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風が香りを散らすのではなく、水分を奪って甘さを濃くする。モロッコに吹く熱く乾いた風の名に由来するシェルギイは、イモーテル、ロシアンレザー、干し草を重ねたアンバーです。甘さの中でも、乾いた煙と粉っぽさが目立ちます。音声では、アンブル・スルタン、トバカラー、キュイール ドゥ ルシーとの違い、2001年にパリのパレ・ロワイヤルにあったセルジュ・ルタンスのサロンから現行のコレクション・ノワールへ移った歩み、クリストファー・シェルドレイクの人物像をたどります。モロッコの風がアトラス山脈を越えて熱く乾く仕組みも聞きどころです。秋や冬の夜、まず1プッシュから。干し草の入口だけで決めず、20分以上待って、蜜、革、粉のどれが自分の肌で前に出るかを確かめたい一本です。