
バク然らいぶらり漠然とは何か。今回は、その根っこに切り込む当書を携えて、めとろが乗り込んできた。漠然を言葉にすればするほど、漠然は逃げていく。だがしかし、逃がさないために言葉にする、という手もあるらしい。コーヒーの品種、修学旅行の帰り道、夜中の豚骨ラーメン(=ドギルティ)、そして「東京ドームは花開くのか」。あれこれ転がしているうちに、話はなぜか「人ってめっちゃ孤独ですよね」へ。漠然を突き詰めた先で、待っていたのは孤独だった。そして番組は、思いがけず11人目のマイスターを迎えることになる。今日もお聴き流しください。
【目次】
【要約】
00:00:00 漠然とは何かを問う漠然
ゲストのめとろが「漠然とは何かを問う漠然」という当書を携えて乗り込む。深めるほど漠然が増していく題材を、という初手からレベルの高いメタな問いで幕が開く。
00:03:52 コア漠然を探して
言語化できる部分を剥がしていくと、最後に残るのが「コア漠然」。はっきりさせる作業の先に、はっきりしないものが見えてくる。矛盾しているようで、たぶんそういうものなのだ。
00:07:14 身体で味わう漠然
恋愛、音楽、ダンスやジャズのセッション。言葉を返さず体の動きだけで交わすやり取りこそ、一番漠然としたコミュニケーションなのかもしれない。
00:13:25 ネガティブ漠然は根に持つ
ポジティブな漠然は生で味わい、言葉にしたくない。一方ネガティブ漠然は、同じ失敗を繰り返さないよう執念深く記録する。扱いが逆になるのが面白い。
00:20:50 漠然はMP3である
言葉は主観的感覚を圧縮したパッケージ。完全再現はできないが一部は伝わる。「東京ドーム」のような固有名詞ですら、解釈しだいで漠然になりうる。
00:27:49 ドギルティという発明
夜中の豚骨ラーメンの罪悪感+幸福感=ドギルティ。漠然に名前をつけると伝わる。マジレスで説明はできるが、その上に乗った感覚こそが漠然なのだ。
00:38:15 漠然の果ての孤独
突き詰めると、人は誰とも完全には共有できない=孤独。乗り越えるものではなく、受け入れ寄り添うもの。話は次回「孤独論」へ持ち越しに。
00:44:32 一級漠然マイスター、飛び級合格
実は今回は試験。投書が筆記、収録が技能試験。めとろは10級を飛ばして一級に飛び級合格。記念すべき11人目、しかもゾロ目。
【漠然なる気付き】
【本日の漠然マイスター】
ハマナカ
紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営。漠然スタイルは「神降ろし」。研究家気質で、他人の漠然感の分析に余念がない。
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どてらい
物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。漠然スタイルは「イタコ」。自分を単なる容れ物と考えているイカれた男。
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めとろ
某出版社の編集部員。DJとしての顔も持ち、音楽活動はライフワーク。思慮深く熟考を重ねるが、根は素直。漠然スタイルは「疑問」。漠然とは何かという根幹に切り込む、なかなかの逸材。本日、一級漠然マイスターに飛び級合格。
【インフォメーション】
もとむ! 投書(メール)職人!
ぼんやり言葉にできない言葉を投書箱へ。漠然マイスターが番組内で言葉にします。
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