📝 エピソード概要
本エピソードでは、インターネットの黎明期から現代のWeb2.0、そして次世代の「Web3」への進化を歴史的・構造的な視点で深掘りします。巨大プラットフォーム(GAFA)が支配し、利益追求とユーザー利益が矛盾し始めたWeb2.0の限界を指摘。Web3の本質を「ユーザーが所有権を持つインターネット」と定義し、トークンやブロックチェーンがどのようにビジネスモデルやクリエイターエコノミーを再構築するのか、ゲーム業界の事例を交えて詳しく解説しています。
🎯 主要なトピック
- インターネット進化の4つのフェーズ: Web1.0の「読む」時代から、2.0の「読み書き」とモバイル普及、そして2012年以降のビッグテックによる独占までの流れを整理します。
- Web2.0の構造的課題: プラットフォームが成長しすぎた結果、株主への利益還元が優先され、クリエイターやユーザーから搾取する構造(高い手数料等)に陥った現状を分析します。
- Web3とオーナーシップ: トークンを「インターネット上の所有権」と定義。中央集権的なプラットフォームに依存せず、ユーザーが自らのデータや資産を管理する仕組みを説明します。
- Web2.5という中間領域: ShopifyやSubstackのように、プラットフォームの力を借りつつも、クリエイターへの還元率を高めるモデルの重要性を説きます。
- ゲームとWeb3の親和性: Axie Infinityなどの事例から、売上ではなく「ゲーム内GDP」を最大化する新しい経済圏や、Play-to-Earnによるユーザー獲得の変革を語ります。
- 今後の展望と日本のチャンス: Web3はグローバルで同時にスタートしており、かつてのモバイル革命以上に、日本を含む世界中の起業家にチャンスがあることを強調します。
💡 キーポイント
- "Don't be evil" から "Can't be evil" へ: Web2.0の「悪(イボ)になるな」という性善説の標語に対し、Web3はプロトコル(コード)によって「悪になれない」仕組みを構築します。
- デジタル・リュックサック(ウォレット): 特定のアプリにデータを預けるのではなく、ユーザーが「リュックサック」に資産を入れて各サービスを自由に渡り歩くのがWeb3のユーザー体験です。
- ユーザー獲得コスト(CAC)の逆転: 所有権を持つユーザー自身がエバンジェリスト化するため、多額の広告費を払わなくてもネットワークが自律的に成長する可能性を秘めています。
- 金融商品からプロダクトの時代へ: 投機的な盛り上がりの裏で、EpicやRiotなどのトップゲームクリエイターがWeb3領域へ流入しており、今後実用的なプロダクトが爆発的に増えるフェーズに入ります。

