結果発表、そしてここがスタート地点
今回はシリーズ「ハンターへの道」の結果発表回です。前回の放送でわな猟の試験を受け、二週間ほどで結果が出るという話をしていました。
結果は合格。ナカハラさんは「一安心」と話されています。
筆記試験はすでに結果が出ていて、そちらも通過していたそうです。落ちたのは一人二人ほどだったといい、合格率が高いのはそういうことなのだろう、と振り返っています。
届いて、「ああ、僕もうこれで一応ハンターなったで」っていう。
ただ、ライセンスを手にしたことをゴールとは考えていません。漫画『ハンターハンター』の言葉になぞらえて、ここがスタート地点だと話されています。
実際、まだ一度も獲ったことも、きちんと捌いたこともありません。資格を得ただけで、本番はこれからだと語られています。
なぜハンターを目指したのか
興味を持ち始めたのは二、三年前ごろから。それまではテクノロジー中心の仕事をしてきたそうです。
動画制作やオンラインでの編集、動画編集の講師など、基本的にパソコンをメインにした働き方でした。
そんな中でふと感じたのが、自分の弱さだったといいます。
今の出来ることに寄っている。もっと言うと、お金稼ぎだけにこの生活委ねてるな、っていう。
現代社会での強さはお金を稼ぐことなのかもしれない。でも、たとえば地震のような何かが起きたとき、自分はすごく無力だと感じた、と話されています。
四十を超えて筋トレにハマる人が周りに多いことにも触れています。肉体的な手応えを求め始める年なのだろう、という見立てです。
ただ、ナカハラさん自身は筋トレが苦手で続かないそうです。一方でランニングや散歩、日々のライフスタイルを見直すことは好きだといいます。
強さを求めたくなる時期は、人のアルゴリズム的に共通してあるのかもしれない、と語りつつ、たどり着いたのが「自然と共に生きる」ことへの興味でした。
調べたり、実際に猟師さんの家へ泊まりに行って手伝ったりする中で、今年「やってみよう」とふと思い立ったそうです。思い立つと動くタイプで、申し込みから試験、そして合格まで一気に進みました。
第一の目標は「天然のプロテイン」
合格して、これから何がしたいのか。その中身も具体的になってきているといいます。
第一のステップは、自分で獲ったものを自分で食べること。自分でハントしたタンパク質を摂取するという発想です。
天然のプロテインですよね、言ったら。
料理はこれまでほとんどしてこず、包丁もろくに使えないそうです。それでも何か作ってみたいという気持ちはあったといいます。
ボーンブロススープを自分で作りたい
そこで出会った、というより思い出したのがボーンブロススープでした。
簡単に言うと鶏白湯スープのようなもので、牛の骨を煮込んだものなどさまざまな種類があります。それを自分の獲ったもので作ってみたい、というのが第二のステップです。獲るのはおそらく鹿になるだろうと話されています。
なぜボーンブロスなのか。骨を八時間ほど煮込んで煮出したスープには、タンパク質とコラーゲンが豊富に含まれているからだといいます。
それを味噌汁のような感覚で日々飲むことで、タンパク質とコラーゲンを毎日補給できる。肌にもよく、胃腸にも優しいため、断食の回復食としてもよく使われる、と説明されています。
ナカハラさん自身、たくさん食べられるタイプではないそうです。わざわざ肉を焼かなくても気軽にタンパク質を取れる点に魅力を感じたといいます。
実際に、神戸から西宮・尼崎あたりにあるボーンブロスの専門店を訪ねて話を聞いたそうです。
そこでイノシシ、シカ、ウシ、カモやアイガモなど五、六種類を買って飲み比べたといいます。
味は基本的に素朴。専門店も天然志向で、あえて味付けをせず素材そのものの旨味を感じてほしいという考えだったそうです。
味欲しい方は塩とか入れるべき。いい塩入れると余計にいい。
沖縄の塩や岩塩のようないい塩を入れれば、ミネラルもさらに追加できる。そうした飲み方もいいと話されています。
もう一つ作ってみたいのが鹿のジャーキーです。ビーフジャーキーのように美味しく、保存食にもなる点がいいといいます。
移住も視野に、実技はこれから
まずは実際に罠を仕掛けて、捕って、捌くところの練習です。この秋以降に猟期が始まるため、経験できればと考えているそうです。
それに伴い、今は都会に住んでいるものの、田舎への移住も考えているといいます。候補はあるものの、まだ決まっていないとのことです。
この番組を聴いている人の多くは健康情報を求めている、とナカハラさんは自覚しています。それでもハンターの話を続けるのは、バラエティ感覚で自分の変遷を知ってもらう方がいいと考えているからです。
チャンネルを健康とハンターで分けようかと一瞬考えたものの、これも含めて自分だから、と一つにまとめる選択をしたと語られています。
これが僕ですし、これを楽しんでいただける方が聞いてくれたらいいな。
AIが発展する中で人としての意味が問われている今だからこそ、いろいろなことをやる「ごった煮」な姿勢を大切にしたい、という思いもにじみます。
これからの発信について
今後は実技編に入っていくといいます。日頃は健康情報を伝えている番組ですが、自分で獲って、健康的なものを作って、自分で食べるという営みも、ナカハラさんの中では健康なのだと話されています。
配信頻度についても触れています。現在はこの番組に加え、サイケデリック療法をテーマにした番組も並行し、週二〜三回のペースだそうです。
始めた当初は毎日配信し、勉強した内容を出しては喋り、ブログ化するという負荷の高い運用でした。今はそこまでではなくなったそうです。
今後はがっつりした勉強系を週に一、二回入れつつ、作っているヘルスケアアプリの話や日々の話題も織り交ぜたいといいます。うまくいけば週四、五回の発信も目指せそうだと語られています。
理想は毎日更新ですが、他にやるべきこともあるため無理はしない方針です。マイペースが好きなので、できる範囲でやっていくと話されています。
まとめ
わな猟の狩猟免許に合格したナカハラさんの番外編でした。テクノロジー漬けの生活に感じた弱さから自然と共に生きることへ関心が向き、「自分で獲って食べる健康」という新しいテーマへ踏み出そうとしています。
- わな猟の狩猟免許に合格。ただし本人は「ここがスタート地点」と位置づけている
- ハンターを目指した背景には、お金稼ぎに委ねた生活への弱さの自覚と、自然と共に生きることへの興味がある
- 第一の目標は自分で獲ったタンパク質を食べること。鹿のボーンブロススープや鹿ジャーキー作りを構想している
- 実技はこの秋以降の猟期から。田舎への移住も視野に入れている
- 健康とハンターの話を分けず、「これも含めて自分」として発信を続けていく方針
