学術大会を終えて残っていた最後の大仕事
たいぞーさんは、日本在宅薬学会の学術大会で実行委員を務めてきました。1年間続けてきた仕事が、この大会でひと段落したと話しています。
前回の放送では、緊張しながらオーガナイザーを務めたAI活用のシンポジウムを振り返りました。ただ、それで役割が全部終わったわけではなかったといいます。
最後に残っていたのが、学生と一緒に行う学生シンポジウムでした。たいぞーさんはそこで座長とシンポジストを任されていて、これが最後の大仕事だったと話しています。
学生が理想と現実のギャップを語る場
このシンポジウムは、学生が実務実習や大学での学習を通して感じたことを語る企画でした。
薬剤師になることへの夢や希望に溢れた思いがある一方で、実務実習で現場を見て理想と現実のギャップを感じた葛藤もあります。学生にはそうしたことを赤裸々に語ってもらう場だったといいます。
その語りから、現場で働く薬剤師が学生の期待を裏切らない現場をどう作るのかを見つめ直す。そんな狙いのあるシンポジウムでした。
緊張をほぐす座長としての役割
たいぞーさんは、学生が学会のシンポジウムという場で話すのは、とても緊張することだと考えていました。
学生時代に、学会のシンポジウムという場で喋ってくれと言われて喋るのって、もうめちゃくちゃ緊張すると思うんですよね。
そのため座長とシンポジストとしての自分の役割は、学生が緊張をほぐした状態で自分の思うことを伝えられるようにすることだと捉えていました。
事前の打ち合わせでは控室を用意してもらい、ちょうどお昼過ぎからのシンポジウムだったので昼食もとりながら、学生と会話をして緊張をほぐしていったと話しています。
迎えたシンポジウムでは、学生たちがきちんとスライドを作り、理路整然と自分たちの思いや考えを主張してくれたといいます。会場もほぼ満席の状態でした。
自分を勇気づけてくれた先輩たちの記憶
たいぞーさん自身も、前日の夜に作成したスライドを使って話しました。振り返るのは、自身が学生の頃からの原体験です。
学生時代に在宅薬学会のバイタルサイン講習会に参加し、薬学の専門性を活かせばもっと患者さんにできることがあるはずだと語っていたといいます。
その思いを熱く語ったとき、日本在宅薬学会にはそれを応援してくれる大人がたくさんいたと話しています。
いやもうそれはめちゃくちゃいいと。頑張ってやってほしいって言って、めちゃくちゃ応援してくれる大人の方たちがたくさんいて、非常に勇気づけられた。
応援してくれた人たちは、今も学術大会で声をかけて「頑張ってるか」と言ってくれる。そんな温かい人がたくさんいる学会だといいます。
だからこそ学生たちにも、自分の描いた未来に進んでいいんだと背中を押してくれる先輩に見守られながら、夢に向かう力を受け取ってほしいと考えていました。
実際に発表後には、学生に質問をしてくれる人や声をかけてくれる参加者がたくさんいて、いいシンポジウムができたと話しています。
2日間を終えた疲労感と、これからの整理
2日間を過ごし、学術大会を無事に終えることができました。ただ一晩経つと、たいぞーさんは強い疲労感に包まれていたといいます。
正直もうめちゃくちゃ疲労感に包まれ、体も重い。翌日なんで休みを取ってなかったんだろうと少し後悔をしながら朝を迎えております。
それでも頭の中では、2日間で得たたくさんの学びがぐるぐると巡っていると話しています。
今はまだ整理して臨むところには至らないものの、その学びを自分の中で整理し、現場でステップアップした医療の提供につなげていきたいといいます。
最後に、学生シンポジウムで語られた学生の思いや熱さが、少しでも聞き手に伝わればうれしいと締めくくりました。
まとめ
学術大会を終えたたいぞーさんが、学生シンポジウムの座長を通して、自身が先輩たちに勇気づけられた原点を振り返った回です。学生の熱意を受け止め、次の世代を後押ししたいという思いが語られました。
- 日本在宅薬学会の学術大会で、たいぞーさんは学生シンポジウムの座長とシンポジストを務めた
- 学生が抱く夢や、理想と現実のギャップへの葛藤を語る場で、緊張をほぐす役割を担った
- 自身も学生時代に在宅薬学会の先輩たちに応援され、勇気づけられた原体験がある
- 学生にも、背中を押してくれる先輩に見守られながら夢に進む力を受け取ってほしいと考えている
- 2日間で得た学びを整理し、現場での医療の提供につなげていきたいと話している
