ピーター・ティールは「思想家」になったのか?
この回はOffTopicの「ピーター・ティールが見る世界観」のパート2です。冒頭では、11月1日に開催予定のイベントについて告知があり、事前アンケートに想定以上の質問が集まったことが紹介されました。
本題に入る前に、宮武さんは草野さんに、ピーター・ティールの印象が昔と今で変わったかを尋ねます。草野さんの答えは、思想家としての色が濃くなったというものでした。
(ピーター・ティールは)テック以外のものも含めて、いろんな業界横断して、結構未来を予想したり描いて実現していくっていうことに、すごくエネルギッシュな方だなっていう風なイメージは前より増したような気がします。
一方で宮武さんは、ピーター・ティールの強みを「現状を読み取る能力」に見ています。未来は予想でしかない一方、自分が生きている今を外から客観的に見るのは意外と難しい、という指摘です。
未来って予想ベースのものだけしかないので、それが当たる当たらないっていうのはいろいろあるんですけど、意外と難しいのって現状を読み取る能力だと思うんですよ。
宮武さんによれば、現状を正しく読み取れれば、後々何が起きるかもより読みやすくなります。ピーター・ティールはそれが非常にうまく、近年はそれがより分かりやすく見えるようになった、というのが宮武さんの見方です。
SNSをやらない人物の、絞り込まれた発信
草野さんは、ピーター・ティールのメディアへの出方も元からうまいと話します。スタートアップ業界で「もっと情報発信を」という波があった時期にも、彼は自分流を貫き、限られた情報を適切なタイミングで出してきたといいます。
出す、どこに出すか、いつ出すか、誰に向けて出すかみたいなのがめっちゃうまい人だなっていう。
宮武さんは、ピーター・ティールがSNSをやらず、登壇や本の執筆で発信している点に注目します。受け手が自分から情報を求めに行く必要があるため、すでに彼に興味を持つ人へ自然にフィルタリングされる、という仕組みです。
ただし宮武さんは、この手法は実績があるからこそ成立すると付け加えます。フォロワーゼロの人が同じことをしても見つけてもらえないだけで、業界のトップ層が彼を追っているからできる、と草野さんも応じました。
Googleより先に見るべき独占はどこか
最初のテーマは、ピーター・ティールがビッグテックをどう見ているかです。彼は昔から、Googleが大きくなりすぎてイノベーションしていないと指摘してきました。
宮武さんの説明では、Googleは2002年ごろにMicrosoftとYahoo!を抜いて検索市場を制し、その後20年以上本気の競合が出ていません。ピーター・ティールの主張は、Googleは自分たちのポジションを守っているだけで、ブレイクスルー的なプロダクトを作れていないというものです。
一方でピーター・ティールは、FTC ── アメリカ連邦取引委員会。独占禁止法の執行や消費者保護を担う連邦政府の独立機関ですのリナ・カーン委員長がGoogleの分割など独占を止めようとしている動きには疑問を示しています。仮にGoogleが違法な独占をしていたとしても、先に見るべき領域が他にある、というのが彼の指摘です。
その「他の領域」とは、テック以外の古い経済圏です。宮武さんは例として、スーパーに多くのブランドが並んでいても、裏のサプライヤーは5社ほどしかいない食品業界や、銀行、地方の病院を挙げました。
さらに飛行機メーカーも挙げられます。現在はボーイングとエアバスしかおらず、ボーイングの現状も市場を独占していることと関係しているのではないか、という見方です。
Google、Googleでいろいろ課題はあるものの、古い経済圏ほどは悪くはないですっていうことを彼は言ってますね。
スマホではなく、100年前の地下鉄が問題?
