📝 エピソード概要
国内No.1登山アプリ「YAMAP」を運営する春山慶彦氏をゲストに迎え、東日本大震災(3.11)を契機とした起業への想いや、独自の社会観・冒険観を探る後編です。写真家時代の「編集」という視点がどう事業に活かされているのか、そして「地球とつながるよろこび」という新パーパスに込められた、人類と自然の未来に向けたビジョンが深く語られています。
🎯 主要なトピック
- 3.11からの「反転」: 震災と原発事故を経験し、表現ではなく事業を通じて社会にポジティブなインパクトを出す決意をした背景を語ります。
- 「見る力」の拡張としての事業: 雑誌『風の旅人』での経験から、写真家の仕事を「人間の見る力を広げること」と再定義し、それがYAMAPの着想に繋がったプロセスを明かします。
- 冒険ができる人の条件: 冒険や挑戦に必要なのは才能ではなく「帰る場所(セーフティネット)」があることだと説き、日本のベンチャー文化の課題を指摘します。
- 複数のコミュニティと「分人」: 複数の居場所を持つ重要性や、テクノロジーを用いた新しい価値流通による「インフラとしてのコミュニティ」の可能性を展望します。
- YAMAPの新パーパス: コロナ禍を経て、主語を「人類」に、舞台を「地球」に広げた新パーパス「地球とつながるよろこび」に込めた想いを語ります。
💡 キーポイント
- 人間の力は「反転する力」: 悲しみやつらい経験を笑いやプラスの価値に変えて乗り越えていくことが、人間の本質的な進化の力である。
- 「教養」とは人の心がわかること: 技術や表現の前に、社会がどう成り立ち、今の時代の人が何を求めているかを理解しようとする姿勢が事業には不可欠である。
- 自然の「住み分け」に学ぶ豊かさ: 競争ではなく、複層的な生態系を持つジャングルのように、人間も自分に合う場所へ自由に移動できる社会こそが豊かである。
- 「登山」の再定義: 登山をマニアックな活動から、チームビルディングや教育、心身の回復に資する「外の可能性」へと広げ、間口を拡張していく。

