記事ができると、章ごとの要約と、聴きどころへ飛べる目次がここに並びます。いまは音声で聴けます。
お茶の香水の真ん中に「墨」があると聞いたら、どんな香りを思い浮かべますか。墨茶は、乾いた茶葉の渋みと、筆で書く時間を思わせる静けさを重ねた一本です。ジャスミンと茶葉を最初に、アイリス、ボルネオール、墨を中心に置き、最後はシダーウッド、ムスク、パチョリへ。木の乾きとムスクのやわらかさが、落ち着いた余韻につながります。代表作の台湾茗香水に残る墨の印象が、どのように墨香シリーズへ広がったのかも聞きどころです。茶とアイリス、インクという共通点から、ほかの香水との違いにも触れます。秋の夕方、書き物や読書をしながら一人で過ごす時間を思い浮かべて聴いてみてください。
コメントを投稿するにはログインが必要です
ログインページへ