📝 エピソード概要
2018年のUSテック業界を揺るがしたニュースをランキング形式で振り返るエピソードの前半戦です。第10位から第6位まで、TikTokの台頭やフェイクニュースの裏側、Facebook傘下企業の創業者離脱、大型IPOの動向、そして電動スクーターの急普及といった5つのトピックを深掘りします。当時の業界トレンドが、その後のテックシーンにどのような影響を与えたのかを、VCの視点から分かりやすく解説しています。
🎯 主要なトピック
- 動画アプリの流行(第10位): TikTokの台頭やクイズアプリHQ、IGTVの登場により、モバイルに最適化した「縦型動画(バーティカルビデオ)」への注目が急速に高まりました。
- フェイクニュースの深刻化(第9位): 2016年米大統領選へのロシアによる組織的な介入実態が発覚。SNSを用いた5年間に及ぶプロパガンダが社会に与えた甚大な影響を考察します。
- Facebookの人事問題(第8位): InstagramやWhatsAppの創業者が相次いで退社。親会社との方針対立や、買収後の独立性維持およびカルチャー統合の難しさが浮き彫りになりました。
- 大型M&AとIPO(第7位): Dropboxの上場やIBMによるRedHatの巨額買収など、Exit市場が活況。上場までの期間の長期化や、ユタ州(シリコン・スロープス)の台頭が注目されました。
- 波乱の電動スクーター競争(第6位): LimeやBirdが街中を席巻。ラストワンマイルの移動手段を巡る覇権争いと、都市部での規制や安全性の問題を議論します。
💡 キーポイント
- モバイル特化のコンテンツ制作: InstagramやNetflixの試みなど、スマートフォンの持ち方に合わせた「縦型」の映像制作が、次世代のエンタメの標準になりつつあった。
- M&Aにおける「独立性」の維持: Instagram創業者の退社に象徴されるように、買収された企業が独自のビジョンを保ち続けることの難しさと、親会社とのガバナンス(統治)の重要性。
- Exitまでの期間の長期化: 資金調達環境の充実により、テック企業が上場するまでにかかる期間が以前の約7年から10年以上へと延びている。
- プラットフォームの責任と限界: ロシアによる情報操作のように、SNSのターゲティング広告や投稿が、現実世界の投票行動にまで直接的な悪影響を及ぼしたという事実。