ピーター・ティールは、スマホやSNSの中毒性を理由にテックが批判される状況についても、テックがスケープゴート化されやすいと見ています。宮武さんは、彼の印象的な指摘を紹介しました。
100パーセントテックに責任を持たせるのはおかしいですと。もちろん10パーとか20パーセントぐらいの責任を負うべきかもしれないんですけど、
そもそもiPhoneをずっと見ながら、100年以上前から作られてる地下鉄の中でいること自体がおかしいんじゃないかっていうのが彼の指摘ですね。
ピーター・ティールの問題意識は、なぜスマホやインターネットの領域だけが前に進み、地下鉄や家やビルのような物理的な世界が進んでいないのか、という点にあります。新しいものを作れない時代になっていることこそ、イノベーションしにくい環境の表れだという考えです。
草野さんが彼の理想の世界を尋ねると、宮武さんは、寿命が150歳や200歳まで延び、どこでもドアのように世界中へすぐ行けるような、SF映画で描かれる世界だろうと答えます。
草野さんは、インターネット以外のバイオや医療、ハードウェアの領域で加速しないのはおかしい、という話だと整理しました。宮武さんはビルを例に、ここ100年以上画期的なイノベーションがないこと、SpaceXのロケットによる火星移住のような新しい技術が必要だと補足しています。
なぜ発明家は報われないのか
新しいものを作るには発明する人が必要です。宮武さんは、イノベーションの歴史を振り返ると、発明家やクリエイターのほとんどが、自分が生んだ価値を自分のものにできていない、というピーター・ティールの指摘を紹介します。
ピーター・ティールによれば、起業家として成功するには2つの条件があります。まず世界にとって価値があるものを作ること、そしてその価値の何パーセントかを自分の取り分として得ることです。
発明家は1つ目の条件は満たしていても、2つ目の取り分がゼロであることが多い、というのがこの話の核心です。宮武さんは、飛行機を発明したライト兄弟が航空業界のシェアを何も得ていないことを例に挙げました。
イギリスの産業革命 ── 18世紀後半からイギリスで始まった、機械化と工場制による生産の大変革。綿工業や蒸気機関の普及が経済と社会を大きく変えましたでも、工場の発展で生産性が何十年も年7〜10%上がり続けたのに、資本を持っていたのは工場のオーナーではなく貴族だった、と宮武さんは説明します。
その中でソフトウェア業界は、創業者という発明家がゼロではない取り分を得られる、かなり珍しいカテゴリーです。だからこそソフトウェアに金銭的な価値がつき、多くの人がソフトウェア業界をより重要だと勘違いしてしまう、とピーター・ティールは考えています。
そこに対して金銭的に恩恵がないからこそ、そこに行かずにソフトウェア業界に行ってしまう人が多くなったっていうところが、多分ピーター・ティールさんの1つの考え方ですね。
宮武さんは、相対性理論を考えたアインシュタインがビリオネアになったわけではないことにも触れます。ピーター・ティールは、基盤的な研究をする科学者がお金儲けをしてはいけないような風潮を良くないと見ています。
リバタリアンのピーター・ティールも、基礎研究には政府がお金を出すべきだという立場です。ただ実際の政府は短期的に人々のためになるものにインセンティブが働き、結局誰も基盤リサーチをやらないことに不満を抱いている、と宮武さんは説明しました。
「サイエンス」と名のつくものを疑え
宮武さんは、ピーター・ティールの「鉄板ネタ」も紹介します。環境問題は英語で「climate science」とも呼ばれますが、彼はこの話題を振られると、教科名に「サイエンス」という単語が入っているものは疑うべきだと答えるといいます。
ピーター・ティールの説明では、本物の科学には「サイエンス」という言葉が付いていません。物理は「physics」、化学は「chemistry」、生物学は「biology」で、電気工学も「electric engineering」です。
物理、化学、生物学、電気工学。ハーバードでも州立大学でも教わる内容は同じ
社会科学、政治学(political science)など。どの学校に行くかで教わる内容が変わる
草野さんが「なんで?」と驚くと、宮武さんは、英語圏では当たり前すぎて疑おうと思わなかったと答えます。宮武さん自身、大学時代から政治学を「political science」と呼んでいたそうです。
ピーター・ティールは、コンピューターサイエンスも昔は数学や電気工学より格下に見られ、そのコンプレックスから「サイエンス」と名乗るようになったと主張しています。ただし宮武さんは、気候科学の中身自体は彼も概ね正しいと認めており、問題視しているのは「全部がサイエンスだ」と語ることだと補足しました。
環境運動は「原始人に戻る科学」なのか
ピーター・ティールは、サイエンスの名の下で動くムーブメントが多いことも懸念しています。宮武さんは、共産主義やナチスもサイエンスを掲げてムーブメントを起こした部分があったと紹介しました。
環境問題について彼が問題にするのは、運動の中に「正しいと思うサイエンスと正しく思わないサイエンス」が存在することです。例えば彼は原子力発電所も検討すべきだと考えていますが、過激なリベラル層は十分研究しないまま「絶対NG」とする、と宮武さんは説明します。
でも結局それってその科学を使って結局あの原始人に戻るっていう。
宮武さんによれば、こうした運動の行き着く先は「自転車に乗れ」「飛行機にも車にも乗るな」という主張になりがちで、ピーター・ティールはそれを本当にサイエンスなのかと問うています。
ウォーキズムは「枠の少なさ」から生まれた?
