📝 エピソード概要
2019年に予定されているUberやLyftをはじめとした、米国の超大型テックIPO(新規株式公開)の見通しを解説するエピソードです。各社のビジネスモデルの違いや赤字上場の背景、米国の経済・政治状況がIPOに与える影響について深掘りします。時価総額が1兆円を超える「デカコーン」企業の上場ラッシュが、市場にどのような変化をもたらすのかを詳しく紐解きます。
🎯 主要なトピック
- 2019年のIPOトレンド: Uber、Lyft、Airbnb、Slackなど、歴史的な規模のデカコーン企業が続々と上場を控えている現状を解説。
- UberとLyftの比較: 米国特化で急成長するLyftと、多角化しグローバル展開するUberの戦略や財務状況の違いを分析。
- 上場タイミングの背景: 2019年後半の米経済悪化への懸念から、多くの企業が前半の上場を目指している理由を説明。
- M&AからIPOへ: 企業規模が巨大化しすぎて買収可能な企業がいなくなった結果、IPOが唯一の選択肢(Exit)となっている現状。
- 主幹事獲得の裏話: モルガン・スタンレーのトップバンカーがUberの運転手を経験するなど、投資銀行による熾烈な主幹事争いの内幕。
- 政府閉鎖の影響: 米国政府機関の一部閉鎖により、SEC(証券取引委員会)の業務が停滞し、IPO準備が遅延するリスクを指摘。
- 今後の成長戦略: トラック輸送の自動運転化や、既存プレイヤーを脅かすUberEatsの急成長など、上場後の展望を議論。
💡 キーポイント
- 巨大すぎて買収できない: Airbnbの時価総額はホテル最大手のマリオットに匹敵し、既存企業による買収が困難な規模に達している。
- 投資銀行の執念: モルガン・スタンレーは、Uber専用ファンドの設立やロイヤリティの提示により、ゴールドマン・サックスとの主幹事争いに勝利した。
- モバイルファーストの優位性: UberEatsの成功要因は若年層の支持にあり、デスクトップ中心の既存競合(Grubhub等)を塗り替えている。
- IPO市場の二極化: 超大型案件に投資資金や注目が集中することで、中規模スタートアップのIPOが埋没してしまう懸念がある。
