なんで勉強しないといけないの?
中学生の頃、先生に「なんで勉強しないといけないの?」と聞いたら「テストに出るから」と言われて全くしっくりきませんでした。ベストアンサーはなんですか?
AIの答えは「やりたいことが見つかった日に、それを選べる側にいるため」。箕輪さんもけんすうさんも、この答えにそのまま納得したと話しています。
この回はリスナーの質問にAIのご神託を返し、そこから2人が語り合うスタイルで進みます。最初のテーマは、誰もが一度は思う「なんで勉強しないといけないの?」です。
箕輪さんは、選べる側にいるためというAIの答えにそのまま賛同します。やりたいことは急にやってくるので、そのとき間に合わないのはもったいない、という話です。
急に来たりするじゃないですか。「この高校行きたい」とか「この大学行きたい」みたいな時に。あと1年しかないってなった時に間に合わないとかはありますもんね。
さらに箕輪さんは、勉強はテスト勉強だけの話じゃない、といいます。いろんなことを学んで自分の知識にして、外に出せるようにすること全体が勉強だ、という捉え方ですね。
基本、俺なんて中学受験、大学受験の勉強だよ、全部。それっぽいこと言ってる人たちのことを聞いて真似してるだけだし。
国語力が全ての土台
2人が特に役に立っていると口をそろえたのが国語力でした。箕輪さんは「俺は国語ができるだけ」とまで言い切ります。
箕輪さんがカギにするのは、文章の中身ではなく論理構造です。「AしかしB」なら、AもBもわからなくても「しかし」で逆説だとわかる。早稲田の現代国語は、専門知識がなくても論理構造さえ理解していれば解ける作りだと話します。
この論理構造の把握は、そのまま会話にも応用できるといいます。箕輪さんは、話が難しくて有名な落合陽一さんとの対談を例に挙げました。
これとこれは両方とも何言ってるかわかんないけど、これの反対はこれなんだっていうことをわかると会話にはなるわけ。
中身が全部はわからなくても、主張の反対側がわかれば「それは違いますよね」と返せる。だから守備範囲が広いと言われるのだ、という種明かしですね。
けんすうさんも同じやり方だと共感します。話は早稲田と慶応の違いにも及び、けんすうさんは論理構造で解ける早稲田タイプと、そうでない慶応タイプという見方を語りました。
早稲田の人はこういうことやってて、慶応の人はマジで勉強ができる。論理構造で解けないようになってる。
上手なお金の使い方って何?
「この金持ちはお金の使い方が下手」と言う人がいますが、上手なお金の使い方って何だと思いますか?
AIの結論は「お金を自分の時間と挑戦の回数に変えること。それ以外は上手い下手ではなく趣味の問題」。箕輪さんはこれに加えて「思い出になるかどうか」という自分なりの基準を語ります。
他人のお金の使い方に「下手」「俺ならこうする」と言う人について、2人はやや冷ややかです。基本は自由だし、当人はもうやっている、という話ですね。
箕輪さんの判断軸はシンプルで「全部、思い出になるかどうか」。ワールドカップにかけたお金も、思い出になっているから一切もったいないと思わないといいます。
買い物でもカジノでも、あとで味わえる思い出になるならいい。逆に、どうせ忘れるものなら安い方がいい、という考え方です。
忘れるものだったら安い方がいいよ。どうせ忘れるもんなら。
ここでけんすうさんが「まずい店が好き」と切り出します。まずい方が思い出に残るという理屈ですが、箕輪さんは「まずいものと臭いものが嫌い」ときっぱり。話は思わぬすれ違いになりました。
まずい店、僕好きなんですけど、まずい方が思い出になるじゃないですか。「うわ、あそこめっちゃまずかった」って。
俺全然わかんない。俺まずいもの嫌いなの。まずいものと臭いもの嫌いなの。
箕輪さんにとって思い出に残るのは、やっぱり旅行と人だといいます。三等車で12時間かけて乗るような貧乏旅行でも「楽しかったな」と思える、というのが印象的でした。
感謝されるお金の使い方
思い出になる出費の中でも、2人が「特にいい」と話したのが、人を応援したり感謝されたりするためのお金です。
けんすうさんは、全く知らない大学生から学費のクラファン協力を頼まれ、面白いから10万円支援した話を紹介します。お礼が来て、いまだにいいことをした感で思い出になっているそうです。
自分にとっての10万円と、その彼にとっての10万円、重みが違いすぎていいんだよね。
自分のために10万円使ってもそこまで満足しないのに、同じ金額でも相手にとっての重みが大きいと、生き金になる。感謝されるお金はいい使い方だ、というまとめでした。