サイエンスの話に関連するムーブメントとして、宮武さんはウォーキズム ── 社会的不公正や差別への「目覚め(woke)」を重視する考え方や運動。アメリカでは政治的な対立軸として語られることが多い言葉ですを取り上げます。ピーター・ティールはこれを好ましく思っていない一方、ムーブメント自体はかなりしっかり観察しているといいます。
ピーター・ティールの見立てでは、wokenessは業界やエコシステムが成長していないことへの不満から生まれています。宮武さんはこれを、大学院の就職を例に説明しました。
枠が少ない
10人の大学院生に対して、採用は1人だけ
戦い合いになる
1つの枠をめぐって競争が激しくなる
キャンセルで勝つ
誰かの差別発言やセクハラを指摘すれば、ライバルが脱落する
全員がキャンセルされうる
希少性のある世界では、これがどんどん続いていく
草野さんは、アメリカの陪審員を題材にしたモキュメンタリーコメディで、選ばれたくない人が「私は人種差別者です」と言って外れようとする場面を見たと話し、場の空気が少し和らぎます。
ピーター・ティールは、wokenessには思ったほどイデオロギーがなく、経済的に見れば競争環境を自分に有利にするための手段でもあると考えています。解決策は、採用枠が10人中1人ではなく5人になるような経済成長です。
枠を増やす。
枠を増やす。まあ、生産性が上がっていれば、より多くの人たちがより採用されて、よりどんどん経済が発展していくっていうところですね。
政府を「悪魔」と見る信仰と、アポカリプスの意味
宮武さんは、ピーター・ティールの言葉遣いへのこだわりや、本や宗教論が混ざり合う思考の面白さにも触れます。彼はキリスト教徒で、そのリバタリアン的な考えも信仰と関係している部分があるといいます。
ピーター・ティールが出す例は、サタンがキリストに「自分を崇拝すれば世界の王国を与える」と持ちかける場面です。彼はこれを現実と重ね、多くの人が政府を神のように見ているが、中身は悪魔的なものが多いのではないかと語っています。
そのアポカリプスっていう言葉ってあると思うんですけど、あれってギリシャ語だとベールを取ることなんですよ。
ピーター・ティールの考えでは、まずベールを取って問題を可視化し、魔法から解かれることで初めて壊せるようになり、壊せれば新しいものを作れます。宮武さんは、彼がトランプ氏を支持したのもそのためで、本人はそれが失敗だったと言っていると紹介しました。
草野さんに意見を求められた宮武さんは、メディアなどに変な形で信頼を置いている部分はあり、ある意味正しいと答えます。ただ全部を疑うのは非常に大変で、映画『インセプション』のように自分の人生まで疑いかねないとも付け加えました。
やっぱりまあスタートアップと似たように、なんかそういう革命を起こすには、なんか誰も見えない秘密を握らないといけない。
スタート地点の平等か、結果の平等か
