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「どんな車が欲しいですか?」と聞かれて、「かっこいい車です」と返ってきたら。さて、売り手はそこからどこまで話を進められるでしょうか。
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今回のテーマは、会話の「精度」です。きっかけは昨日の現場でした。こどもの様子を「最近どうですか?」と尋ねて、返ってきたのが「問題ありません」の一言。
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忘れ物がないのか、指示が聞こえているのか、片付けまでしてくれているのか。中身が見えないから、こちらが2個も3個も質問を重ねることになる。
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しかも本人には悪気も自覚もないんですよね。相手が一段上がってくれる会話と、こちらが登った分しか進まない会話——その差を、梯子のイメージで話してみました。
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もうひとつ、ここ数年ずっと考えてきた当事者団体の話にもつなげています。「学校しんどいよね」「私もしんどかった」で共感が成立すると、しんどさの中身(人間関係なのか、通学の体力なのか)には誰も触れないまま終わってしまう。
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2軍同士だけで練習してもクオリティが上がりにくいように、同質性の高い場は安心できる反面、言葉の解像度を磨く機会が少ないのかもしれない。
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逆に、トラブルを起こした少年に「何があったの?」「どう感じたの?」と事実と認知を分けて聞き続けたら、こちらの質問がその子の思考回路になっていった経験も話しています。
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具体的に語る習慣は、どこで身につくのか。あなたの「かっこいい」の中身は何でしょうか。
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