2ヶ月で200万円上がったビットコイン
前回ビットコインを話題にしてから数ヶ月、種市さんはついに買ってみようと決意しました。
ただ、偽アプリや情報を抜かれるといった不安もあり、二の足を踏んでいたようです。
何遍か「今度買おう」と思ったの。だけどもうどのアプリも、なんか偽物があるとか怖いじゃん。だからどうしようかなってすごい思ってて。でもこれ一緒に言いながら買うしかないなと思ったから連絡した。
そこで小畑さんに送ってもらったリンクからbitFlyerのアプリを入れ、免許証を使った本人確認まで済ませたところから話が始まります。
気になるのは価格です。小畑さんによれば、前回収録した6月頃は1ビットコインが約1500万円。それが今は約1700万円になっていました。
この間、僕ら収録した時って1500万だったんですよ。さっきマジで調べたらちょうど1500万ぐらいだった。
つまり2ヶ月ほどで200万円、率にして約13%上がった計算になります。
この瞬間の値上がりを煽らない理由
200万円上がったと聞くと「もっと上がってほしい」と前のめりになりがちです。ただ小畑さんは、その一瞬を切り取って煽るような言い方は避けたいと話します。
この瞬間を切り取って、この間1500万で今日1700万ですよっていう主張をあんましたくなくて。なぜならまた明日下がるかもしれないから。
仮に前回1500万円の時に15万円分だけ買っていたら、という具体的な話も出ました。
1ビットコインが約1500万円なので、0.01ビットコインなら約15万円。それが3ヶ月でプラス2万円ほどになっていた計算だと説明されます。
なんかそれ聞くと急に「おおっ」て感じになる。もうちょっと上がってほしいな。
この反応に小畑さんは「それはギャンブル」とやんわり釘を刺します。そんなに都合よく上がり続けるものは世の中にない、というスタンスです。
日本企業もビットコインを買い始めている
ここ数ヶ月のアップデートとして、ビットコインを保有する企業が増えている点が紹介されます。日本の企業も買い始めているそうです。
上場企業の場合は保有を公表する必要があり、日本で今一番多く持っているのはメタプラネットという会社だと語られます。
こうした企業は「ビットコイントレジャリー企業」と呼ばれ、ビットコインを買った結果、株価が大きく上がるケースもあると説明されました。
一方で、種市さんは「ANAやJAL、ソニー、グリコのような誰もが知る会社は買っているのか」と気になります。
今買ってる会社はまだ新しいもの好きだったり、かなり早いステージに入ってきてる会社なので、いわゆる東証一部上場企業とかはまだ多分入ってきてないと思うんですよね。
その背景には、以前話した税制の問題や、ビットコインそのものを扱うことの難しさがあると小畑さんは続けます。
初心者がつまずく「秘密鍵」の管理
種市さんが不安に感じていたのが、カード情報や個人情報を登録することでした。ここで小畑さんが、買い方と安全性を順を追って整理します。
まずアプリを入れ、個人情報を登録し、免許証で本人確認をする。ここまでが取引所の本人確認です。
次に、クレジットカードでは買わず、自分の銀行口座からbitFlyerの口座へお金を振り込みます。ATMやオンラインバンキングで入金できます。
これは安全だね。だってお金入れない限りは、最悪なんかあって10万円なくなるっていうことでしょ。他のところの被害はない。
入金した10万円でビットコインを買うと、その10万円分がビットコインに変わります。そのビットコインはブロックチェーン上にあります。
ここで重要になるのが「秘密鍵」です。ビットコインを動かすためのパスワードのようなもので、bitFlyerのような取引所が預かってくれています。
秘密鍵の管理がものすごく難しいんですよ。自分で鍵の管理をやろうと思えばできるんですけど、個人の人が。だけどそれも相当難しいんですよ。
盗まれてしまうとビットコインは基本的に取り戻せません。だからこそ、企業がビットコインを持とうとすると、この秘密鍵の管理が大きなテーマになるのだと説明されました。
下がると文句、上がると無言。人間心理の面白さ
話は、価格の上げ下げとどう付き合うかへ移ります。小畑さんは、価格を毎日見ていると気持ちが振り回されると語ります。
象徴的なのが、小畑さんの奥さんの例です。転職を機に10万円分ほど買ったものの、興味がなく一度もアプリを見ていないそうです。
僕の妻は全く見てないんで、しかもそんな大きい金額じゃないんで、たまに聞くんですよ「あれどうなったの?」って。「めちゃくちゃ上がってんだけど」みたいな。これが勝ちパターンですね。
逆に、価格を追い続けると「もうバブルだ、今売った方がいい」と何度も感じてしまうといいます。実際、小畑さんは大きな上げ下げを何度も繰り返し見てきたそうです。
種市さんは、これをロレックスやヴィンテージデニムに例えます。当時安く買えたものを持ち続けていれば、今は何倍にもなっていたという感覚です。
さらに小畑さんは、プールで会う人とのやり取りを紹介します。数万円だけ買った人が、下がるたびに毎週文句を言ってきたそうです。
「小畑君なんか下がってんだけど」みたいな。「いや、だから言ったじゃないですか」と。下がるかもしれない、中長期で見たら上がるかもって。
ところが久しぶりに会うと、価格が上がっているのに何も言ってこなかったそうです。
身銭を切るからこそ、自分ごとになる
最終的に種市さんは、まずは10万円ほど買ってみようという気持ちを固めます。日本円の価値が話題になる中で、外貨より試してみたい、という感覚です。
小畑さんも、目的次第としながら「身銭を切ると気になって勉強するようになる」点を大事にしていると話します。
買うと気になるじゃないですか。身銭を切るって結構大事かなと思ってて。そうすると気になるから、その観点だといいかなと。
種市さんも、いつまでも他人事にせず、自分で買ってみることに価値を感じたようです。
やっぱりいつまでたっても自分で身銭切ってないと、なんとなく他人事というか。本当に買ってみよう。
小畑さんは最後に、買ったらその時の価格を覚えておき、3ヶ月に一度くらい見てみるとよいと提案しました。無理に毎日追わない付き合い方をすすめています。
まとめ
ビットコインは2ヶ月で約200万円上がった一方、いつ下がってもおかしくないもの。だからこそ価格に一喜一憂せず、無理のない金額で身銭を切り、自分ごととして見ていく姿勢が語られた回でした。
- 前回1500万円だったビットコインは、約2ヶ月で1700万円ほどまで上がっていた
- 買い方は、アプリ登録・本人確認・銀行口座登録・入金・購入という流れになる
- 秘密鍵の管理が難しく、盗まれると取り戻せないため、取引所や企業も管理に苦労している
- 人は下がると文句を言い、上がると黙るという心理の面白さが語られた
- 少額でも身銭を切ると気になって勉強するようになり、投資が自分ごとになる