草野さんは、ウォーキズムの人たちも何かを変えようとしている点では近いのではないかと問いかけます。宮武さんは、ウォーキズムも革命的ではあるものの、今は過激派が方向性を握り、新しいものを生んでいないとピーター・ティールは見ていると答えました。
宮武さんは、ピーター・ティールがスタンフォード時代に『The Diversity Myth』という本を書き、ダイバーシティを掲げながら矛盾がある点を指摘してきたことにも触れます。彼から見ると、ただキャンセルし次の加害者を探しているだけに映る、という説明です。
宮武さん自身の推測として、元のウォーキズムはスタート地点を平等にしようとする正しい意図だったが、ここ5年ほどで最終結果を平等にする方向へシフトした、という整理が示されます。
スタート地点をイコールにする。全員がいい教育を得られるようにする
最終結果をイコールにする。進んだ子向けの授業をなくすことも起きる
宮武さんは実例として、カリフォルニアで優秀な子向けの授業が「人種的にイコールではない」という理由で廃止されたことを挙げ、個人的には間違っていると述べました。
これがピーター・ティールの考えとつながるのは、テクノロジーの性質です。テクノロジーは全員が同じように使えるが、結果はイコールにならず、むしろ差を広げるため、結果の平等を求める考え方とは相いれません。その延長で「全員自転車に乗ればいい」という発想が出てくる、というのが宮武さんの解釈です。
空飛ぶ車はなぜまだ来ないのか
話は冒頭の空飛ぶ車に戻ります。ドラえもんやスター・ウォーズなど、未来像には空飛ぶ車がよく登場しますが、プロトタイプはあっても、その未来には全然近づいていません。
1つの説明は時間の問題です。宮武さんによれば、車が発明されたのは1885年ごろで、ヘンリー・フォードが低コストでマス向けに作れるようになるまで40年かかりました。
しかしピーター・ティールは、時間や経済的な理由だけではないと見ています。Founders Fund ── ピーター・ティールらが設立したシリコンバレーのベンチャーキャピタル。SpaceXなどへの投資で知られていますには「空飛ぶ車が欲しかったのに、手に入ったのは140文字だった」という有名なスローガンがあり、彼のリバタリアン的な見方では、これは規制の問題です。
宮武さんは、車業界ではイノベーションが遅いながらも起きていると説明します。GMのEV1はほとんど売れず、ドキュメンタリー『Who Killed the Electric Car?』では「需要がない」と結論づけられましたが、Teslaは市場を変えました。
草野さんから需要について問われると、宮武さんは、Teslaは新技術を作ったのではなく既存技術をうまく組み合わせ、良い車を低コストで作ったと答えます。アップマーケットからダウンマーケットへ進む戦略や、何年も赤字を覚悟して投資できたかどうかの差も大きかったといいます。
規制の順番だけでイノベーションの速度が変わる?
