名乗りとランナーあるある「ノーパン事件」
キーワード紹介のあと、番組の名乗りから後編がスタートします。まずはこまちゃんの「大事件」ランナーあるあるから。
皆さん、今日も走ってますか?日本語はカタコト、走りはガチのサニーです。
こんにちは、リッツです。台日RunChatへようこそ。この番組は台湾人のサニーと日本人のリッツがマラソンをゆるく語るポッドキャストです。よろしくお願いします。
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ならないわ。あとは続いて、ランナーあるあるのコーナー。大事件のランナーあるあるについて教えてもらっていいですか?
ちょっとあるあるではないのかもしれないですけど、僕ね、目が悪いんですよ。マラソンのレースとかでスライドとか、よーとか、ナイスーとか言われても見えてないから、(誰もいないのに)手挙げたりとかも多いかもしれない。
誰かいたみたいな。
だから虚空に向かって走ってる、そんな状態。で、そんな時にインスタで繋がってたレジェンドランナー神谷さん。小松川、江東区にある公園のレースで初めて会いました。
インスタで繋がってて、アップしてる写真見ると多分近くで走ってる人だなとは分かったけど、まだ会ったことはなかった。で、そこのレースにいらっしゃった神谷さんに、自分がちょっと駆け寄って、本当に近くまで駆け寄って、「あ、神谷さん」って。
ノーパンだったんですよ。ノーパンで着替えてた。ちっちゃいタオルで。あのよくあるスポーツタオル。バスタオルじゃない。
もうちっちゃいやつですね。
最悪のタイミングでこれがまた。で、神谷さんも「え?誰?」「あ、駒井です」って絞り出すような声で、ちょっと恥じらいながら。
多分明日からもうインスタロックしちゃってる。
(自分が目が悪くて)突撃しちゃって。その後すごい空気悪かったですよね。しかも後からわかったんですけど、神谷さん大学の大先輩。レジェンドかつ大先輩。それ以来、神谷さんの言うことはもう基本絶対服従。
初海外レース・台北マラソンでのPB
続いて話題は、思い出に残っている大会へ。こまちゃんが初めての海外レースとして選んだのは、番組にちなんだ台北マラソンでした。
これはやっぱり台日RunChat、というわけで台北マラソン。海外で初めて、初海外レース。台北マラソン2025、12月ですね。
火災連を昨年の7月ぐらいから始めて、4ヶ月5ヶ月やった上での台北マラソン。3時間20分いったりきたりのやつが、初めてその壁を打ち破った。気温が20度前後で高い中だったけど、出したのが3時間13分31秒。
このレースね、リッツもサニーも、もんちゃんもいたし、マイマイもいたし。サニーツアーと勝手に自分が呼んでました。台北マラソン打ち上げに。台北マラソン走ってたら、知らない台湾人たちもいて、ほんとこの時はすごく元気もらって。
コース沿いにいたギャル服着た芳醇な台湾マダム。もうそれには癒されましたよね。サニーは知ってると思うけど、台湾三大宝珠。パイナップル、マンゴー、マダム。
知らない。強いな。
全部いただいちゃったレースですね。台湾ビールも35キロぐらいでありましたもんね。もう金ビール飲みながら、もういけるなとか思いながら。ペーサーも見えてたんで、確か3時間15分のペースについて行って、でもいけるなと思って。ちょうど4分35(秒ペース)で、最初から最後まで綺麗に走って。
あれはね、旅ランとして楽しいです。初めての人にとっては入りやすいレースかもしれないですね。ビールもちゃんとエントリーして出るし。
一番きつかった経験・スパルタンレースでの大怪我
一番きつかった経験を聞かれると、こまちゃんはつい最近の出来事を語り始めます。5月末のスパルタンレースでした。
これはですね、最近あった5月の末にあったスパルタンです。ドイツ村でね。これはつらかったなぁ。実は2年前のドイツ村のスパルタンレースでも出ようかなと思ったけど、ひよって出さなかった。
でも今年、インスタでつながってる方に「え?出ないんですか?」みたいな感じで背中叩かれて。10キロスーパーに出ようと思って、その方に押してもらってクリックして、あ、押しちゃったみたいな。エントリーフィー高かったんだけど。
エントリーした限りはトレーニングしなきゃと思って。その時すごいインスタのストーリーが懸垂の動画ばっかり。初マラソン走る時ぐらいは懸垂も3回ぐらいしかできなかったんで、成長を感じたっていうのはすごく良かった。
いざスタートしたら、ちょうど1キロちょっとで最初のオブスタ。セブンヒートっていう2メートルちょっとあるやつ。一発目、手をかけて登ろうとしたら登れなかったんです。高くて。懸垂しか練習してなかった。
スパルタン対策が懸垂。
2回目、手をかけて登れて。おっしゃみたいな。そこでバーンと飛び降りた。そしたらふくらはぎポキ。
壁、飛び降りたんですか?
