最近の「鼻歌したこと」を持ち寄る
番組冒頭、ゆうさんは最近立ち上げたオンラインのワークスペースでの出来事を「鼻歌したこと」として挙げます。
もともとは一緒に作業するために開いた場でしたが、たまたま居合わせたメンバー同士が意気投合し、人と人が出会う場になっているといいます。
もともとそういう目的で作った作業スペースではなかったんですけど、なんかそういう風に人と人との出会う場になってるなっていうのが、私の中ではこの鼻歌したことかなって思い返しておりました。
しュうまいさんも自分のコミュニティで、見ていないところでメンバー同士が仲良くなっている嬉しさに共感します。
別にそれに対して私が繋いだのにみたいな気持ちは一切なくて。そういうきっかけになったってことが嬉しいかなって思いますよね。
しュうまいさんの「鼻歌したこと」は、ベランダで枯れかけたしそを、キッチンでの水耕栽培に切り替えたら元気に育ったことでした。
今めちゃめちゃ柔らかいしそを収穫して食べられているので、キッチン行くたびにすごい嬉しい気持ちで鼻歌しながらキッチンに向かってます。
育てることで育まれるもの
しそを育てる話から、二人は「育てること」の意味へと話を広げていきます。
ゆうさんは、以前しュうまいさんに取材した後、別の人からもしそを育てているという話を聞いたことを思い出します。その人は作業の合間に「しそを見に行く」と話していたそうです。
育てるってそういう気持ちなんだなっていうふうに思って、やっぱちょっと見に行きたくなるというか。とてもいいな、家庭菜園って思ったのを思い出しましたね。
ゆうさんの子どもが最近、多肉植物やサボテンにはまって、日光に当てようとかいがいしく世話をしている様子にも触れます。
そこから、育てるとは植物が育つだけでなく、育てる人自身の何かも育んでいるのではないか、という話になります。
小学生が朝顔やチューリップを育てるのも、成長を見るだけでなく、何かを育てる経験なのかもしれない、と二人は語り合います。
お便り「苦手な食べものを克服したい」
ここからお便りのコーナーに入ります。テーマは「苦手な食べものを克服したいです」。
苦手な食べものを克服したいです。
大人になって食べられるようになったものもあるけれど、苦手なものはやはり残りますよね、と二人はうなずきます。
しュうまいさんは最近、納豆を克服しようとしているところでした。もともと好きでも嫌いでもなかったといいます。
体調を崩したときに食べるものの大切さを実感し、健康のために納豆を再開したものの、健康マニアになって毎日食べたところ、逆に嫌いになってしまったそうです。
じゃあやっぱり毎日食べた方がいいんだって思って、毎日食べたら嫌いになったっていう感じなんですよ。
キムチやごま油、焼肉のタレなどで味をごまかしていたものの、ついに何をしても無理になり、いったんやめた時期もあったといいます。
その後、テレビの健康な食材ランキングで納豆が1位になっているのを見て、また挑戦。SNSでおすすめの食べ方を聞いたり、納豆専門店に行ったりしています。
苦手を克服する「大人の権力」
ゆうさん自身は、嫌いではないけれど自分からは進んで買わないものとしてトマトを挙げます。
大人になると、子どもの頃のピーマンのような明確な苦手は減っていくのかもしれない、という話になります。
そこでしュうまいさんが提案したのが、「大人の権力」を使って、一度とてもいいものを食べてみることでした。
しュうまいさんは、高級な納豆屋さんで買ったものはタレもおいしく、豆の臭みも少なかったと話します。今は量の少ない良い納豆を試し、少しずつ食べられるようになってきているそうです。
いつもの安いものでも食べれるように克服していきたいなとは思っておりますよ。
ゆうさんも、フルーツトマトやホテルのランチで出るトマトなら平気だという実感から、この考えに共感します。
普段食べてたやつが悪いってわけじゃないけど、こちらの権力を使えば自分にフィットする。産地変えたら意外といけるかもしれないし。
もう一つのきっかけとして、二人は「愛情を注がれたもの」や「もらったもの」を食べることも挙げます。
しュうまいさんは花房さんのキンカンがとてもおいしいこと、ゆうさんは送られてきた人参を久しぶりに生で食べたことを例に、誰かと一緒に食べたり分けてもらったりすることが克服のきっかけになると語ります。