どうでもいい食事など、すぐ忘れてしまう出費。忘れるものならむしろ安いほうがいい。
旅行や、人を応援して感謝される出費。あとで思い出として味わえる。
強みは自己分析では見つからない
自分の強みに合った職種の見つけ方を教えてください。自己分析や企業分析をしていますが、頭がこんがらがってきました。
AIのご神託は「強みは机の上の自己分析では見つからず、あなたをよく知る10人に『私に何を頼みたいか』を聞いた答えの中にしか現れません」。けんすうさんは「すごく僕が答えそう」と強く共感します。
相談者は損害保険会社で契約者からの暴言に悩み、社会人3年目の第二新卒ラストチャンスで転職を考えているといいます。
AIの答えは、自分で分析するより、自分をよく知る人に「何を頼みたいか」を聞け、というもの。けんすうさんは、自己分析はずれることがあると具体例を挙げます。
自分は営業が得意だと思ってたけど、別に営業が得意なわけпроではなくて、営業で取ってきたのを事務の人に渡すのが得意だったとか。
箕輪さん自身も、編集が得意なのではなく、その人の良さや魅力を世に出すときのキャッチフレーズをつけるのが得意なのだと語ります。
その根拠になったのが、ワールドカップで優秀な経営者や社会事業家たちと旅した経験でした。トップで活躍する人たちに「なんでミノワくんがこの場にいるの?」と問われることで、自分の社会的なバリューが見えたといいます。
けんすうの強みは「意図のないツッコミ」
ここで2人が、実際に「相手に何を頼みたいか」を聞き合います。まず箕輪さんが、けんすうさんへの本音を語りました。
僕が好き勝手喋る時の話し相手とか聞き役とかツッコミとして、けんすさん以上の人はいない。自由に遊べる。
その良さは「意図がないこと」だと2人は分析します。数字を取ろうとして相手を追い込むツッコミや、こちらの発言を奪って自分のものにするツッコミとは違う、という対比が語られました。
俺がわーって喋ったのを、いいフレーズでまとめて、自分のものにして、俺が納品してるみたいな。
けんすうさんは方向を誘導せず、自由度を残したまま話が転がるように少し手を入れる。Twitterでもリハックでもやっているのはそれだ、と箕輪さんは指摘します。
意図もなく、どっち派でもなく、微妙にもうちょっと転がるようにカチャ入れるみたいな。
一方でけんすうさんにとって箕輪さんは「話を聞きたい」相手。いろんな世界を見ているからこそ、という関係が浮かび上がります。
なぜこの番組はゲストを呼ばないのか
話は「誰かに一つ何かを頼めるとしたら?」という問いに移りますが、2人とも「別にない」と行き詰まります。ホリエモンにも孫さんにも、頼みたいことが出てこないのです。
別にけんすさんでもひろゆきでもホリエモンでも、5億欲しいとか。
そこから「この番組にゲストを呼ぶなら誰?」という話になり、箕輪さんが挙げたのはドナルド・トランプさんでした。噛み合わないことも含めて面白い、という理由です。
ただ、実際に呼べる人となると2人とも悩みます。箕輪さんは、自分がホストで回す側になると気を遣いすぎて良さが出ない、と自己分析しました。
俺、呼ばれる方が絶対生きる。こっちがホストの場合、すごい気遣っちゃって、俺の良さが出ないのよ。
だからこそ、この番組もゲストを呼ばない方がいい、という結論に。例外は、気を遣っても収まりがつくくらい格上の相手で、その象徴がトランプさんでした。
トランプだったら俺が回してても収まりがいい。トランプさんを怒らせたら大変な話なんで。
自分たちがあたふたしても恥ずかしくない、むしろ緊張感が場を締めてくれる。半ば冗談まじりに「トランプさんをゲストに呼びましょう」と話して回は締めくくられました。
まとめ
勉強・お金・強みという3つの相談に、AIのご神託と2人の経験が重なり合った回でした。共通していたのは「選べる側にいること」「思い出や重みが残ること」「他人の視点から自分を知ること」という視点です。
- 勉強する理由は、やりたいことが見つかった日に選べる側にいるため。国語で身につく論理構造の把握は、会話にも応用できる。
- 上手なお金の使い方の軸は「思い出になるかどうか」。忘れるものなら安い方がよく、人を応援して感謝される出費は生き金になる。
- 強みは自己分析では見つかりにくい。自分をよく知る人に「何を頼みたいか」を聞くと、思っていたのとは違う本当の強みが見える。
- けんすうさんの強みは「意図のないツッコミ」。箕輪さんは呼ばれる側で生きるタイプなので、この番組はゲストを呼ばない方針に落ち着いた。