飛行機業界は、効率化はあっても車ほど変わっていません。宮武さんは理由の1つとして、規制とその執行の仕方を挙げます。
安全要件を満たせば新デザインを事前確認なしで出せ、問題があれば後からリコールや罰金
デザインを変える前にFAAの許可が必要で、ものによっては10年以上かかる
同じルールであっても、同じ法律であっても、その執行する順番だけ変えると、イノベーションの速度ってすごい変わるんですよね。
宮武さんはインセンティブの違いを説明します。最終許可を出すFAA ── アメリカ連邦航空局。航空機の安全基準や型式証明、航空交通管制などを担う政府機関ですは事実上全責任を負うため、より時間をかけます。その結果、想定外の画期的なデザインほどテスト方法から議論が始まり、何十年もかかりかねません。
草野さんは、命が関わるからこそ責任の所在は大事な問題だと指摘し、株を持つことで責任感が増す場合も、責任がないから自由にできる場合もあると話します。宮武さんも、責任の置き場所による副次的効果は十分研究されていない面白いテーマだと応じました。
車業界では会社が全責任を負い、画期的なことをすぐ出せる代わりに、失敗すれば会社が潰れます。一方で飛行機業界は誰が責任を持つのかが曖昧で、政府のリソース不足から、安全確認の一部をボーイングの従業員が担うこともあるといいます。
座席なし1ドルフライトは常識外れか
草野さんが飛行機問題の答えを尋ねると、宮武さんは、ピーター・ティールは明確な答えを出していないものの、車業界のような仕組みに近づけ、エアバスとボーイングの2社しかない市場にスタートアップが入れるよう規制を緩めるべきだと言うだろう、と推測します。
草野さんは、ぎゅうぎゅう詰めの乗客が小さな画面で映画を見ながら空を飛ぶ姿を想像して「何なんだ」と思ってしまうと話します。宮武さんも、ニューヨークから東京へ5時間ほどで行きたいと応じました。
宮武さんが紹介したのは、格安航空会社ライアンエアのCEOの案です。後方の座席をなくして電車のように立って乗る形にし、1時間のフライトなら1ドルで売れば多くの人を乗せられ、経済的にもサステナビリティ ── 環境・社会・経済を長期的に持続可能な形で保つという考え方ですの面でもよい、という主張でした。
宮武さんは、こうしたアイデアは今の常識では安全面で絶対に許可されないと指摘します。それでも超音速機を作るスタートアップがユナイテッド航空と提携するなどの動きもあり、飛行機業界はあくまで一例だと位置づけました。
イノベーション減速への答え、未来は作るもの
最後に宮武さんは、ピーター・ティールが10年以上前から語る「イノベーションは減速している」という話が、今後も減速し続けるという意味ではないことを強調します。チャンスはある、というのが彼の立場です。
減速の理由として「簡単なアイデアはもう全部取られた」という仮説がありますが、ピーター・ティールはそれを否定します。彼が挙げるのは、規制問題やカルチャーシフトによって、社会がリスクを取らない体制になったことです。
草野さんが、なぜ政治家にならないのかと尋ねると、宮武さんは、政治家になると多くの人にお金を出せなくなるため、外から多くの人を支援するほうが影響力を持てると考えているのではないかと推測しました。
ピーター・ティールは「未来は明るいか暗いか」と聞かれると、問いの前提から疑います。究極の悲観主義は「何をしても意味がない」に、究極の楽観主義は「何もしなくていい」に行き着き、どちらも怠け者の考え方だというのです。
世界は滅びるのだから、何をやっても意味がない
うまくいくと決まっているから、何もしなくていい
なんで、未来を予想したいのであれば、それを作るべき、自分で作るべきだっていうのが最終結論です。
草野さんはこれを占いに例え、運命が決まっていると考えるのではなく「今のお前次第だから切り開け」という話だとまとめます。宮武さんは、このアドバイスは全員に向けたものではあっても実際に動くのは限られた人であり、その人たちが未来を見せるからこそ追随する人が出てくる、と補足しました。
草野さんは「過激だけど引き込まれる話」と締めくくり、次回もピーター・ティールの話が続くことが予告されました。
まとめ
ピーター・ティールは、ソフトウェア以外の物理的な世界で進歩が止まっている原因を、古い経済圏の独占、発明家が報われない構造、「サイエンス」の名を借りた運動、結果の平等を求める風潮、そして規制のあり方に見ています。それでも彼は減速を運命とは考えず、限られた人が行動して未来を作ることを求めています。
- ピーター・ティールは、Googleよりも食品・病院・航空機などテック以外の独占を先に問題視すべきだと考えている
- 発明家は価値を生んでも取り分がゼロになりがちで、それが人材をソフトウェア業界へ偏らせていると指摘する
- ウォーキズムは採用枠の少なさなど成長の停滞から生まれたもので、解決には経済成長による枠の拡大が必要だと見ている
- 車の事後規制と飛行機の事前許可の違いのように、規制を執行する順番だけでイノベーションの速度は大きく変わる
- 極端な悲観も楽観も行動をなくす考え方であり、未来は予想するより自分で作るべきだというのが彼の結論




