記事ができると、章ごとの要約と、聴きどころへ飛べる目次がここに並びます。いまは音声で聴けます。
「今日、楽しかった?」と聞いて、「楽しかったです」と返ってきたとき。あなたなら、その次の一言をどうしますか?
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放デイの現場で、つまらなそうに過ごしていたこどもに、先生が最後にそう尋ねた場面がありました。想定していた答えは「つまらなかった」だろうと思います。
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ところが返ってきたのは「楽しかったです」。そこで「本当に?」と重ねて、「楽しくなかった」と言わせてしまう——
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気持ちは分かるんです。ただ、これだと相手からすれば「欲しい答えを言わされた」ことになっちゃうんですよね。僕はこのやり取りを、コミュニケーションはキャッチボールというより、ピッチングに近いという話で考えてみました。
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三振を取るつもりで内角低めに投げても、相手が待っていたなら次の球は変える。狙う結論そのものも、ゴロ、フォアボールと、建設的に妥協しながら変えていっていい。
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不登校の朝の声かけも、「やる気あんのか」という質問も同じで、イエスでもノーでも、そこから事態が好転する一言を持ってから聞くのがマナーだと思うんです。
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三振は諦めても、試合には勝つ。決め打ちが楽なのは分かるので、麻雀で大負けする僕自身の話も添えています。
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前半では、こどもたちの生活圏にある言葉だけが次々出てくる、ご当地タイピングゲームをAIと一緒に作った気づきも話しました。
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ターゲットが極端に狭いからこそ、こどもは喜ぶし、広告もなく、地域ごとに横展開もできる。速さより正確さを大事にする設計にした理由も、少年院での経験からお話ししています。
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返ってきた言葉を、あなたは「次の一球の入り口」として受け取れているでしょうか。
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へいなかって何者? ▶ 公認心理師・元法務教官/放デイ指導員/スクールカウンセラー → https://lit.link/heinaka
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