飛び降りた。一個目ですよね。一個目だから、いや、これはやばい。いける。だけど、もう走れない。歩けない。もう痛すぎて。すぐ救護の人に、救護車呼んでもらって。
誰もDNFしてないみたいな、リタイアしてる人いないけど。上半身も体もピンピンの状態なんですよ。でももう右足動かない。救護車でスタートまで戻って、すぐ病院行って。聞いたらもう全治2ヶ月ですね。
結局2週間はほとんど歩けなくて。松葉杖ついて、そんな状態で。ちょっとさすがにきつかったですね。
まだ治療中ですか?
先週ぐらいからやっと走り出せるようになった。ちょうど全治2ヶ月。先生に言われたのは、その2ヶ月はもうがっつりインターバルとか、そういうのがまだかなっていう。
調子がいい時ほど気をつけて
大怪我をしたこまちゃんが、この経験から学んだことを語ります。それは、あるランナー仲間からの言葉でした。
やっぱそこで学んだのは、人の話はちゃんと聞くべきだなっていう。1週間前に同じ葛西ランナーズの先輩に「調子いい時ほど気をつけな」って言われてて。調子良くて、もう怖いもの知らずみたいな状態で。それが本当に怪我した直後は心に響いた。
走れない期間も、葛西ランナーズの練習には松葉杖つきながら行ってたんですよ。気が紛れるかなと思いつつ、もっと悔しくなって。でもそこでいっぱい声かけてもらって、すごくありがたかったし、勇気もらったし、インスタでもいっぱいメッセージもらって、本当に励みになって。
私も怪我の投稿見て、コメント数がガーッていって、やっぱりすごい人望があるというか。本当に皆さん愛されてるなと思うと、ちょっとしゅくしゅく泣いてましたよ。
悔しさと、心配かけてる自分がなんか申し訳ないなみたいな。何よりもその神谷さん。後から知ったんですけど、その陰でシクシク。それ聞いた時は本当にありがたくてありがたくて。
調子いい時は気をつけないといけないっていう、いいアドバイスですね。聞いてる側もちょっと気をつけようってなりました。
大会前のルーティンと「安全ピン事件」
大会前のルーティンを聞かれたこまちゃんですが、その答えは少し変わっていました。あえて「言い訳」を作ってしまうというのです。
大会前のルーティンなんですけど、海外とか地方出張をギリギリまで入れて、あえて自分の言い訳を作って。私、出張がちょっと多くて。昨年、大激震したのが水戸黄門マラソン。直前でアメリカ出張があって、ロングフライトで睡眠のリズムが崩れて、もう足が売り切れて。
水戸黄門マラソンでは35キロぐらいで、両足つって、前も後ろも腿がつって、伸ばせない。プルプルしてる。でもなんとかしなきゃと思って、ゼッケンついてた安全ピンを一つ取って、グサグサグサグサ。人の体って結構ピンが入るんだなみたいな。
そんな入っちゃうんですか。
神経を麻痺させるのがいいって、ネットで見たことがあって。検索すると安全ピン足つって検索したらいっぱい出るんですよ。ただ、先っちょだけ指で止めてチクチク刺すのが正しいやり方らしくて。僕みたいにグサグサって食い込ませるんじゃなくて。
安全ピンは安全じゃない。
その入れ方は真似しないでください。
でもなんか理解できるのは、ちょっと調子が悪い時こそ、さらに悪くしようとして。自分で理由を作っちゃうんだよね。
ランニングとは?親子でオリンピックの夢
番組の締めくくりに近づき、こまちゃんに「あなたにとってランニングとは」という問いが投げかけられます。その答えには、競泳選手の娘さんの存在がありました。
続いては、あなたにとってランニングとは?っていうところですかね。
私にとってランニングとは、娘のかっこいい背中に恥じない素敵な親父になるため。
逆ですね。普段はパパのかっこいい姿を見せたいみたいな。でも娘のかっこいい背中。
これね、娘がちょっとかっこよすぎて。今回大きな怪我しましたけど、怪我した瞬間は、今まで積み上げたものが完全にゼロになっちゃったなと思って、ほんと絶望して、走るのやめようかなって気が一瞬でも巡って。
でもそんな泥臭い挑戦を続けられるのは、そのかっこいい娘の存在。娘は競泳選手で、まだ小学校6年生ですけど、今小学生の中でもトップランカーいてですね、最終目標はやっぱオリンピック。
