なでしこリーグ審査を通過できなかったクラブの現在地
番組冒頭では、パーソナリティのよしだりょうと森田みきが、先週出たなでしこリーグ審査の結果に触れました。
結果は、福岡Jアンクラスの審査通過ならず。選手やフロントスタッフ、ファン・サポーターが目標に向けて取り組んできたことを間近で見てきた分、厳しい現実だと話されています。
よしだは、なでしこリーグ参加そのものが最終目標ではないと語ります。
クラブとして成長していく中で、なでしこリーグの参加ができるようになる。本当の大きな目標はそこじゃないと思うんです。
森田も、審査の理由は明かされていないとしつつ、クラブとして成長することに尽きると応じました。
地域にとってどういう存在になるのか、サッカー界にとってどういう存在になるのか。そこをまず考えながらやっていきたいと思いました。
気持ちを切り替え、また一からという姿勢で、二人は引き続きの応援を呼びかけています。
デュアルキャリアで大忙し。教習所と仕事に追われる日常
ここからは森田みきが宮脇ゆりあ選手にインタビュー。まずは練習後の慌ただしい日常から話が始まりました。
練習が終わるとすぐに仕事へ向かうという宮脇選手。お弁当を食べる時間もままならないほどの忙しさだと話します。
お弁当はタッパーに入れて詰めて帰ってます。家で時間ある時は食べて、ない時はちょこっとだけ食べていきます。
忙しさの背景には、通っていた自動車学校もありました。卒業検定を終え、この収録の明後日には筆記試験を控えているといいます。
仕事を早く終わらせないといけないから、自動車学校。そんな感じでした。三ヶ月間くらい。
仮免や本免に向けた効果測定に四回合格してきたため、内容はだいたい頭に入っていて、あとは家でもう少し勉強するだけだと手応えを語りました。
免許を取ったら行きたい場所。車と夢の話
18歳の宮脇選手。免許が取れたら車を買う予定だと話します。
家の近くが狭いから、対向車来たら大変だし、乗りやすくてぶつからないような、普通のアクアとか。車が欲しいです。
大きすぎず小さすぎない、乗りやすい普通車が希望だそう。話題は、車で行きたい場所へと広がっていきます。
夜景とか海沿い走ったり、リラックスできる場所行きたいです。
一方で、今の毎日には遊ぶ時間もほとんどないといいます。帰ってご飯を食べ、お風呂に入ると、すぐに寝る時間が来てしまうという多忙な生活が続いているようです。
鳥かごで泣いた原点。男子チームで続けたサッカー
話題はサッカーを始めた原点へ。福岡出身の宮脇選手は、小学校三年生のときに近くのチーム、FCジーク福岡に入りました。
それまでは遊びでサッカーをしていたものの、チラシをもらって行ってみたいと思ったことがきっかけだったといいます。
ただ、最初は人見知りで、練習に馴染めなかったと振り返ります。
最初は人見知りで、鳥かごの時にめっちゃ泣いちゃったんですけど。周り男の子ばっかりで、一緒に行った(母)に泣きつきに行きました。
小学校でも中学校でも、宮脇選手は男子チームに所属。女子は自分を入れて二人という環境が続きました。それでも続けられたのは、サッカーが楽しかったからだと話します。
保育園の時に先生に上手いって言われてたらしくて、小学校の時から走って帰って公園でサッカーして、休み時間も全部サッカーみたいな感じでした。
静岡・藤枝順心高校での日々と怪我との闘い
中学時代、宮脇選手は着実に頭角を現していきます。小学校からトレセンに入り、中学二年生のときにはナショナルトレセンまで到達しました。
中一の時、仲いいトレセンの子たちだけ九州トレセンに選ばれて、自分だけ選ばれなくて。それが悔しくて、中二の時にナショナルトレセンまで行きました。
高校は、静岡の藤枝順心高校へ。日本一の実績を持つ強豪校で、寮生活を送りました。
ただ、高校時代は膝の怪我に苦しみます。一年生で半月板を痛めて以降、手術を重ね、思うようにプレーできない時期が続いたといいます。
