記事ができると、章ごとの要約と、聴きどころへ飛べる目次がここに並びます。いまは音声で聴けます。
ブラック ウードという名から、濃く重い木の香りを想像しますか。アールフレグランスがこの一本に重ねたのは、水墨画の濃淡が生む透明感です。耳を傾けながら、ベルガモットからゼラニウム、ローズ、イリスを経て、沈香と白檀を含むラストへ向かう構成をたどってみてください。
調香師の村井千尋が大切にする日本の美意識や、石庭のそぎ落とした豊かさも香りを知る手がかりになります。ローズとウードを使う作品との違いを考えると、花が占める位置も見えてきます。香り方は控えめで持続は長め。秋冬、家で近い距離から静かに香りを楽しみたい日には、どう感じるでしょうか。
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