なぜMac miniに続いてMacBook Airを買ったのか
最初のコーナーはガジェットレポートです。神森さんはMacBook Air M4の整備済品を購入したと明かします。
スペックはメモリ16GB、ストレージ512GB、色はスカイブルーです。昨年12月にMac miniを買ったばかりで、「なんでまたMac買うの」という話から始まります。
きっかけの1つは、ティム・クックさんがMacの値上げに言及したというニュースでした。今、駆け込み購入が始まっているのではないかと神森さんは見ています。
ただし最新モデルを新品で買うのは予算オーバー。そのため狙いは、あくまでM4以前の整備済品でした。
もう1つ、はっきりした理由もあります。出先でポッドキャストの編集をしたいというものです。
平日東京とかに出張してる時っていうのは、実はかなり前に撮ってたりしてるんですよ。裏話をしちゃうとね。
神森さんはこの番組を前撮りしており、出張中はかなり前に収録・編集まで済ませてセットすることがあるといいます。それがしんどいので、せめて編集だけでも出先でできるようにしたかったそうです。
編集にはAdobe Auditionを使っているため、手持ちのiPad Airでは対応できません。だからこそ、サブのノートが本当に欲しかったと話します。
十五万円以下で狙った「ドンピシャ」の構成
予算の狙いははっきりしていました。15万円以下で16GB・512GBという構成です。母艦のMac miniがメモリ32GB・SSD 1TBなので、ちょうどその半分にあたります。
チップは正直M2でもM3でもよいと考えていました。最新のM5は同スペックで20万円前後するため、サブ機にはオーバースペックで予算オーバーだと判断します。
これまでAppleの整備済品ページは、Mac miniはすぐ売れ、MacBook Airもすぐ売り切れる状況でした。ところが1週間ほど前、たまたま見に行くと全色フルスペックで残っていたといいます。
MacBook Airの色はシルバー、スカイブルー、ミッドナイト、スターライトの4色。本当はスターライトが欲しかったそうです。
しかし悩んでいるうちにスターライトはあっという間に売れ、次々と在庫が消えていきました。整備済品は迷ってはいけない、と痛感したと振り返ります。
月曜深夜、生成AIに相談しながらのポチり
転機は今週月曜日の深夜でした。もうないだろうと諦め半分でスマホを眺めていると、突然在庫が復活していたのです。
このときスターライトはなく、シルバー、スカイブルー、ミッドナイトの3色。神森さんが欲しかった16GB・512GBの構成もありました。
どの色にするか迷った神森さんは、ChatGPT、Gemini、そしていつも台本を書いてもらっているClaudeの3つの生成AIに相談したといいます。
人気の色って何?みたいなのをChatGPTとGeminiと、あといつもこの台本を書いてくれてるClaudeと、この3つの生成AIに相談してたんです。
世界的な人気色や日本での人気色を聞いているうちに、ミッドナイトが売れてしまいます。神森さんは慌てて、残ったスカイブルーを速攻で購入しました。
スカイブルーは、先月末に会社支給で新しくなったMacがちょうど同じ色でした。色味を知っていて綺麗だと思っていたので、迷わず決められたそうです。
容量とメモリを「半分」に決めた理由
スペック選びの理由も改めて語られます。16GBにしたのは、サブ機なのでメモリを盛らなくてよいという判断からです。
512GBは、出先でAuditionを編集する程度なら少し多いくらいで安心だという考えです。256GBはOS領域を考えると心もとなく、しかも512GBとの差は1万円ちょっとしかありませんでした。
一方で、16GB・1TBだと約3万円近く上がってしまいます。SSDの高騰が整備済品でも感じられたといいます。
メモリ32GB/SSD 1TB。昨年12月に購入した作業の中心マシン
メモリ16GB/SSD 512GB。母艦のちょうど半分で出先の編集用