一方で、苦手を必ず克服しなければいけないわけでもない、とも二人は確認します。
苦手イコールダメなものというよりは、他で補えるなら他で補ったらいいと思うんだけど。
苦手を裏返すと得意が見える
話題は食べものから、苦手なこと全般へ移ります。しュうまいさんは、日付や曜日を管理するのが苦手だと打ち明けます。
私に言う時間と曜日は聞かないでくださいってコミュニティのメンバーには言うくらい、時間を把握する力がすごい乏しいなって思ってます。
ゆうさんが挙げた苦手は、「一番好きなもの」「一番嬉しかったこと」を聞かれるアンケートでした。一つの感情や一部分だけでは表せないと感じるからだといいます。
その好きという一つの感情だけで決められるものがなくて。こんなの一番好きな食べ物、桃みたいに書くのなんか嫌だってなっちゃって。
しュうまいさんは、話す形式のインタビューなら前後の情景ごと答えられるのに、アンケートでは簡潔にまとめなければと感じてしまう、と受け止めます。
苦手な人の話にも及びます。しュうまいさんは、話を広げようとしたときに「わかんない」と一刀両断されると、言葉を失ってしまうといいます。
そういうのを楽しみたいが故に会話を提供してるようなものなのに、わかんないって切られちゃうと、話したくないんだなって思っちゃうから。
番組の補足によると、二人が話題にした「パンの袋を留めるピンの名前」は「バッグ・クロージャー」です。会話の中では名前が思い出せず、一緒に調べる時間そのものを楽しみたい、という気持ちが語られました。
ゆうさんは、時間にルーズな人が苦手だと話します。二人での待ち合わせなら許せても、複数人だと自分以外にも迷惑がかかるため、そこは受け入れにくいといいます。
ここでしュうまいさんは、苦手なことを裏返して考える視点を示します。
苦手に気づく
時間や曜日の管理が苦手、といった自分の弱みに目を向ける
裏側を考える
その苦手の裏にある得意や、できていることを探す
得意を伸ばす
できないことを直すより、すでにできることを伸ばす発想に切り替える
しュうまいさんは、自分のポッドキャストでも「普通にできないことが実は得意だったりする」という話をしたと振り返り、自己分析で苦手と得意を見つけられるといい、と語ります。
のびのび生きるを後押しする場
この考え方は、しュうまいさんが運営するコミュニティ「のび」で大事にしていることにもつながります。ゆうさんは、できないことをどうにかするより、すでにできることを伸ばす姿勢が印象的だったと話します。
しュうまいさんは、人と話すことで新たな視点が見つかり、嫌いだった自分も好きになれたら、明日がまた楽しくなると語ります。
ちょっと嫌いだった自分も好きになってみてもらえたら、明日からがまた楽しくなるというか、いいなと思ったりしてますね。
参加者の変化は表情に表れるといい、動画編集を4か月かけて実践するプランでは、悩んでいたメンバーが最後の面談では仕事が決まり、キラキラした様子になっていたと話します。
目の輝きがね、違う。入った時のその人たちの表情が全然違う。
「のび」は動画編集をきっかけにしつつ、自分がどうしたいかを見つめる内省の時間が多いといいます。次期生は9月からスタートし、募集中とのことです。
ゆうさんも、冒頭で触れたオンラインのワークスペース「SEASIDE」を紹介します。8月1日から6か月間の期間で、随時参加できるようにしているそうです。
一人で普段パソコンに向かう時間があって、誰かと喋りたいなみたいな人には結構おすすめしてます。
まとめ
苦手な食べものの克服という相談から、二人は「苦手を無理に消すより、その裏側にある得意に目を向ける」という発想へと話を広げていきました。食べものも自分も、少し見方を変えると付き合いやすくなるのかもしれません。
- 苦手な食べものは、良いものを食べたり、誰かと一緒に食べたりすることが克服のきっかけになる。
- 苦手は必ず克服しなくてもよく、他で補えるなら補うという選択もある。
- 時間管理が苦手でも、その裏に「今全力で準備できる」などの得意が隠れていることがある。
- できないことを直すより、すでにできることを伸ばす発想が生きやすさにつながる。
- 人と話すことで新たな視点が見つかり、嫌いだった自分も好きになれることがある。
