📝 エピソード概要
アソビュー代表の山野智久氏をゲストに迎えた後編では、創業から10年に及ぶ下積み時代、そしてコロナ禍で直面した「10億円の資金調達白紙」という絶体絶命の危機をどう乗り越えたかが語られます。論理を超えた「感情」による決断、雇用を守り抜くための独創的な手法、そして自身の愛娘との体験から確信した「遊び」の社会的意義など、一人の起業家が使命を見出すまでの軌跡に迫ります。
🎯 主要なトピック
- 「遊び」の領域を選んだ理由: 日本の成長産業として観光に着目し、リクルート時代の経験を活かした情報の非対称性の解消を目指した背景。
- 泥臭い営業と義理人情: サイトもない状態から一升瓶を手に提携先を開拓したエピソードと、商売の基本としての「缶コーヒー」の教え。
- コロナ禍での10億円白紙の衝撃: 売上がゼロになり、資金調達も立ち消えとなった未曾有の危機に対し、山野氏が下した究極の判断。
- 「雇用を守る」ためのとんち: 在籍出向という手法を使い、人件費を抑えつつ一人の解雇者も出さずに危機を乗り切った創造的解決策。
- リーダーの役割と文化作り: 「何が良いか」という基準はトップが示し、手法は現場に委ねる、ミッキーとウォルトを使い分ける組織論。
- 使命への確信: 娘とプールで過ごした瞬間に感じた幸福感から、なぜ「遊び」でなければならないのかという自身の原点。
💡 キーポイント
- 論理が通用しない時は感情に従う: 先が見えない極限状態では、損得勘定ではなく「自分はどうしたいか」という自己感情に向き合うことで、事業継続と雇用維持の決断を下した。
- 「お役に立ちたい」という顧客起点: ユーザーの人生が豊かになったストーリーを社内で共有し、褒め合うことで、手法論に依存しない強固な企業文化を構築している。
- 制約が創造性を生む: 「誰も解雇しない」という強い制約を設けたことで、在籍出向という新しい解決策(とんち)が生まれた。
- 「遊び」は人を優しくする: 効率やロジックだけでは測れない、心から「楽しい」と思える時間の提供こそが、社会の幸福度を高めると確信している。

