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バク然らいぶらり前回に引き続き、シェア型書店「えにしの本屋」店主・えにしが登場。
今回は、ハマナカ、どてらい、えにしの3人が、それぞれの「オレライブラリ」から本を持ち寄る。
『暇と退屈の倫理学』、『オーデュボンの祈り』、『すべてがFになる』、『NEXUS 情報の人類史』、『ローカル女子の遠吠え』、『シドニアの騎士』。
哲学書、小説、人類史、4コマ漫画、SF漫画。
並んだ本はばらばらなのに、話していくうちに、それぞれの興味や思考の根っこが見えてくる。
本はただ読むだけのものではない。
読んだ人の頭の中に入り込み、人格の一部になり、世界を見るための道具になる。
そして、本を紹介し合うことは、互いの内なる本棚を少しだけ交換することなのかもしれない。
今日もお聴き流しください。
【目次】
【要約】
00:00:00 オレライブラリを持ち寄ろう
今回は、ハマナカ、どてらい、えにしの3人が、それぞれ自分を構成してきた本を持ち寄る読書交換会。
本を紹介し合いながら、その人が何に惹かれ、どんな考え方を身につけてきたのかを探っていく。
00:01:38 暇と退屈の倫理学
えにしが最初に紹介したのは、國分功一郎『暇と退屈の倫理学』。
暇とは何か、退屈とはどういう状態なのか。哲学の話から、定住と遊牧、狩猟民と農耕民、人類史や生活様式へと広がっていく。
00:08:09 オーデュボンの祈りと、物書きの入口
どてらいが紹介するのは、伊坂幸太郎『オーデュボンの祈り』。
逃亡中の男が不思議な島へたどり着き、喋るカカシが殺される物語。どてらいにとっては、初めて自分から読んだ活字本であり、物書きになる手前にある大事な入口だった。
00:17:01 すべてがFになると、天才の描き方
ハマナカが紹介したのは、森博嗣『四季 春』。
天才女性博士・真賀田四季を中心に、ミステリーとSF的思考が交差する作品。良い本を読むと、その世界で過ごした時間や登場人物の考え方を、自分の中に持ち帰ることがある。
00:23:47 本を読む時、脳では何が起きているのか
えにしは、ピーター・メンデルサンド『本を読むときに何が起きているのか』にも触れる。
文字を読んでいるだけなのに、私たちは風景を見て、声を聞き、世界を想像する。読書とは、自分の中で世界を立ち上げる行為なのかもしれない。
00:27:01 NEXUSと、情報の人類史
えにしの次の選書は、ユヴァル・ノア・ハラリ『NEXUS 情報の人類史』。
人類は情報をどう扱い、共有し、操作しながら社会を作ってきたのか。真実、情報、現実、力。物語の共有が共同体を生むという視点にも話が広がる。
00:35:35 歴史を大きな物語として読む
話はジャレド・ダイヤモンド『銃・病原菌・鉄』へ。
文明の差を人種ではなく、地理、家畜、病原菌、鉄といった条件から捉え直す視点に触れる。本は、長い歴史の中で現在地を見るための大きな視点を与えてくれる。
00:40:12 ローカル女子の遠吠えと、ご当地漫画の力
どてらいが紹介する漫画は、瀬戸口みづき『ローカル女子の遠吠え』。
静岡を舞台に、地元あるあるや地域ネタをシニカルかつ軽やかに描く4コマ漫画。限られたコマ数の言葉選びとツッコミ、地域の空気感。ご当地漫画は、案外すごい観光メディアなのかもしれない。
00:50:21 シドニアの騎士と、技術が暴走した世界
ハマナカが持ってきた漫画は、弐瓶勉『シドニアの騎士』。
巨大な宇宙船で旅をする人類と異星生命体ガウナの戦いを描くSF作品。メカ、都市、配管、巨大構造物の描写から、技術が進みすぎた世界の奥行きが立ち上がる。
01:00:00 未来の中に残る日本と、まだ読みたい本たち
終盤は、小川一水のSF作品や『日本三国』、『エヴァンゲリオン』の世界観へ。
遠い未来や宇宙を舞台にしていても、味噌汁、稲作、日本語名の少女が出てくる。過去と未来、ローカルとグローバルが混ざり合い、話せば話すほど読みたい本が増えていく。
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