天下一品の翌朝とむくみクイズ
話は、なかせこさんが久しぶりに天下一品に行った翌朝から始まります。
うれしのさんもあのドロッとしたスープが大好きだと語り、卵のような味わいをクラムチャウダーにたとえていました。
行った次の日は、まあ案の定顔パンパンでさ。顔むくみ散らかしてて。やっぱりあの中毒性のあるスープを飲み干したんがまずかったな。
なかせこさんは、普段ラーメンでスープを飲み干すことはないものの、天一だけは誘惑に勝てないと話します。
冒頭ではむくみクイズも出題されました。「一番むくみにくい食べ物」の正解はスイカ、「むくみやすい季節」の正解は夏でした。
夏は暑さで血管が広がり、活動量が落ち、冷房の効いた部屋で座りっぱなしになり、塩分の多い食事を好むなど、むくみやすい条件が重なるためだと説明されています。
夏は暑いので血管が広がります。あとは暑さで活動量が落ちたり、冷房の効いた部屋で長時間座ったり、塩分の多い食事を好むので、むくみやすい条件がたくさん重なっているのが夏です。
むくみとは何か、そして太ることとの関係
むくみは医学的には「浮腫」と呼ばれ、英語ではedemaといいます。
これは細胞と細胞の間のスペースに、通常よりも余分な水分が溜まった状態を指します。
番組では、むくみをチェックする簡単なテストが紹介されました。すねの骨の脇の筋肉部分を親指で5秒間押し、離した跡がすぐ戻れば問題なし、ボコッと凹みが残ればむくみのサインです。
むくんでなければ押した跡が比較的すぐに戻ってくるけど、指を離してもボコッと凹みが残る場合は、これがむくみのサインの一つ。
なかせこさんは、強くむくんでいる場合は砂場に親指を入れて抜いたように、輪郭まで指の形のまま残ると表現します。
寝起きの枕の跡やマスクの紐の線、靴下の跡がなかなか取れないことも、すべてむくみのサインだといいます。
気になる「太ることとむくみの関係」については、関係があると整理されました。
一晩で1kg増えたような場合、それは脂肪ではなく水分や未消化の食べ物であることが多いと説明されます。
さらに肥満そのものが静脈やリンパの流れに影響し、活動量も減るため、太っている方がむくみやすい条件が重なるとされています。
むくみの4大原因
ここからは、むくみの4つの主な原因が解説されます。
水が出すぎる
長時間の立ち仕事や座りっぱなしで静脈の圧力が上がり、毛細血管から水分が染み出す
水を引き止める力が弱い
肝臓や腎臓の病気、栄養不足などで水分を保てなくなる
排水管が詰まる
リンパの流れが悪い、リンパに腫瘍があるなど排水機能がうまくいかない
4つ目は、そもそも体が水を捨てられないケースです。
心不全や腎臓が非常に悪い状態になると、思うように排泄ができず、むくみが起こると説明されています。
薬の影響もあり、特に高血圧の人が飲む降圧薬の一種が挙げられました。
血液が入ってくる側の動脈が広がっても、出ていく側が同じように広がるとは限らず、そこで水が滞って毛細血管の圧力が上がり、染み出すことがあるといいます。
理由が一個じゃないから、むくんだら水を飲むのを控えるとか、そういう単純な話ではないんよね。
なお、この回は「科学系ポッドキャストの日」の共通テーマ「水」に参加した回でもあり、二人は途中でそのことを思い出す場面もありました。
病院に行った方がいいむくみのサイン
むくみ自体は病気ではないものの、むくみ方によっては病院に行った方がよい場合があると強調されます。
むくみ自体は病気じゃないんやけど、むくみ方を見てて、あ、これ病院行った方がいいんちゃうかなっていうようなやつもあるんですよ。
見つけやすいサインの一つが、右と左の比較です。片足だけがむくんでいる場合、その側だけ物理的に排水がうまくいっていない可能性があるといいます。
