迷ったら面倒くさい方!!これ、絶対!!
西野さんの朝礼にて、西野亮廣お笑いコンビ・キングコングのメンバー。絵本作家、映画製作、オンラインサロン運営など多方面で活動。代表作に『えんとつ町のプペル』シリーズ。さんが、新キャラクター「モフ」の爆発的な人気ぶり、映画の草の根運動の現況、そしてB.LEAGUEジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ。2016年に開幕した日本の男子プロバスケットボールのトップリーグ。全チームとのコラボイラストを全て描き下ろしたという裏話を語りました。「迷ったら面倒くさい方を選ぶ」という信条が貫かれた回の内容をまとめます。
モフ人気がぶっちぎりナンバーワンに
映画『えんとつ町のプペル〜約束の時計台〜2026年春公開の映画。『映画 えんとつ町のプペル』(2020年公開)の続編にあたる。西野亮廣が制作総指揮・脚本を務める。』で初登場したキャラクター「モフ」が、予想を上回る人気を見せているそうです。
西野さんがX(旧Twitter)にモフのマグカップの色味パターンをフラッと投稿したところ、引用ポストが130件以上つき、AIまとめニュースにも取り上げられるほどの反響があったとのこと。一般のファンがモフのイラストを自主的にSNSに上げるケースも増えており、そのたびに大きなリアクションが起きているといいます。
チムニータウンがこれまで生んできたキャラクターの中でぶっちぎりナンバーワン。プペル、ルビッチよりもモフの方が人気がある
人気キャラクターは「狙って作れるものではない」と西野さんは強調します。可愛いキャラクターを描けば人気が出るわけでもなく、猫のキャラクターなら当たるという法則もない。すべては結果論でしかないと語りつつ、そのなかでモフが突き抜けた存在になったことに、初めての手応えを感じているようです。
今後、チムニータウン西野亮廣が代表を務めるエンターテインメント企業。絵本制作、イベント企画、グッズ開発など多角的に事業を展開。の事業におけるモフ関連の比重はかなり大きくなる見通しだそうです。映画公開が落ち着いたら最初にやりたいこととして「モフ単体の絵本」を挙げており、走るときに垂れた肉("肉裾")をスカートのようにまくり上げるといった独特の動きを活かした物語を構想中とのことでした。
なお、原宿で開催中の「モフぎゅうぎゅう展」は4月22日で終了。4月19日(日曜日)には、映画ポスター購入者を対象にした手渡し&モフイラスト入りサイン会も予定されています。
映画の草の根運動と「一緒に見る会」
映画『えんとつ町のプペル〜約束の時計台〜』は、公開初動で一気に観客が押し寄せるような華々しいスタートにはならなかったものの、口コミを軸にした「超地上戦」が展開されているとのこと。観客動員数は今週中に30万人を突破する見込みだそうです。
「一緒に見る会」では、西野さんが劇場に足を運び、グッズ購入者への写真撮影やサイン対応、意見交換や活動報告を上映前後に行うとのこと。日曜日は渋谷に終日滞在し、モフぎゅうぎゅう展との行き来も予定しているそうです。
さらに全国各地の舞台挨拶も精力的に続けており、4月20日は横浜・川崎、22日は錦糸町・日本橋・上野、24日は幕張・船橋・市川と、連日のように劇場を回っています。舞台挨拶といっても「西野亮廣がマイク一本で30分喋る」というスタイルとのことで、通常の挨拶とはかなり趣が異なるようです。
サブスク配信しない理由と「身体性」の価値
西野さんは、映画『えんとつ町のプペル〜約束の時計台〜』について「現時点でサブスク配信する予定はない」と改めて宣言しました。しかも「来年ぐらいに配信しようか」という思いすら「一ミリもない」と踏み込んだ表現をしています。
その背景にあるのは、本格的にAIコンテンツAI(人工知能)を活用して制作される映像・音声・テキストなどのコンテンツ。生成AIの進化により、クリエイティブ分野でも急速に導入が進んでいる。の制作に取り組むなかで実感している「身体性を伴う表現」と「オフラインでのコミュニケーション」の価値の高まりだそうです。
AIに触れれば触れるほど、デジタルでは代替できない体験の重要性が一層浮かび上がってくる
配信で気軽に触れられる作品
劇場でのみ体験できる作品
まだ構想段階としつつも、前作は配信で広く触れられるもの、今作は劇場限定の体験として位置づける「明確な棲み分け」が戦略として機能するのではないかと語っていました。AIが日常に浸透するほど、逆に"そこに行かないと味わえない体験"の希少性が際立つ、という考え方です。
B.LEAGUE全チーム描き下ろしという狂気
映画制作と並行して、実はB.LEAGUEオフィシャルオンラインショップ向けのグッズイラストを大量に描いていたことが明かされました。Tシャツだけで36パターン以上。しかも全て描き下ろしです。
最も簡単な方法は、どのチームにも合うルビッチを1枚だけ描いて、カラーリングだけ変えて使い回すことだったはずです。しかし西野さんはその選択肢を取らず、全チームごとに異なるルビッチを描くという「一番面倒くさいやり方」を自ら選びました。
もう修行のように、実はずっと描いておりまして
Tシャツ以外にもトートバッグやバッジなど多数のグッズが展開されています。コラボイラストはB.LEAGUEオフィシャルオンラインショップで確認できます。
迷ったら面倒くさい方を選ぶ
B.LEAGUEコラボの話から、西野さんの行動原則が語られました。それが「迷ったら面倒くさい方を選ぶ」というシンプルなルールです。
この原則は、今回のB.LEAGUEコラボに限った話ではありません。映画を作りながら毎日劇場を回り、サイン会を開き、オンラインサロンに記事を投稿し続ける。その全てに通底しているのが「面倒くさい方を取る」という判断基準です。
西野さんは、B.LEAGUEコラボのページを見るだけでも「エールのようなものを送れる気がする」と話していました。買う買わないは別として、あの映画制作の裏側でこれだけの量をこなしていたという事実に触れることで「自分も面倒くさいことを面倒くさがっている場合じゃない」と感じてほしい、というメッセージです。
まとめ
今回のエピソードは、モフ人気の報告、映画の草の根運動の現況、サブスク非配信の理由、B.LEAGUEコラボの裏話と、話題は多岐にわたりました。しかし全てを貫いているのは「手間を惜しまない」という一貫した姿勢です。
AIが当たり前になる時代だからこそ、身体性を伴う体験や対面のコミュニケーションの価値は上がる。コピペで済ませられる仕事でも、あえて一つ一つ手で描く。その積み重ねが、30万人の観客動員やモフの爆発的人気という結果につながっているのかもしれません。
- 新キャラ「モフ」がチムニータウン史上ぶっちぎりの人気キャラクターに。モフ単体の絵本制作も構想中
- 映画『約束の時計台』は口コミ主体の「超地上戦」で観客動員30万人突破見込み。「一緒に見る会」や全国舞台挨拶を精力的に展開
- サブスク配信は現時点で予定なし。AI時代だからこそ「劇場でしか味わえない体験」の価値を重視
- B.LEAGUE全チームとのコラボイラストをTシャツ36パターン以上、全て描き下ろし。使い回しは一切なし
- 行動の判断基準は「迷ったら面倒くさい方」。楽な方を選んで後悔したことは山ほどあるが、面倒くさい方を選んで後悔したことはほぼない
