭では、東野幸治さんがタクシーに置き忘れたスマホを位置情報だけを頼りに追跡・捜索した一夜も紹介されています。