痛み、赤み、熱っぽさといった炎症のような症状が同時に起こることもあり、左右で明らかにむくみの差がある場合は受診のサインだとされています。
もう一つは、むくみと同時に別の症状が起こる場合です。息苦しい、おしっこが出ない、お腹が張る、体重が突然大きく増えるといった状態は良くない兆候だといいます。
薬の副作用が疑われる場合も、自己判断で勝手にやめるのは良くないと注意されています。
なかせこさんは、親戚がリンパ節を手術で取った後のむくみが非常に強かった例を挙げ、リンパ管が排水管として大きな役割を果たしていることを実感したと話します。
一方で、腹水のようにお腹の空洞に水が溜まるものは、細胞と細胞の間に溜まるむくみとは別のものだと整理されています。
着圧ソックス・マッサージ・デトックス茶は効くのか
むくむと、人はつい解消のためにいろいろなものを買ってしまいます。番組では3つの手段が取り上げられました。
1つ目の着圧ソックスは、医学的にも使われる圧迫療法で、特に足の静脈が原因のむくみには有効だとされます。
着圧ソックスはちゃんと医学的にも使います。これはガチです。
ただし、足の静脈の血流に大きな問題がある人など、強い圧迫が良くない人もいるため、不安な場合は専門家に相談してから買った方がよいとされています。
市販の着圧ソックスは昼用がきつめ、夜用が緩めに作られています。うれしのさんは、昼は立ったり座ったりで重力が下に働く一方、夜は横になって水が流れやすくなるためだと説明しました。
2つ目のマッサージも、むくみの種類によっては専門的な手技が行われますが、やってはいけない人や状況を理解した人に限るとされています。
マッサージで水分が動いても、むくみの原因そのものが解決したとは限らない、という点が繰り返し強調されました。
リンパが原因のむくみには、専門的なリンパドレナージュが治療管理の一部として使われることがあり、エステのリンパ流しと医療としての管理を同じものとして捉えることはできないと整理されています。
デトックス茶の毒素とこんにゃくの話
3つ目はデトックス茶やサプリです。うれしのさんは名前だけで効かないと感じていると話します。
パッケージによくある「余分な水分と毒素を排出」という表現について、なかせこさんは疑問を投げかけます。
毒素は肝臓さんと腎臓さんが主にやってくれてるので、お前は引っ込んでろって感じなの。
おしっこが増えれば水は出ますが、むくみは単に体に水が多すぎるだけの話ではありません。
血管から水が出すぎているのか、水を引き止められないのか、リンパが詰まっているのか、排泄できていないのか。原因を無視してとにかく水を出すのは、下剤のようなものだと表現されました。
一方で、こんにゃくについては効果が認められています。こんにゃくに含まれる不溶性の食物繊維が、いらないものを絡め取って一緒に排出してくれるためです。
話は、こんにゃく料理が食べ放題の「こんにゃくパーク」の思い出にも広がり、細い白滝で作った焼きそばやこんにゃくの天ぷらが美味しかったと語られました。
まとめ
むくみは不快で、なんとかしたくなるものですが、本来人間の体は上手に水分をコントロールできるはずです。だからこそ、むくんでいるときは「なぜ水がそこにあるのか」という原因に目を向けることが大切だと語られました。
- むくみは細胞の間に余分な水分が溜まった状態で、原因は「水が出すぎる」「引き止められない」「排水が詰まる」「捨てられない」の4つに大きく分けられる
- 左右のむくみの差や、息苦しさ・体重の急増などが伴う場合は、病院に行った方がよいサイン
- 着圧ソックスは医学的にも使われるが、強い圧迫が良くない人もいるため不安なら専門家に相談する
- デトックス茶の「毒素排出」は疑わしく、毒素処理は主に肝臓と腎臓が担っている
- マッサージやお茶で水分を動かしても、むくみの原因そのものが解決するとは限らない