女子校での人間関係や、常に競争が続く環境について、宮脇選手は率直に語りました。
女子校でいろいろ人間関係も大変だったし、サッカーも全部競争だからきつい時の方が多かったけど、まあ今に生きてるのかなって思います。
地元へ、恩返しのために。アンクラスを選んだ理由
高校卒業後、宮脇選手は迷わずアンクラスへ。大学進学も悩んだそうですが、サッカーに専念したい気持ちが決め手になったと話します。
チームを選んだ背景には、北九州出身という地元への思いがありました。
静岡に行って結構遠かったから、親とかにも会えなかったし、近くで恩返ししたいなって思って帰ってきました。
その恩返しはまだこれからだと、宮脇選手は前を向きます。
これからいっぱい活躍してゴール決めて、自分の点でチームを勝たせられるようになりたいです。
怪我が多かった分、体づくりへの意識も強く持っています。
素顔の宮脇ゆりあ。温泉、カラオケ、そしてチームの仲間
サッカー以外の素顔も垣間見えました。趣味は温泉で、一人で行くこともあるほど好きだといいます。
温泉結構好きです。一人で行ったりもしてたから好きです。あとカラオケは高校の時にめっちゃ行ってました。
カラオケでは清水翔太などを歌うそう。男性の声の方が合うと話す宮脇選手に、森田は「ハスキーな感じの声もいいですね」と応じました。
チーム内では、同級生でトレセンでも一緒だった新藤まなか選手らと仲良くしているといいます。
最後に、今シーズンの目標を聞きました。
今シーズンはまず復帰して、怪我なく楽しく、自分の点で勝てるようにいっぱい努力していきたいと思います。
スタジオトーク。純真な18歳への期待と、残りわずかなホーム戦
インタビューを受けて、スタジオではよしだと森田が宮脇選手の魅力を語り合いました。
よしだは、事前情報を入れずに音声を聞き、その可愛らしい受け答えに驚いて年齢を確認したと明かします。
この可愛らしい受け答えと思って年齢見に行ったら、あ、そっか、18歳かってなって。寿司焼肉好きな食べ物って言ってくれるし、最高ですよね。
鳥かごで泣いた話も、二人にとっては30年以上前ですが、宮脇選手にとってはほんの10年ほど前の記憶。中学二年でナショナルトレセンに届いた実力に、男子の中で鍛えられた強さを感じたと話します。
そして、教習所の話にも後日談が。ブログや直接の会話で、無事に免許が取れたことを確認できたそうです。
嫌いな勉強を、ちゃんと勉強頑張ったんですね。
二人は、怪我を治して活躍する姿への期待を口にしました。
バキバキに点取ってもらって、得点で輝いてほしいですね。楽しみな選手ですね、これからが。
番組後半では、残りの試合日程も紹介されました。中断期間を1位通過で終え、再開後のホーム戦は9月20日の東海大付属福岡高校戦から。宇美町のスタジアムで行われます。
残り四試合のうちホーム戦は二試合のみ。観戦は無料で、キッチンカーも多く出る予定だといいます。
よしだと森田は、審査結果に選手たちがショックを受けているという話にも触れ、スタジアムをサポーターで埋め尽くして後押ししてほしいと呼びかけました。
まとめ
18歳の宮脇ゆりあ選手は、鳥かごで泣いた原点から、男子チームや強豪校での競争、そして度重なる怪我を乗り越えてきました。デュアルキャリアで多忙な日々を送りながらも、地元への恩返しを胸に、復帰と活躍を目指しています。
- 宮脇選手は練習後すぐ仕事に向かうデュアルキャリアで、教習所にも通う多忙な日々を送っていた
- サッカーの原点は小学校三年生。男子チームの鳥かごで泣いた人見知りの少女が、楽しさゆえに競技を続けた
- 中学二年でナショナルトレセン、高校は日本一の強豪・藤枝順心。膝の怪我と競争の日々を経験した
- 地元・北九州への恩返しを理由にアンクラスを選び、復帰して自分の得点でチームを勝たせることを目標に掲げている
- クラブはなでしこリーグ審査を通過できず、残りホーム戦は二試合のみ。番組は無料観戦での後押しを呼びかけた