この前も全国大会で、当時5年生でバタフライで日本一になって。先々週も東京都選手権という一番大きな大会で、自由形でも1位になって、東京都の強化選手かつ代表選手にも選出されて。
小6ですか?そろそろ海外出る、15ぐらいもう出れちゃう。
早ければ中学生でオリンピック出る人もね。次のオリンピックがちょうどロスで2年後。まだ早いかなっていう。その次がオーストラリアのブリスベン、2032年、4年後なんで、娘がちょうど18歳くらい。そこが一つのターゲットになってくれたらなと。
で、さらに言うならば、自分もマラソンでね、まずはMGC出なきゃいけないですよ。親子でオリンピックの舞台に立つっていうのは、これ一つの大きな夢です。
安全ピンを本番組からプレゼントいたします。
今68(キロ)だから、あと20キロ痩せれば、1時間ぐらい(で走れる)。
1時間あればMGCの選手にはいけるいける。
まあそれぐらい、自分も諦めずに走り続けたいなと。僕たちには限られた人生っていうのはありますけど、まだまだ子供たちは未来あるし。
陸上連盟にも水泳連盟にも、センターポールに日の丸をっていうミッションがあるんですよ。オリンピックで一番高いところに日の丸を掲げようと。今ちょうど娘がそれになって必死で頑張ってくれてるのは、自分の中での人生の集大成だし。
たとえ自分がオリンピック無理だとしても、娘がゴールテープ切った時に国歌が流れた瞬間は、まあ号泣するでしょうね。だから怪我なんて、そんな大きな夢に向けたほんと通過点ですし。
夢は大きく、目標は小さく。これは自分の中で大事にしている言葉。娘にもそういう言葉をかけてます。
怪我でもちゃんと乗り越えたお父さんを見せるのが、多分できる一番だと思う。本当に素晴らしい。
目標は3時間5分。
目標が小さい。本当に小さい。
次回ゲストの推薦とエンディング
最後のゲストコーナーで、こまちゃんが次に番組へ呼びたいランナーを推薦します。
これはね、すごく悩んだんですよ。本当に誰がいいのかな?で、この方と初めて会ったのは台北マラソンで。少しお話して、すごく不思議な人だなって。聞けばいろんな大会も走って、この前なんとワールドメジャーズのシックススターズ達成されました。よっちさんです。
これは本当、我々のランニング原点の一つになるんですよね。
我々はよっち教っていう教えを守りながらやっているので。ということで、まだアポは取れてないんですよね。毎回同じですけど。一旦よっちさんに出演してみて聞いてみたいと思います。
では、こまちゃん、今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
個人的にインパクトが大きかったのは、調子がいい時ほど気をつけてっていう怪我のアドバイスと、あとは夢を大きく、目標は小さく。も素晴らしいですよね。
個人的に娘の話聞くと、私も娘がいるので、ちゃんとかっこいい親父を見せなきゃいけないっていうのが共感します。こけちゃった時こそ、神谷大先輩にも言われてるから、パワハラでも絶対サボらないで。
5分じゃダメですか?3時間5分ってダメですか?
まとめ
後編では、こまちゃんの爆笑エピソードから、絶好調のさなかで襲われた大怪我まで、山あり谷ありの体験が語られました。中心にあったのは、競泳でオリンピックを目指す娘さんの存在です。怪我をしても「通過点」と捉え、親子でオリンピックの舞台を夢見る姿に、リッツさんとサニーさんも心を動かされていました。
- 台北マラソンでは気温が高い中、3時間13分31秒でPBを更新し、初の海外レースを快走した
- スパルタンレースの1つ目の壁で飛び降りてふくらはぎを痛め、全治2ヶ月の大怪我を負った
- 「調子いい時ほど気をつけな」という仲間の言葉が、怪我の直後に強く心に響いた
- 競泳で日本一・都代表となった娘さんとともに、親子でオリンピックを目指すのが大きな夢
- 「夢は大きく、目標は小さく」を大切に、怪我も夢への通過点として走り続けている
