臨床系とは違う「教育の学会」への参加
今回の放送は、たいぞーさんが2日間にわたって大阪医科薬科大学で開かれる第11回日本薬学教育学会大会に参加するのを前に、その気持ちや思いを話す内容です。
たいぞーさんが普段参加するのは臨床系の学会が多いといいます。今回の学会はそれとは少し違い、教育の分野を扱うものです。
大学教育や実務実習など、薬剤師の教育に関わる分野を深めていく学術学会だと説明されています。
人材育成室での取り組みをポスター発表
たいぞーさんは、会社の中で人材育成室という部署に所属しています。実務実習に関わる機会が多い部署だといいます。
この部署では、実務実習に来る学生を指導するスタッフの養成・育成のプログラムを組んで実施したそうです。
今回は、その社内の取り組みをまとめてポスター発表する機会をもらったと話しています。
100演題近いポスター発表への驚き
この学会には、たいぞーさん自身も初めて参加します。事前にプログラムを見て、全国各地の大学の先生方が集まる場だと強く感じているといいます。
何より驚いたのが、一般演題として出されるポスターの数でした。
ポスター演題がもう100演題近く出ていて、かなりたくさんの発表がされる学会だなということを思っています。
どんな会場になるのかも楽しみにしつつ、多くの人と薬学教育について議論できたらと話しています。
薬剤師国家試験や実務実習が「どう見えているか」を知りたい
プログラムには、学部教育だけでなく、薬剤師国家試験や実務実習に関する研究・発表、シンポジウムなども予定されているといいます。
たいぞーさん自身は、薬剤師国家試験を実務に生かすというテーマでセミナーを開くなどの活動をしています。
そのうえで、臨床とは違う視点から見たときに、国家試験や実務実習がどう分析されているのかを学びたいと考えています。
大学の教育的な面で見た時に、薬剤師国家試験とか実務実習というのがどういう風に分析されているのか、どういう風に大学の教員の先生とか学生たちの目には映っているのかということなんかを学び知れたら。
AI活用や旧知の先生との交流も楽しみに
この学会では、AIやデータサイエンスに関する研究も行われているといいます。
たいぞーさんは臨床現場でのAI活用を考えているそうで、教育分野でのAI活用がどう考えられているのかも楽しみにしています。
また、プログラムには、自身が大学で学んでいた頃に見かけた名前の先生も見られるといいます。そうした人と会い、情報交換できることも楽しみだと語っています。
学んだことは今後の放送で届けたいとし、教育をより良くする活動が行われていることを知ってほしいと呼びかけています。
薬学生・薬剤師向けの2つの告知
放送の最後に、2つのイベントが告知されました。
1つ目は、9月26日の土曜日に開催される学生向けオンラインイベント「トライコン」です。
学生が現場の薬剤師と一緒に症例検討を行い、薬剤師が患者を見るときに何を考え、どう介入しているかを肌で感じられる内容だといいます。参加費は無料です。
大学で学ぶ意義や、それが現場でどう生きるのかを知ることで、大学での学び方も変わるきっかけになるかもしれないと話しています。
2つ目は、10月25日の日曜日に兵庫県姫路市で開かれる、日本在宅薬学会のバイタルサイン講習会です。
薬剤師としてもっと患者に関わりたいけれど、その一歩が踏み出せずにもやもや悩んでいる人に向けたものだといいます。
バイタルサインを通して、薬学の専門性を現場で患者さんに届ける、医療の中に薬学を届けるということを実践する、その一歩を踏み出すセミナーとなっています。
この講習会は残り3枠の限られた枠で、申し込みは概要欄からとされています。
まとめ
臨床畑を歩んできた薬剤師が、初めて教育系の学会に参加する前の思いを語った回でした。違う分野の視点から国家試験や実務実習を見つめ直し、その学びを自身の活動や社内教育に生かそうとする姿勢が語られました。
- たいぞーさんは、臨床系とは異なる第11回日本薬学教育学会大会に初めて参加する
- 人材育成室での実務実習指導スタッフの養成・育成の取り組みをポスター発表する
- 国家試験や実務実習が大学教育の視点でどう分析されているかを学びたいと考えている
- AI活用や旧知の先生との交流も楽しみにしている
- 学生向けイベント「トライコン」とバイタルサイン講習会の2つが告知された