24GB・512GBという構成も魅力的でしたが、16万円ほどして予算オーバー。結局、母艦のちょうど半分にあたる16GB・512GBが神森さんにとってのドンピシャでした。
本体は収録時点で手元にあるものの、まだ未開封です。今週土曜のイベント準備で忙しいため、開封レビューは次回以降に持ち越すとしています。
部門長の仕事は「環境づくり」という持論
続いてはWork Talkの時間です。その前に、翌6月27日土曜日に迫ったアクセシビリティカンファレンス沖縄のプレミートアップが告知されます。会場は沖縄県立博物館・美術館の講座室です。
今回のWork Talkはマネジメントの話。神森さんは長くマネジメント専門で仕事をしてきたといいます。
部門長の一番の仕事は何か。神森さんの答えははっきりしています。部門のメンバーが働きやすい環境を作ることだと考えているのです。
具体的にやってきたことは大きく3つ。余計な会議や承認を減らすこと、情報をオープンにすること、そして上に対する盾になることです。
会議・承認を減らす
ふわっとした会議にメンバーを参加させず、現場に集中させる
情報をオープンにする
降りてきそうな案件を先回りしてキャッチアップし、夕礼で共有する
上に対する盾になる
上流の相談段階は自分で止め、正式になったら現場に任せる
なぜ「夕礼」だけは欠かさなかったのか
まずは会議を減らす話です。実働部隊なのだから、何でもかんでもメンバーを会議に連れ出してはいけない、と神森さんはいいます。
特に避けたいのは、ふわっとした話への参加です。減らせるものは減らしたい。ただし、1つだけ外せないものがありました。
それが「夕礼」です。夕方の集まりで、当時ある部門を見ていたときに必ず行っていたといいます。
いろんな会議を減らすと言いながら、夕礼だけはちゃんと続けていました。目的は進捗管理ではなく、メンバーがその日に困ったことを遠慮なく出してもらうことです。
進捗はやっている前提の性善説。細々と聞いてもしょうがないという考えです。仕事に詰まっていたり、誰かのヘルプが必要だったりすることを拾うのが狙いでした。
夕礼は終業前の3分ほどを使っていました。困ったことや悩みをその日のうちに扱わないと、翌日へ持ち越してしまうからです。
その日って安心して眠れないし、悶々として次の日まで考えてたら気づいたら朝になっちゃったみたいな。それってめちゃめちゃパフォーマンス悪くなりますよね。
その日のうちに解決できなくても、何かしらの形で負担を和らげる。そうすれば次の日も仕事を進められる、という環境づくりの発想です。
神森さん自身もずっとそう働いてきたため、面倒を見る人には同じ気持ちにならないようにしたいと話します。
情報の先回りと、上流を止める「盾」の役割
2つ目は情報をオープンにする話で、これは夕礼にもつながっています。もちろん機微な情報は出せないので、すべてをオープンにするという意味ではありません。
メンバーのところに降りてきそうな案件は、ギリギリまで降りてこないことがよくあります。そこで神森さんは自分からいろんな場所に顔を出し、次に来そうな話をキャッチアップしていました。
夕礼で「こういうのが来そうだから準備しておいてね」と伝えておくだけで、メンバーは心の持ちようが変わります。突然降ってくると「また来た」となってしまうからです。
3つ目が「盾」の話です。来るかもしれないという相談ベースの打ち合わせに、メンバーを無駄に同席させたくないといいます。
本当は作業しなきゃいけない状況なのに、それに追われ、結果的に残業せざるを得ないみたいなこと、本当によくあったと思うんですね。
そこで、まだ決まっていない上流のふわっとした部分は、すべて自分のところで止めます。そして来そうなものを夕礼で共有するという流れです。
一方で、正式な案件になったら逆になります。上流の部分から部下にまるっと任せてしまうのです。
間に自分が入っていちいち中継ぎすると遅くなります。自分のスケジュールで調整させるのはもったいないので、メンバーと相手方で直接調整してもらいます。判断が本当に必要なときだけアサインしてもらう形です。
これはメンバーを信頼できるかどうかにもつながる、と神森さんはいいます。そして3つの取り組みは、実は全部一続きだったと振り返ります。
大好きなユーロビートで作った英語の新曲
最後のコーナーはSuno AI Labです。今回は新曲ができるまでの過程が語られます。
前回までの「島の空へ」は三線も入った日本語の歌で、明るく前向きで、どこか切ない曲でした。今回は路線がまったく違い、英語のユーロビート、そしてパラパラ向けです。
神森さんは若い頃、ディスコが大好きでパラパラもよくやっていたといいます。J-POP制作の背景にもディスコサウンドへの愛があると明かします。
本当にシンセがゲンゲンゲンゲン鳴るよって、あれが大好きです。
実はユーロビートはSunoでこれまでも作っていたものの、番組では出していませんでした。番組で紹介するのは今回が初めてかもしれない、と話します。
メジャーを狙って粘っても、マイナーに帰ってきた
ユーロビートは一筋縄ではいきません。スタイルとキーワードをバーンと入れるだけで簡単にそれらしい曲はできますが、入れ方や組み方で雰囲気が大きく変わります。
今回のテンポは、いろいろ作った末に最終的にBPM150から151に落ち着かせました。社会人になってディスコで踊っていた頃のBPMが145前後で、そこにプラス5ほどして流していた記憶が下敷きになっています。
途中で欲が出て、ゴージャスな雰囲気を狙います。20〜30年前のKing & Queenというデュオが歌っていた曲のような、豪華なユーロビートを目指したそうです。
そこで神森さんは、極力明るいメジャーキーの曲にしたいと考えました。しかし、ここで思わぬ壁にぶつかります。
ノーマイナーキーとか書いたんですが、かたくなにSunoがメジャーにしてくれないんですね。音は豪華なんだけど調はマイナー。
何回生成しても、煌びやかさは出るのに明るさだけは言うことを聞いてくれなかったといいます。歌詞やさまざまな要素に左右されるのだろうと推測します。
Cマイナーの王道進行で選んだ「Hands to the Sky」
今回は作った曲が6曲と少なめで、そこから2曲に絞りました。1曲はほぼメジャー、もう1曲はマイナー寄りで、最終的にマイナー寄りの曲を選びました。
選んだ曲をコードAIというアプリで解析すると、キーはCマイナー、テンポは151でした。
コード進行はCm、A♭、B♭、Gm7の繰り返しで、ユーロビート王道中の王道だそうです。暗いけれど前に進む感じがあり、哀愁があるのに足は止まらないループだと表現します。
タイトルは「Hands to the Sky(手を空へ)」。パラパラをやるのにいいと感じて選んだそうで、これもSunoが出した歌詞候補の1つでした。
聴きどころはサビに入る瞬間です。Aメロの切なさからサビでシンセがバーンと開き、手が上がる感じがあります。間奏もいいポイントだといいます。
パラパラしたくなるポイントがいくつかあるので、なんとなくこんなとこでパラパラしてるのかなみたいなのを想像しながら聴いてもらえると嬉しい。
曲を聴いたあと、神森さんはユーロビートの楽しさを改めて口にします。メジャーを狙って粘ったのに結局マイナーに帰ってきた1曲ですが、自分で作っておいて元気が出ると話します。
まとめ
EP23は、深夜にやっと確保したMacBook Air整備済品、部門長は「環境づくり」が仕事だという持論、そして大好きなユーロビートの新曲という3本立てでした。ガジェットも仕事も音楽も、神森さんの一貫した価値観が伝わる回です。
- MacBook Air M4は15万円以下・16GB・512GBを狙い、月曜深夜に復活したスカイブルーを確保。開封レビューは次回以降
- 整備済品は縁もの。迷っているうちに欲しい構成や色が売れてしまう難しさがある
- 部門長の一番の仕事は、メンバーが働きやすい環境を作ること。会議を減らす・情報をオープンにする・上の盾になるの3つは一続きの流れ
- 終業前3分の「夕礼」で、その日の困りごとを翌日に持ち越さないようにするのが環境づくりの軸
- 新曲「Hands to the Sky」はメジャーを狙っても仕上がりはCマイナーの王道ユーロビート。パラパラ向けの1曲



